Yaris Cupとは
Yaris Cupは歴史の長いヴィッツレースの後継レースとして2021年に開幕したレースデビューに適したワンメイクレースです。
ワンメイクレースとは、同じ車両、同じ条件でレースのことで、大がかりなクルマの改造をすることなく、アマチュアでもローコストでレースに参加して腕試しすることができます。
公認車両はマニュアル車だけではなくCVT車の設定もあるためAT限定免許でもレースデビューが可能です。
見るだけではなく、実際にレースに参加できる魅力あふれるレースが「Yaris Cup」です。
ワンメイクレースとは、同じ車両、同じ条件でレースのことで、大がかりなクルマの改造をすることなく、アマチュアでもローコストでレースに参加して腕試しすることができます。
公認車両はマニュアル車だけではなくCVT車の設定もあるためAT限定免許でもレースデビューが可能です。
見るだけではなく、実際にレースに参加できる魅力あふれるレースが「Yaris Cup」です。
YarisCup2023 レース結果
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2023年4月1日(土) 富士スピードウェイ
天候は薄曇り。
相馬選手と三浦選手はAライセンスを今年取得し、GRgarageMsaterOne東名川崎でのシミュレーター練習やレーシングコース走行練習(富士 SPW)、PARKトレーニングを重ね、今回初めての公式戦に挑みました。
【予選】
自分のベストタイムづくりに各選手が苦戦するなか、三浦選手は予選B組18位で決勝レース進出。
相馬選手もB組28位、CVTクラス決勝グリッド優先確保対象の5台にすべりこみ決勝レースの切符を手にしました。
【決勝】
三浦選手は36番グリッドからスタートしました。
コツコツとポジションをあげて27番手でフィニッシュ。総合順位26位となりました。
相馬選手は54番の最終グリッドからスタートしました。
CVT車を含めて4台を抜き50番手でフィニッシュ。総合順位49位となりました。
初戦にもかかわらず2台そろって決勝レースにすすみ、ペナルティを課せられることなく完走することができました。
さらに今年Aライセンスを取得した選手の中で最上位となった三浦選手が大会特別賞の「ルーキー賞」を受賞しました。
おめでとうございます!
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2023年4月1日(土) 富士スピードウェイ
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2023年4月23日(日) モビリティリゾートもてぎ
天候は晴れ(25.5℃)
三浦選手と乙津選手が参戦しました。両選手とも「モビリティリゾートもてぎ」での公式戦は初めての挑戦でした。
モビリティリゾートもてぎはブレーキングの激しいコーナーが多く、カーブでのスピード維持と立ち上げが難しいコースでした。
【予選】
三浦選手は練習タイムを2秒更新した記録を出し、B組8位で予選を通過。
乙津選手もCVTクラスで3番手、B組21位で予選を通過しました。
【決勝】
三浦戦車は16番グリッドからスタートしました。
抜きつ抜かれつ17位でフィニッシュしましたが、上位選手にペナルティがあり総合15位となり、シリーズポイントを獲得しました。
乙津選手は42番グリッドからスタートしました。
CVT車を含め6台を抜き総合36位でフィニッシュ、前方のCVT車選手を苦戦の末に抜きCVTクラス第2位となりました。
おめでとうございます!
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2023年4月23日(日) モビリティリゾートもてぎ
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2023年5月14日(日) スポーツランドSUGO
天気は曇り(25.5℃)
相馬選手と乙津選手が参戦しました。
相馬選手は前回のCVT車からMT車に搭乗車両を変更して、公式戦に初めての参加となります。
今回のコース幅は狭くランオフエリアが狭い分ドライバーのテクニックが求められ、練習走行においてもラップタイム短縮に苦労するコースでした。
【予選】
予選は2組(A/B)に分かれて開催(A 組23台/B組22台)、エントリー台数は48となり決勝出走枠は45台。
相馬選手はA組21位で決勝に進出、
乙津選手もB組18位で決勝に進出しました!
【決勝】
#20乙津選手は42番グリッドからスタート!35番手でフィニッシュしました。
一時は前方にいる#49CVTを捉え、CVTクラス優勝を仕掛けましたが前にでることができず、悔いが残るレースに・・・。
正式結果は上位ペナルティもあり総合34位(CVTクラス第2位)大会特別賞「ベストパフォーマンス賞」受賞。
#21相馬選手は35番グリッドからスタート!
