
ミニバンを買う前に知っておきたい5ナンバーと3ナンバーの違い
公開日 2023.01.24
ミニバンを買う前に知っておきたい5ナンバーと3ナンバーの違い

車を選ぶ際、「5ナンバー」「3ナンバー」という言葉をよく目にするかと思います。
これらは特にミニバンなど普通自動車を買う際によく見受けられるものですが、具体的にどう違うのか知らない方も多いのではないでしょうか。
今回はミニバンの5ナンバーと3ナンバーの違いや、それぞれのおすすめミニバン車種をご紹介します。
ミニバン購入時に知っておきたい!5ナンバーと3ナンバーの違いとは
車が公道を走る際には、個々の車両を識別するためのナンバープレートが必要です。
ナンバープレートの地名の横には3桁の数字が記されていますが、その一桁目の数字が5であれば「5ナンバー」、3であれば「3ナンバー」です。
ここからは、5ナンバーと3ナンバーはどのような基準によって分類されるのかをご説明します。
5ナンバーと3ナンバーの違いは「ボディサイズ」と「排気量」

5ナンバーと3ナンバーの違いはボディサイズと排気量にあります。
5ナンバーの基準
まず5ナンバーに関しては、ボディサイズと排気量における下記の基準を全て満たしている必要があります。
全長 | 4,700mm以下 |
全幅 | 1,700mm以下 |
全高 | 2,000mm以下 |
排気量 | 661cc以上2,000cc以下 |
5ナンバーはコンパクトカーや一部のSUVなど、比較的コンパクトな乗用車に使用されます。
5ナンバーのミニバンはコンパクトなサイズ感で小回りが利きやすいため、女性や高齢の方でも運転しやすいです。
日本の駐車場や住宅街などの狭い道幅でも最適なサイズ感でありながら、収納スペースも豊富で、普段使いや買い物に便利な車です。
3ナンバーの基準
一方、以下の基準を1つでも満たしていれば3ナンバー車として位置づけられます。
全長 | 4,701mm以上 |
全幅 | 1,701mm以上 |
全高 | 2,001mm以上 |
排気量 | 2,001cc以上 |
5ナンバーと比較すると、車内空間や荷室が広い傾向にあり、3列目シートも圧迫感なく使用できるため6〜7人での移動時も快適な車です。
なおかつトヨタのミニバンはほとんどが3ナンバーのため、種類が豊富で、アルファードやヴォクシーなど人気のミニバンが多いのも特徴です。
5ナンバーと3ナンバーで税金が違う?

5ナンバーと3ナンバーで税金が変わると思っている方もいますが、税金の違いはナンバーによって決められるのではありません。
税金のうち「自動車税」は排気量によって決まり、「自動車重量税」は車の重量によって決まります。
例えば下記の2種類の車は全長の違いから5ナンバーと3ナンバーで異なりますが、排気量が同じなので自動車税額は同じです。
- ・全長4,690mm全幅1,600mm全高1,800mmで排気量2,000ccの車(5ナンバー)
- ・全長4,750mm全幅1,600mm全高1,800mmで排気量2,000ccの車(3ナンバー)
一方、下記の2種類の車はサイズは全く同じサイズの3ナンバーの車ですが、排気量が異なるため税額が異なります。
- ・全長4,750mm全幅1,600mm全高1,800mmで排気量2,000ccの車(3ナンバー)
- ・全長4,750mm全幅1,600mm全高1,800mmで排気量2,050ccの車(3ナンバー)
よって、5ナンバーのミニバンだから税金が低いということはなく、税金はナンバーの違いによって決まるものではありません。
5ナンバーと3ナンバーでおすすめのミニバン車種を紹介!
次に5ナンバーと3ナンバーのミニバンでおすすめの車種をご紹介します。
5ナンバーのミニバンならシエンタ

