更新日2025.11.17
カローラクロスのグレード選びに!グレード別装備の違いを徹底解説!
2025 年5月にデザインを刷新し、話題を集めているトヨタの人気SUV 「カローラクロス」。
カローラクロスの購入を検討している人の中には、装備の違いが分からず、どのグレードを購入すればよいか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、グレード別にカローラクロスの装備の違いを徹底解説していきます。
カローラクロスのグレードは全4種
| 2WD | E-Four | |
| GR SPORT | 3,895,000円(税込) | |
| Z | 3,430,000円(税込) | 3,689,000円(税込) |
| S | 2,980,000円(税込) | 3,239,000円(税込) |
| G | 2,760,000円(税込) | 3,019,000円(税込) |
カローラクロスのグレードは、「GR SPORT」(「GR SPORT」はE-Fourのみ)、「Z」、「S」、「G」の4種類で、車両本体価格は上記表の通りです。
全グレードがハイブリッドで統一されています。
2WDとE-Fourの価格差は、グレードの違いに関係なく259,000円(税込)です。
カローラクロスの装備の違い
カローラクロスの装備はグレードによって異なります。
カローラクロスの装備のうち、グレードによって違いがあるのは主に以下の5つです。
1.パノラマルーフ(電動サンシェード&挟み込み防止機能付き)
2.予防安全、駐車支援に関するセットでのメーカーオプション
3.シグナルロードプロジェクション[SRP]
4.アダプティブハイビームシステム[AHS]
5.ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(簡易録画機能付)
それぞれについて詳しく説明します。
1.パノラマルーフ(電動サンシェード&挟み込み防止機能付き)
パノラマルーフとは、車の天井部分がガラス張りになっていて、車内の開放感を高めたり、光を取り込めたりする装備のことです。
車内から頭上の景色を見ることができるため、車内から星空を見上げたりお花見を楽しんだりすることもできます。
また、思いのままに日差しをコントロールできる電動サンシェード機能も付いているため、車内が明るくなりすぎることもありません。
パノラマルーフは、「GR SPORT」「Z」「S」のみ追加オプションで別途110,000円(税込)で装備可能なため、必要な方は、「GR SPORT」「Z」「S」いずれかのカローラクロスをお選びください。
2.予防安全、駐車支援に関するセットでのメーカーオプション
トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA]、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両+後方歩行者)、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)はセットで「GR SPORT」「Z」「S」グレードにのみメーカーオプションが可能です。
この場合の追加オプション料金は122,100円(税込)となります。
「G」グレードでは、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA]、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)のみメーカーオプションで追加可能で、料金は50,600円(税込)です。
なお、「GR SPORT」「Z」「S」グレードにおいても、「G」グレードと同じ、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA]、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)のみの追加も選択できます。
それぞれの機能について解説します。
トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]
トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]は、スイッチを押すだけで駐車の操作を支援するシステムです。
カメラやソナーで周囲を監視しながら、ステアリングやアクセル、ブレーキの操作を車が支援するため、よりスムーズに駐車が可能。
駐車が苦手な方の不安を軽減します。
パーキングサポートブレーキ
駐車場からの出庫や後退時は衝突事故を起こしやすいシーンのひとつです。
パーキングサポートブレーキはアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和、駐車場から後退する際の安全確保をサポートします。
前後方静止物に対するパーキングサポートブレーキは全車標準装備、後方接近車両に対しては、全グレードメーカーオプションが可能です。
周囲静止物と後方歩行者に対しては「GR SPORT」「Z」「S」にのみのメーカーオプションとなります。
ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA]
ブラインドスポットモニター[BSM]とは、隣の車線を走る車両をレーダーで検知する装備です。
ドアミラーでは確認しにくい後側方エリアに存在する車両に加えて、隣接する車線の最大約60m後方までをモニターし、急接近してくる車両も検知します。
また、車両を検知するとドアミラーに搭載されたLEDインジケーターが点灯。
その際ウインカーを操作するとLEDインジケーターが点滅し、より強く注意を喚起します。
安心降車アシスト[SEA]は、降車時にブラインドスポットモニターのセンサーを活用し、後方からの自転車を含む接近車両などを検知するシステムです。
危険があると判断した際には、ドアミラー内のインジケーターが点灯し、さらにドアを開けようとした場合にはブザーやドアミラー内のインジケーターの点滅で知らせます。
パノラミックビューモニター
パノラミックビューモニターは、車を上から見下ろした視点からの映像をディスプレイオーディオ画面に表示し、駐車などをサポートします。
また、直接目視できないところも確認できるシースルービュー機能と、車両側方の安全確認ができるサイドクリアランスビュー、狭い道での安心のコーナリングビュー機能も搭載。
音声操作での表示が可能で、必要なときにさっと周辺の様子を知ることができます。
3.シグナルロードプロジェクション[SRP]
国内初(※1)となるシグナルロードプロジェクション[SRP]をカローラクロス「GR SPORT」「Z」に標準装備しました。
シグナルロードプロジェクション[SRP]はシェブロン形状を路面に照射し、自車の存在を周囲に喚起するシステムです。
このシステムでは、ターンランプやハザードランプの点灯に連動して、シェブロン(矢羽根)形状を路面に照射します。
夜間でも歩行者や周辺車両に自車の存在を示すとともに、方向転換先を分かりやすく示せるため、見通しの悪い交差点などでの安全性を高めます。
(※1)2025年5月現在、トヨタ自動車(株)調べ。
4.アダプティブハイビームシステム[AHS]
カローラクロスではオートマチックハイビーム[AHB]を全車標準装備し、ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者などの早期発見をサポートします。
さらに、「GR SPORT」「Z」グレードでは、LEDの配光範囲を細やかに制御するアダプティブハイビームシステム[AHS]に変更することが可能です。
アダプティブハイビームシステム[AHS]では、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光するため、ハイビームでの走行頻度がより向上します。
アダプティブハイビームシステム[AHS]を選択した場合、ヘッドランプはオートレベリング機能付となり、追加料金は51,700円です。
5.ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(簡易録画機能付)
ドライブレコーダーもグレードによって異なります。
「GR SPORT」「Z」グレードでは、ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(簡易録画機能付)を標準装備。
車載カメラの映像を内蔵メモリに録画するため、別のカメラを後付けする必要がありません。
また、常時録画のエアバッグ作動時の自動録画や音声認識による手動録画が可能で、録画した映像はディスプレイオーディオですぐに再生できるため、万が一のときも安心です。
「S」グレードにはドライブレコーダー(前方)が標準装備ですが、ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(簡易録画機能付)へのグレードアップもできます。
その場合、ディスプレイオーディオ(コネクテッドナビ対応)Plus、ETC2.0ユニット(VICS機能付)がセットでメーカーオプションとなり、別途126,500円(税込)で装着可能です。
カローラクロスの装備の違いからグレードを選ぼう
カローラクロスは、「G」が最も装備をシンプルにしたエントリーグレードとなっており、ミドルグレードとして「S」、上位グレードとして「Z」「GR SPORT」が展開されています。
予算を抑えて購入したい方は「G」がおすすめで、追加オプションでご自身の好みにカスタマイズしたい方は「S」、安全性能を含めより快適な装備が充実したクルマが欲しいとお考えの方には「Z」「GR SPORT」がおすすめです。
カローラクロスの各装備を体験してみたいという方は、試乗で確認するのもおすすめです。
カローラクロスの試乗車・展示車カローラクロスを詳しく見る
また、カローラクロス「GR SPORT」について知りたい方は、以下の記事でご紹介しておりますので、ぜひ併せてご参考になさってください。
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