10周目最終コーナーの土壇場で番狂わせがあり、33番手でチェッカーを受け正式結果は32位になりました。
途中 2~4周に SC(セーフティーカー)導入もあったなかでよく健闘していました。
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2023年5月14日(日) スポーツランドSUGO
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2023年6月18日(日) 十勝スピードウェイ
天気は曇りのち晴れ(気温22℃)
三浦選手と乙津選手が参戦しました。
トヨタモビリティ神奈川 Yaris としては初めての2ヒート(東日本シリーズ Rd.3&Rd.4 の1大会2レース制※)となる「十勝スピードウェイ」での競技に三浦選手と乙津選手が挑戦しました。
※1大会2レース制について
決勝グリッドの決定方法は予選結果により、第3戦のグリッドは1stタイムを、第4戦のグリッドは2ndタイムを基準として選抜されます。
【予選】
予選は2組(A/B)に分かれて開催(A 組21台/B組20台)、決勝枠は36台
三浦選手、乙津選手ともにA組で出場しました。
#21三浦選手
1stタイム 10位 01’46.031
2ndタイム 13位 01’46.456
#20乙津選手
1stタイム 9位 01’46.012
2ndタイム 7位 01’46.048
【決勝①】
東日本シリーズ第3戦
#21三浦選手は17番グリッドからスタートし、途中フロントガラスに受けた大きな飛び石(ヒビ)をものともせずに他車を蹴散らして10位でフィニッシュ。
シーズンポイント(8p)を獲得しました。
#20乙津選手は19番グリッドからスタート。
CVTクラスだけでみれば最前列に位置し他車(CVT)を抑えきれればCVTクラス優勝を狙えるレースとなり、大きなプレッシャーを抱えてのスタートでした。
安定したテクニカルな走りで無事に他車(CVT)を抑えて今シーズン初のCVTクラス優勝!
【決勝②】
東日本シリーズ第4戦
#21三浦選手はフロントガラスをテープと接着材で補修して13番グリッドからスタート!
全力で周回を重ね16位でゴール。その後「妨害行為」のペナルティ(10秒)を受けて最終結果は29位。
悔いが残るレースとなりました。
#20乙津選手は25番グリッドからスタート!
6列前13番グリッドの他車#49(CVT)を抜ければCVTクラス優勝がみえてくるという難易度の高いレースとなりました。
レース中は大混戦、上位のCVT車に迫るものの追い抜けずCVTクラス優勝を逃してしまう結果となりました。
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2023年6月18日(日) 十勝スピードウェイ
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7/15(土)~16(日)の2日間にわたり鈴鹿サーキットで西日本シリーズ 第5戦が行われました。
鈴鹿サーキットは高低差と低速〜高速コーナーが複合的に組み合わさり、難易度が高く走り甲斐のあるコースとして F1トライバーからも評価が高いことで有名です。
その難しいコースに鈴鹿サーキット公式戦は初参加の三浦選手と乙津選手が挑戦しました。
GR Garage MASTER ONE 東名川崎にあるレーシングシミュレーターで特訓を重ねてきましたが、実車では公式予選が初参加というハードな挑戦となりました。
【予選】
2023年7月15日(土) 鈴鹿サーキット
天気は晴れ(気温37.4℃)
#20CVTの乙津選手は2周目、#21の三浦選手は粘って最終7周目でそれぞれベストラップ(TopGap 2.704)を出し、決勝進出を獲得しました!
#20乙津選手
ベストラップ 02’51.206 23位
#21三浦選手
ベストラップ 02’49.179 21位
※エントリー75台(内CVTクラス9台)決勝出走枠48台でした。
【決勝】
2023年7月16日(日) 鈴鹿サーキット
天気は晴れ(気温38.9℃)
#20乙津選手は46番グリッドからスタート。1コーナーからヘアピンまでを果敢に攻めるも、ストレートでは前車に距離をおかれて順位を上げられず46位でフィニッシュ。(CVTクラス第3位)
#21三浦選手は42番グリッドからスタートし周回毎に順位を上げ、36番目にフィニッシュしました。(正式順位は35位)
連日危険な暑さが続く過酷なレースでよく健闘してくれました!
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7/15(土)~16(日)の2日間にわたり鈴鹿サーキットで西日本シリーズ 第5戦が行われました。
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2023年8月20日(日) 十勝スピードウェイ
天候は雨(気温25.0℃)
三浦選手と乙津選手が参戦しました。
【予選】
「十勝スピードウェイ」でのレースは6月以降2回目の走行です。
天候は早朝から豪雨でしたが、走行直前から小雨になり天候も徐々に回復の兆しをみせるものの路面は乾ききらずウェット状態から予選に挑みました。
乙津さんは周回を重ねレコードライン※1の乾きと共に徐々にタイムをあげて最終7周目にベストラップ!
三浦さんは果敢に挑戦し4周目にベストラップを出して決勝への進出しました。
※1サーキットにおける理想的な走行ラインのこと。
【決勝】
決勝では雨は止み、天候は曇りにかわり路面は徐々にドライへ。
#21三浦選手は7番(左)グリッドからスタートし、ポジションキープで自己ベストの7位フィニッシュ。(正式順位は5位 18P獲得)
#20乙津選手は11番(左)グリッドからスタート。周回を重ねながら徐々に順位をさげ総合22位フィニッシュ。(CVTクラス第1位 30P獲得&ファステスト1P獲得)
乙津選手の東日本シリーズ[CVTクラス]ポイントは累計136Pになり現在2位です。1位との差を8Pまで縮め、10月の菅生、11月富士の結果次第ではシリーズ優勝が狙えるところまできました。
三浦選手も自己ベストを出したことで、価値ある十勝戦となりました。
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2023年8月20日(日) 十勝スピードウェイ
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2023年10月14日(土) スポーツランドSUGO
天候は快晴(気温17.5℃)
相馬選手と乙津選手が参戦しました。
【予選】
「スポーツランドSUGO」は相馬選手/乙津選手のペアで2度目の挑戦になります。
今回の予選は前回の参加台数より13台増え61台出走となりました。(内CVTクラスは6台増)
コース幅が狭い SUGO では参加台数が増えた分、タイムアタックに向けたポジションづくりに苦慮する予選となりました。
【決勝】
#20乙津選手は41番グリッドからスタート!