5ナンバーのミニバンを買うならシエンタはおすすめの1台です。
街中を走行する際にも取り回しのしやすいサイズ感で、なおかつシートアレンジで乗車・荷室スペースを柔軟に変えられるため、大きい荷物を積む際も便利です。
また、丸みを帯びた可愛らしいデザインが特徴的です。
シエンタについては下記の2つの特徴をご紹介します。
- ・子育て世代にやさしい設計
- ・街中を走行する時に頼もしい先進の安全装備
子育て世代にやさしい設計
シエンタは乗降性や居住性にこだわり、子育て世代をはじめ高齢者の方にもやさしい設計に仕上げています。
両手がふさがっている時に便利な「ハンズフリーデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)」を装備(※1)し、お子さまや高齢者の方も安心して乗り降りできるよう地上から330mm(※2)の低床&フラットフロアを採用しています。
また、乗降用リヤアシストグリップなどを設計(センターピラー下側に指のかかりやすい形状を設計)し、細やかな気配りでお子さまの乗り降りもサポート。
さらに前後席の間隔はコンパクトミニバントップレベル(※3)の距離を確保し、室内高は1,300mmを確保しています。
5ナンバーのミニバンでありながらゆとりのある室内空間を確保し、小さなお子さまであれば立ったままでの着替えも可能です。
(※1)「Z」に標準装備、「G」にメーカーオプション。
(※2)2WD車の数値。E-Fourは350mm。
(※3)2022年8月現在。トヨタ自動車(株)調べ。
街中を走行する時に頼もしい先進安全装備
シエンタにはスイッチを押すだけで駐車操作を支援してくれる、トヨタチームメイト(※4)の「アドバンスト パーク」を「Z」(ハイブリッド車)にメーカーオプションで用意。
さらに、ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ」や標識の見逃し防止をサポートする「ロードサインアシスト」など、「Toyota Safety Sense 」の先進安全装備が衝突回避・被害軽減をサポートします。
障害物や人の飛び出しが不安な街中でも、事故を未然に防げるよう安全運転を支援してくれるため安心です。
(※4)将来の自動運転へとつながる新たな先進技術の総称。
3ナンバーのミニバンならヴォクシー

3ナンバーのミニバンを買うならヴォクシーがおすすめです。
室内空間は快適さを求めた広さ、何より先鋭かつ大胆なデザインからファンも多いミニバンです。
ヴォクシーについては下記の2つの特徴をご紹介します。
- ・かっこいいデザインと上質な室内空間
- ・豊富な収納スペース
かっこいいデザインと上質な室内空間
ヴォクシーは、つい自慢したくなるほど独創的なフロントデザインと、上質な仕立てでゆったりとくつろげる室内空間が魅力のミニバンです。
コックピットは見通しが良く、必要な情報を最小限の視線移動で確認できるようにメーター、ディスプレイオーディオ、カラーヘッドアップディスプレイを最適な配置にしています。
運転しやすく、かつ快適に過ごせるため、ロングドライブにもぴったりのミニバンです。
豊富な収納スペース
ヴォクシーは3列目シート使用時でも広々と快適に過ごせます。
また「フルフラットモード」や「ラゲージモード」などシートアレンジも豊富で、乗車人数や荷物の量に応じて室内空間を最適なスタイルに変えられます。
3列目シートを格納すれば荷室空間の幅が1,100mmに広がり、2WDでは開口部を地上から500mmと低く設定。
大きな荷物や重たい荷物の積み降ろしもスムーズで、特にキャンプなどのように荷物が多い時に便利なミニバンです。
5ナンバーと3ナンバーを比較して、最適なミニバンを選ぼう!
今回は5ナンバーと3ナンバーの違いと、それぞれのおすすめミニバン車種についてご紹介しました。
どちらのミニバンを選ぶかによって、サイズはもちろん維持費なども変わってきます。
ミニバンを購入する際には、サイズやナンバーだけでなく、排気量に注目することで自動車税などの維持費節約に繋がります。
ぜひ今回の内容を参考にしながら、購入後の用途や目的なども考慮して最適なミニバンを選んでください。
トヨタモビリティ神奈川でミニバンを探す方はこちらをご利用ください。
以下の記事では人気のミニバン5車種をサイズや燃費性能などで比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。
こちらでは、今回ご紹介したシエンタとヴォクシーの兄弟車であるノアを比較して動画で解説しています。
ミニバンの購入を検討している方はチェックしてみてください。