トラックの架装で人気のパワーゲートとは。種類や特徴について解説

事業内容や用途に合った架装トラックを導入すれば、業務の効率化につながります。

しかし架装トラックといっても、どのような架装をすれば良いのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか。

ここではトラックの架装で特に人気の高い「パワーゲート」について、その種類や特徴を紹介します。

架装トラックの導入を検討されている事業者の方は参考にしてみてください。

 

トラックの架装で人気の高い「パワーゲート」とは

パワーゲート 

「パワーゲート(※1)」とはトラック荷台後部に取り付け、荷物の積み下ろし作業を省力化してくれる装置です。

プラットホーム(荷台)を、スイッチ1つで上げ下げすることができ、ガスボンベや大型什器等の人力で持ち上げることが困難な重量の荷物や、箱数が多く時間がかかってしまいそうな荷物の積み降ろし時に活躍します。

働くクルマの販売・製作・改良・修理に関する取り扱い車種は下記のページよりご覧いただけます。

取り扱い車種一覧

(※1)パワーゲートは、極東開発工業株式会社が商標登録している製品名です。

 

業務に合った架装トラックを。パワーゲートの種類とそれぞれの特徴について

次に、パワーゲートの種類とそれぞれの特徴について紹介します。

パワーゲートは垂直昇降式・スイング式(アーム式)の2種類の構造があります。

また、スイング式には、後部格納式・床下部格納式の2種類の格納方法があります。

構造2種類と格納方法2種類について、順番に特徴を説明していきます。

 

垂直式

パワーゲート

1つ目に紹介するのは垂直昇降式です。

垂直昇降式は、地面に対して垂直になっているレールに装着されたプラットホーム(荷台)を上下に動かすことにより、荷物を積み降ろしできるタイプです。

昇降時に揺れが少なく安定している点が特徴で、ガスボンベなどの安定性が悪く重心の高い荷物の昇降に適しています。

 

スイング式(アーム式)

パワーゲート

2つ目に紹介するのはスイング式(アーム式)です。

スイング式はトラックの荷台後部の床下に取り付けたアームを作動させ、プラットホーム(荷台)を動かします。

プラットホームを上下に昇降させるだけでなく、傾斜をつけてスロープ状のようにすることも可能です。

垂直昇降式と比べ、ゆっくり接地するので、重機をはじめとした機械類など重心の低い重量物に適しています。

プラットホームをスロープ状にできるので、車輪のついた荷物や台車での積み降ろしにも便利です。

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後部格納式

パワーゲート

スイング式のプラットホームの格納方法の1つとして後部格納式があります。

後部格納式は車両後部扉に張り付くように格納している仕様です。

プラットホーム全面が使えるので、より大きな荷物の昇降に最適です。

 

床下部格納式

パワーゲート

スイング式のプラットホームの格納方法のもう1つの方法として床下部格納式があります。

床下部格納式はプラットホームを車両ボディの床下に格納する仕様です。

パワーゲートを使用しないときは、後部扉を自由に開閉できる点がメリットです。

 

パワーゲートの付いた架装トラックで作業時間の短縮を目指しましょう!

今回はトラックの架装で人気のパワーゲートについて解説しました。

パワーゲートを取り付けることで運搬効率が高まり、作業時間の短縮に繋げることができます。

神奈川トヨタ自動車では、プラットホームの大きさを変更するなど、お客様の業務上の目的や用途に合わせて、特装・架装をおこなうことができます。

そのほかの特装・架装の導入事例は下記から確認できます。

特装・架装の導入事例

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