
公開日2023.8.21
新たに追加されたプリウスPHEV。旧型との違いは何?

2023年3月、新型プリウスに新たにPHEVが追加され、先代プリウスPHVとの違いについて気になっている方も多いでしょう。
今回は新型プリウスPHEVと、先代プリウスのPHVとの違いについて解説します。
新型プリウスやハイブリッド車の購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
新型プリウスPHEVは先代プリウスPHVからどう変わった?
今回は、新型プリウスPHEVと先代プリウスPHVの違いについて、下記の4つの点で比較していきます。
- ・デザイン
- ・燃費性能
- ・EV走行距離
- ・安全性能
デザイン
まずはデザインの違いを比較していきます。
先代プリウスPHV

先代のPHVは、フロントフェイスに透明のアクリルグリルや4灯式LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)(※1)を採用し、「先進」をイメージさせるデザインに仕上げています。
サイドは伸びやかで疾走感のあるシルエットを表現し、機能美を追求した15インチと17インチ(※2)のアルミホイールがアクセントになっています。
(※1)「S」を除く全車に標準装備、「S」にメーカーオプション。
(※2)全車にメーカーオプション。ソーラー充電システムとの同時装着はできません。
新型プリウスPHEV

対して、新型プリウスPHEVは新型プリウスの「Z」グレードのPHEVモデルとして展開しています。
基本的なデザインや装備はPHEV以外の新型プリウスと共通している部分が多くありますが、機能面以外にも一部の装飾などデザイン面で違いがあらわれています。
まず、スポーティかつダイナミックな印象のPHEV専用の19インチのアルミホイール(※3)を採用。
高いグリップ力と剛性感を実現しつつ、スポーティなサイドシルエットを印象的に際立たせます。
さらに、フロントのロアグリルを金属調シルバー装飾に施し、横一文字が特徴的なリヤコンビネーションランプはグレースモークにデザイン。
ハイブリッドのZはリヤコンビネーションランプが赤色でスポーティな印象ですが、PHEVはグレースモークのため、よりすっきりとした印象で先進性を感じるデザインです。
こうした細かな差別化により、より特別感を感じるデザインに仕上げています。
(※3)「Z(プラグインハイブリッド車)」に標準装備。
燃費性能

次に、走行性能の違いです。
先代プリウスPHVはプリウスのハイブリッドシステムをベースとし、最大熱効率40%を誇る1.8Lエンジンを搭載。
燃費はWLTCモードで30.3[26.2]km/L(※4)を達成しています。
対して、新型プリウスPHEVは2.0Lプラグインハイブリッドシステムを採用。
燃費はWLTCモードで26.0km/L(※5)となっています。
新型プリウスは走行性能に磨きをかけることで、よりドライブを楽しめる車になっており、その特徴はPHEVも同様です。
そのため、燃費性能は旧型モデルの方が優れていますが、走りの面では大きな違いを感じることができるでしょう。
また、新型プリウスPHEVは通勤や毎日の買い物など、生活のほとんどをEVモードで移動可能な点は大きな魅力の一つです。
コンパクトかつ大容量の電池を活用することで、力強くなめらかな加速を実現し、高い静粛性を実現しながらも、パワフルさと低燃費を両立した車へと進化しています。
(※4)[]はメーカーオプションの215/45R17タイヤ&7Jアルミホイールを装着した場合の数値です。
(※5)195/60R17タイヤ&17×6 1/2Jスチールホイールを装着した場合、各モード燃費はWLTC:30.1km/L、市街地:27.4km/L、郊外:34.4km/L、高速道路:28.9km/Lとなります。
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EV走行距離

3つ目はEV走行距離の違いです。
先代プリウスPHVの満充電からのEV走行距離は60km(※6)。
対して、新型プリウスPHEVの満充電からのEV走行距離は、87km(※7)に達します。
先代モデルからEVで走行できる距離が大きく進化しました。
さらに、「ソーラー充電システム(※8)」をメーカーオプションで用意し、1年間で1,200km分(※9)に相当する電力を発電してくれます。
充電スタンドがない駐車場や停電時でも太陽光さえあれば充電できるため、ロングドライブ時や災害が起きた際も安心です。
(※6)メーカーオプションの215/45R17タイヤ&17×7Jアルミホイールを装着した場合、50km。
(※7)19インチタイヤ装着車の場合。メーカーオプションの17インチタイヤ装着車は、105kmとなります。
(※8)ソーラー充電システムは、生産状況によりご注文いただけない場合がございます。
(※9)太陽光発電協会の定める「表示ガイドライン(平成27年度)」に基づき、下記条件でソーラーパネルの発電量を算出し、EV走行距離に換算。
【日照量データ】名古屋、1990年から2009年の平均年の日ごとのデータ(出典:NEDO)
■WLTCモード電費:7.46km/kWh(社内算定値/19インチタイヤ装着車)
※影、積雪、経年劣化、出力抑制、駆動用バッテリー満充電による影響は考慮されておりません。
※地域別日照条件、システムの各損失を考慮して、当社発電シミュレーションにより算出された値であり、保証値ではありません。
安全性能

最後に安全性能の違いについてもご紹介します。
先代プリウスPHV、新型プリウスPHEVはともにトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。
新型プリウスPHEVには下記のシステムも新たに追加し、トヨタが誇る最新の安全装備が衝突回避・被害軽減をサポートしてくれます。
- ・「緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)」
- ・「ドライバー異常時対応システム」
- ・「プロアクティブドライビングアシスト[PDA]」
さらに、新型プリウスPHEVにはトヨタチームメイト[アドバンスト パーク]も標準装備。
ステアリング・アクセル・ブレーキ・シフトの全操作を支援してくれるため、駐車操作が苦手な方でも安心して車を停められます。
ハイブリッド車をお探しの方は進化した新型プリウスPHEVを検討してみては
今回は新型プリウスPHEVについて、先代プリウスのPHVモデルとの違いについてご紹介しました。
新型プリウスはデザインを刷新しましたが、EV走行距離や安全性能においても大きく進化しています。
車の買い替えを検討されている方は、ぜひ新型プリウスもチェックしてみてください。
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こちらでは、新型プリウスの新旧比較を動画で分かりやすく解説しています。
プリウスPHEVが気になっている方は併せてチェックしてみてください。