1週目の2コーナーからヘアピンにかけて3台を抜き去り38番手にポジションアップ。
そのまま後続にいたライバルのCVTクラス#49を抑えて総合38位(CVTクラス1位)でフィニッシュ!
東日本シリーズポイント現在2位の乙津選手はトップとの差を4ポイントまでに縮めています。
次回 のRd.7富士は東日本シリーズチャンピオンをかける戦いとなります。
【コンソレーションレース結果】
#21相馬選手はコンソレーションレースに参戦。3番グリッドからスタートし、1コーナーまでに後続に抜かれ5番手にまでポジションダウン。
その後は安定した走りで完走を果たすことができました。
今回の大会では、強豪が多く参戦してきていましたが相馬選手・乙津選手共におおいに健闘してくれました。
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2023年10月14日(土) スポーツランドSUGO
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2023年11月11日(土)-12日(日) 富士スピードウェイ
天候はくもり(気温9.5℃)
相馬選手と乙津選手が参戦しました。
【予選】
前日からの雨が上げりはじめ、天候は曇り路面はウェットの状態から予選がスタートしました。
スタート直後はスピードに乗れない場面もありましたが、レコードライン※1が路面に浮き上がり始めた最終6Lap目でベストタイムをたたき、2台が共に決勝グリッドを掴みました。
※1 レコードラインとは・・・ サーキットにおける理想的な走行ラインのこと
【決勝】
#20乙津選手はスタートでポイント争いをしている#49(塚原選手)を抜き去り好調な滑り出しをみせたものの、抜きつ抜かれの激戦になってしまいました。
しかし 周回を重ね相手の車に失速※2がおこり乙津選手はCVTクラスの首位をキープしてそのままゴールへ!
総合26位CVTクラス優勝とともに年間の「東日本シリーズ優勝」(CVTクラス)という有終の美を飾ることができました。
※2 失速・・・サーキットでのみ起きるCVTの制御が入ったための失速(通常の走行では起こりません)
#21相馬選手はスタート後、第1コーナーでの先行車クラッシュ、黄旗がでるなかで思いどおりの走りができないなか順位をあげての完走を果たすことができました。
当チームとしては念願の「東日本シリーズ優勝」(CVTクラス)が獲得できたことはもとより、相馬選手の大きな活躍により1チームで優勝を獲得できた感動的なレースとなりました。
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2023年11月11日(土)-12日(日) 富士スピードウェイ
ドライバー
社内オーディションを勝ち抜いた3名
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三浦 トヨタモビリティ神奈川 営業スタッフ
Yaris Cupへの抱負
一丸となってひとつの目標に向かう”Yaris チーム”のけん引役を担えるように、全力で邁進しより良い成果につなげていきます。 -
相馬 トヨタモビリティ神奈川 エンジニア
Yaris Cupへの抱負
自分の意志をもって、しっかりコミュニケーションをとり、レース知識を修得していきます。積極的な行動で自己の成長を図っていきます。 -
乙津 トヨタモビリティ神奈川 エンジニア
Yaris Cupへの抱負
後進育成とシリーズポイント獲得の両輪で足跡が残せるように活動していきます。経験を共有し、モータースポーツファンづくりへの貢献を全力で目指していきます。
車両デザイン
社内で車両デザインを募りました
トヨタモビリティ神奈川のロゴカラーをラインや三角、四角などの異なる要素の集合体として、幾何学的要素を自由に組み合わせました。
この様々な形が組み合わせったデザインは、2020年5月に4つの販売会社(神奈川トヨタ・カローラ横浜・ネッツトヨタ横浜・ネッツトヨタ湘南)が統合して生まれた「トヨタモビリティ神奈川」を表現しています。
それぞれの良さを活かし、多様性を内包しながら補完し合う関係性を表しています。
20号車が正面にオレンジのライン、21号車が緑のラインが入っています。
この様々な形が組み合わせったデザインは、2020年5月に4つの販売会社(神奈川トヨタ・カローラ横浜・ネッツトヨタ横浜・ネッツトヨタ湘南)が統合して生まれた「トヨタモビリティ神奈川」を表現しています。
それぞれの良さを活かし、多様性を内包しながら補完し合う関係性を表しています。
20号車が正面にオレンジのライン、21号車が緑のラインが入っています。