
フルモデルチェンジでついに登場!トヨタの新型アクアの特徴とは

デビューから約10年経った今でも、高い人気を誇るトヨタのコンパクトカー「アクア」。
トヨタ アクアは発売以来一度もフルモデルチェンジが行われてきませんでしたが、ついに先日、2代目となる新型が発売されました!
トヨタ アクアがどのように新しくなったのか気になる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、2021年7月にフルモデルチェンジされて全てが新しくなったトヨタの新型アクアの特徴について、旧型と比較しながらご紹介していきます!
【トヨタ】新型アクアの特徴を大解説!フルモデルチェンジ後の姿とは
今回はトヨタの新型アクアの特徴について5つご紹介していきます。
①より快適で使いやすい室内空間に

全長 | 全幅 | 全高 | ホイールベース | |
旧型アクア |
4,050mm | 1,695mm | 1,455mm | 2,550mm |
新型アクア | 4,050mm | 1,695mm | 1,485mm | 2,600mm |
トヨタの新型アクアのサイズについては、全長・全幅は旧型と等しくなっておりますが、全高は30mm高く、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は50mm長くなっております。
運転のしやすさと優れた操縦安定性を維持しながら、全高とホイールベースのみが旧型よりも伸びたことによって、これまでよりも後席にスペースが確保されました。
ゆとりができたことで後席でも乗り降りがしやすく、膝周りに余裕が感じられる設計になっていること、そして頭上空間が広くなったことで走行中もゆったりとくつろぐことができます。
このように、トヨタ アクアの新型モデルではコンパクトカーとしての良さはそのままで、「軽く、小さく、扱いやすく」というコンセプトのもと、旧型よりも快適で使いやすい室内空間が追求されています。
②視界が広がり、周辺を見渡しやすく

内外装においても、使いやすさ・運転のしやすさという点が追求されています。
例えば、右左折時にフロントピラーで周辺が見渡しづらく感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
トヨタの新型アクアではフロントピラーがスリムになって三角窓が拡大され、ドアミラーの位置が最適化されたことによって、右左折時に周辺を見渡しやすくなっています。
後方においても、ワイパーの停止位置を下げ、リヤガラス・リヤワイパーの払拭範囲も拡大したことによって、すっきり見渡しやすくなっているのが特徴です。
これだけ優れた視認性が確保されていれば、事故を未然に防ぐことにも繋がります。
他にも、バックドアの開口部が大きくなり、奥行き・幅ともに従来よりも広く確保されたことによって、大きな荷物も積み降ろしがしやすくなっているのもポイントです。
また、E-Four(電気式4WDシステム)には段差を抑えてほぼフラットになるデッキボードも標準装備されているため、さらに積み降ろしがしやすくなっています。
キャンプやアウトドアスポーツなど大きな荷物を運ぶ際にも便利と言えるでしょう。
③力強く安定感のある走り

運転性能ではいくつかの新たな要素が搭載されています。
まずアクアの新型モデルでは新開発した「バイポーラ型ニッケル水素電池」を搭載しています。
「バイポーラ型ニッケル水素電池」は、旧型アクアで搭載されていたニッケル水素電池に比べてコンパクトで約2倍のバッテリー出力を持つため、燃費の向上とともに電気だけでの走行可能速度域も拡大しています。
これにより街中の多くの場面でエンジンを使わずに走行することができ、環境にも配慮した走行を実現することができます。
さらに、トヨタ初となる「快感ペダル」を採用し、走行モードを「POWER+モード」に変えることで、アクセルペダルを緩めた時の減速度が強くなり、アクセルペダルのみで加減速の調整ができるようになります。
アクセルペダルとブレーキペダルの踏み変えの頻度を減らすことができるため、運転のしやすさを体感していただけること間違いなしです。
④ハイブリッド世界トップレベルの燃費性能

トヨタ アクアは旧型でも世界トップレベルの燃費性能を誇っていましたが、「バイポーラ型ニッケル水素電池」によって、新型モデルではさらに燃費性能がアップしています。
旧型アクア (WLTCモード) |
27.2km/L(G、S) 29.8km/L(L) |
新型アクア (WLTCモード) |
[2WD] 33.6km/L(Z、G) 34.6km/L(X) 35.8km/L(B) [E-Four] 30.0km/L(Z、G、X) 30.1km/L(B) |
このようにトヨタ アクアは世界トップクラスの低燃費とともに、力強さやアクセル操作へのレスポンスの良さが加えられるなど、様々な面で新しくなっています。
また、E-Fourであれば発進時や雪道などの滑りやすい路面でスムーズに4WD状態へ切り替わり、走行時に安定感を感じられるため、アウトドアなどによく出かけられる方にもおすすめです。
⑤安全装備も抜群

安全装備では、最新の「Toyota Safety Sense」が標準装備されています。
さらに、ボタン一つ押すだけで駐車操作をアシストしてくれる「アドバンストパーク」や、周囲を360℃監視して静止物への接触回避を支援してくれる「パーキングサポートブレーキ」、車線変更時や降車時の危険をお知らせしてくれる「ブラインドスポットモニター」などの、トヨタコンパクト車初の機能も備えられています。
また、アクセサリーコンセントが全車標準装備されており、災害などの非常時にも電気製品を使用したりスマホを充電したりできるため、緊急時に役立てることができます。
ガソリン満タンで約5.0日間(消費電力400W時)もち、ドアと窓を閉めたまま社外に電源コードを出せる外部給電アタッチメントによって、雨天時にも使用可能です。
フルモデルチェンジされたトヨタの新型アクアの魅力を誰よりも早く体感しよう!

今回はトヨタの新型アクアの5つの特徴について解説しましたが、新型アクアには本記事ではお伝えしきれなかった魅力的な部分がまだまだたくさんあります。
これまでも多くのユーザーに支持されてきたトヨタ アクアですが、新型が発売されたことによってより一層人気が高まるでしょう。
特に「低燃費な車を選びたい」「運転しやすい車が良い」という方におすすめですので、トヨタで車の買い替えをご検討の方はぜひ新型アクアの魅力を体感されてみてはいかがでしょうか。