新型プリウスのおすすめグレードは?それぞれの特徴と違いを解説!
公開日 2023.01.16
2023年1月、ついに発売された新型プリウス。
これまでのイメージとは異なるデザインや新しいボディカラーが登場し、見た目にも が進化しただけでなく 、これまでの燃費性能を引き継ぎながらも、高い走行性能を備えたことで、よりスポーティなクルマに生まれ変わりました。
新型プリウスはグレードごとに特徴が大きく異なるため、グレード選びは重要なポイントです。
今回は、そんな新型プリウスのグレード別の特徴や違い、おすすめのグレードについてご紹介します。
車の買い替えや、新型プリウスの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめはどれ?新型プリウスのグレード別の特徴や違いとは
新型プリウスには、「Z」「G」「U」「X」の4つのグレードがあります。
「X」は社用車などビジネスシーンでの使用がおすすめのグレードです。
今回の記事では、普段使いがしやすい「Z」「G」「U」の3つのグレードの特徴や違いを、順番にご紹介していきます。
【新型プリウス「Z」グレード】安全性能や快適装備が充実した最上位モデル
まずは、先進の装備が充実した新型プリウスの最上位モデル「Z」グレードです。
最も豊富なカラーバリエーションから選べるモデル
「Z」のボディサイズは全長4,600mm、全幅1,780mm、全高1,430mmと、「U」よりも全高が10mm高くなっています。
フロントやリヤ部分などに艶ありブラックの塗装がされ 、洗練された印象と上質さを感じることができます。
今回のフルモデルチェンジのポイントでもある19インチの大径タイヤを標準装備していることでよりダイナミックな印象になっているのも大きな魅力のひとつです。
ボディカラーは全グレードの中でも一番バリエーション豊富で、6色から選べます。
新色として、マットで落ち着いた色合いのアッシュと、個性的な中に深みを感じるマスタードの2色が登場しています。
- ・プラチナホワイトパールマイカ(※1)
- ・アッシュ
- ・アティチュードブラックマイカ
- ・エモーショナルレッドⅡ(※2)
- ・マスタード
- ・ダークブルー
インテリアにはサテンメッキ加飾を施し、シートは合成皮革を使用しており、乗れば乗るほどに愛着が湧くような落ち着いたインテリアです。
内装色は、グラディエントブラックとマチュアレッド(※3)の2色から選べ、マチュアレッドは「Z」でのみ選べるカラーです。
新型プリウスのスポーティな印象を更に引き立て、他の人と被らないカラーにしたいという方におすすめです。
(※1)プラチナホワイトパールマイカ<089>はメーカーオプション33,000円(消費税込)。
(※2)エモーショナルレッドⅡ<3U5>はメーカーオプション55,000円(消費税込)。
(※3)内装色のマチュアレッドは設定色でご注文時に指定が必要です。
進化した走行性能に加え「トヨタチームメイト」も標準装備
新型プリウスの「Z」は、2.0Lハイブリッドシステムの採用により、優れた燃費性能と高い走行性能を両立しています。
思い通りのハンドリングとなめらかでパワフルな加速感から、気持ちの良い走りを体感できます。
燃費は2WDで28.6km/L(WLTCモード)、E-Fourで26.7km/L(WLTCモード)とこれまで同様、優れた燃費性能です。
また「プリクラッシュセーフティ」や「緊急時操舵支援(アクディブ操舵機能付)」などの「Toyota Safety Sense」はもちろん、「トヨタチームメイト」の「アドバンスト パーク」などの運転支援機能も標準装備(※4)。
優れた走行性能だけでなく、安心して運転できる機能も充実しています。
「アドバンスト パーク」はバック駐車に加えて、前向き駐車・バック車庫・前向き出庫が可能で、障害物を検知した場合は警報を鳴らして、ブレーキ制御を行います。
トヨタの先進安全装備が接触回避を支援してくれるため、より安全で簡単な駐車が可能です。
(※4)字光式ナンバープレートは装着できません。
快適性にもこだわったインテリア
「Z」のディスプレイオーディオは大画面の12.3インチ高精細HDディスプレイ(コネクティッドナビ対応)を採用 。(※5)
スマートフォンをUSBケーブルに接続(※6)すれば、音楽やマップなどのスマートフォンアプリをディスプレイに表示でき、大画面のディスプレイ上で使い慣れたアプリを利用できます。
また、ワイヤレス充電器(※7)も搭載しているため、運転中に充電もできて便利です。
新型プリウスの「Z」は、上質なインテリアを求める方、優れた走行性能を体感したい方、充実した機能で快適なドライブを楽しみたい方におすすめのグレードです。
(※5)「Z」に標準装備。12.3インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusは、「Z」にメーカーオプション。
(※6)データ通信可能なUSBケーブルが別途 必要、また一部ケーブルには対応できないものがあります。
(※7)「Z」に標準装備。
【新型プリウス「G」グレード】カラー・装備を厳選したバランスの良いモデル
次は、エモーショナルなデザインながらも装備を厳選したバランスの良い「G」グレードです。
カラーや装備を厳選したモデル
「G」のボディサイズは「Z」グレード同様で、19インチの大径タイヤを標準装備しています。
ボディカラーは下記の4色がラインナップ。
新色のアッシュやマスタードは選ぶことができますが、エモーショナルレッドⅡとダークブルーは選べないため注意が必要です。
- ・プラチナホワイトパールマイカ(※8)
- ・アッシュ
- ・アティチュードブラックマイカ
- ・マスタード
シフトノブやインサイドドアハンドルにサテンメッキ加飾を施し、シートには上級ファブリックを採用。
内装色はグラディエントブラック の一色のみで、シックな雰囲気が特徴です。
(※8)プラチナホワイトパールマイカ<089>はメーカーオプション33,000円(消費税込)。
走行性能も抜群で、運転に集中しやすいように設計
新型プリウスの「G」は「Z」同様、2.0Lハイブリッドシステムによりスポーティな走りを楽しむことができます。
また、「ECO」「NORMAL」「SPORT」などのモードをお好みに合わせてチェンジできる「ドライブモードセレクト」が「G」から標準装備されています。(※9)
「ダイナミックな走りを楽しみたい」「穏やかに走りたい」など走行シーンや気分に合わせて自由に走りのテイストをチェンジでき、運転するのが楽しくなること間違いなしです。
さらに、8インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)(※10)や、7インチのディスプレイに必要な情報を集約させたトップマウントメーターを採用。
直感的に操作できるインターフェースや、視線が前方に誘導されるようなコックピットにデザインしたことで、これまで以上に運転に集中しやすいプリウスへと進化しています。
「Z」に比べて機能は厳選されますが、パワフルな走りを楽しむには十分のグレードで、必要に応じて機能のカスタマイズを楽しみたい方にぴったりのグレードです。
(※9)ECO/NORMAL/SPORT/CUSTOMは「Z」「G」に標準装備。ECO/NORMAL/POWERは「U」に標準装備。
(※10)8インチディスプレイオーディオ(コネティッドナビ対応)は「G」「U」に標準装備。
トヨタ初の技術も搭載された安全装備
「G」は「Z」同様、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備しています。
前方の車両や歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼夜)、自動二輪車(昼)を検出し、衝突回避・被害軽減をサポートしてくれる「プリクラッシュセーフティ」や、標識の見逃し防止をサポートしてくれる「ロードサインアシスト」などを搭載。
「右左折時減速支援」や「車線内走行時常時操舵支援」などのトヨタ初(※11)となる安全装備 も備わっており、これまで以上に多くの場面で安全運転をサポートしてくれます。
(※11)2023年1月現在。
【新型プリウス「U」グレード】サブスクで魅力を体感できるKINTO専用車
最後は、サブスクリプション形式で新型プリウスに乗れるKINTO専用車「U」グレードです。
月々定額で常に最新の技術が反映される「KINTO Unlimited」
「U」は保険や車検費用などの諸費用が月額料金に含まれる“クルマのサブスク”である KINTO専用のグレードです。
「U」グレードでは「KINTO Unlimited」というバージョンアップしたサブスクリプション形式により、「アップグレードレディ設計」をトヨタで初めて(※12)搭載しました。
これにより、新車注文時にしか装着できなかったパノラミックビューモニターやステアリングヒーターなど一部の装備の後付けが可能に。
話題のサブスクで新型プリウスに乗りたい方におすすめのグレードです。
5色から選べるボディカラー
「U」のボディサイズは全長4,600mm、全幅1,780mm、全高1,420mmと、「Z」「G」よりも全高が10mm低く、タイヤは17インチです。
ボディカラーは下記の5色を用意。
新色のマスタードは選べませんが、系統の異なる5色の中からお好みの色を選べます。
- ・プラチナホワイトパールマイカ(※13)
- ・アッシュ
- ・アティチュードブラックマイカ
- ・エモーショナルレッドⅡ(※14)
- ・ダークブルー
(※13)プラチナホワイトパールマイカ<089>はメーカーオプション33,000円(消費税込)。
(※14)エモーショナルレッドⅡ<3U5>はメーカーオプション55,000円(消費税込)。
3つのグレードの中で最も優れた燃費性能
新型プリウスの駆動方法は2WDとE-Fourの2種類があり、「U」の燃費は2WDで32.6km/L(WLTCモード)、E-Fourで30.7km/L(WLTCモード)です。
今回ご紹介する3つのグレードの中で、最も低燃費なグレードです。
ただし「U」は1.8Lハイブリッドシステムの搭載となるため、より進化した走行性能を楽しみたい方は「Z」「G」を選ぶようにしましょう。
走行性能より燃費性能を追求する方には「U」がおすすめです。
グレードごとの特徴を比較して新型プリウスを手に入れてみては
今回は新型プリウスのグレード別の特徴や違いについてご紹介しました。
新型プリウスは燃費性能よりも、デザイン性の高さや走行性能が大きく進化しています。
そのため、パワーアップした魅力を感じられる「G」や「Z」グレードがおすすめです。
走行性能にこだわりながらも、利便性や安全機能は必要に応じてカスタマイズしたい方は「G」がおすすめで、先進装備が充実していて上質なエクステリアやインテリアの新型プリウスを選びたいという方は「Z」がおすすめです。
少しでも燃費性能がいいグレードをお求めの方やサブスク形式でなるべく手軽に新型プリウスに乗りたい方は「U」をご検討ください。
グレードの特徴や違いを比較しながら、ぜひお気に入りの新型プリウスを手に入れてください。
また、こちらでは新型プリウスと旧型プリウスを比較することで、進化したポイントを分かりやすく動画で解説しています。
新型プリウスが気になっている方はチェックしてみてください。