
公開日2023.10.23
最も優れているのはどれ?人気のミニバン5車種の燃費ランキング

家族や大人数での移動に最適なミニバンですが、快適さと便利さだけでなく、燃費性能が気になる方もいるのでは。
そこで、今回は人気のミニバン5車種の燃費性能を比較していきます。
今回ご紹介する燃費ランキングを参考にして、ぜひお気に入りのミニバンを見つけてください。
燃費が良いのはどれ?人気のミニバン5車種を徹底比較
この記事では、トヨタのミニバン5車種(シエンタ、ノア、ヴォクシー、アルファード、ヴェルファイア)の燃費を比較していきます。
トヨタのミニバン5車種のハイブリッド車・ガソリン車での燃費は下記のとおりです。
ハイブリッド車 | ガソリン車 | |
シエンタ | 25.3~28.8km/L | 18.3~18.4km/L |
ノア | 21.9~23.4km/L | 14.3~15.1km/L |
ヴォクシー | 21.9~23.0km/L | 14.3~15.0km/L |
アルファード | 16.5~17.7km/L | 10.3~10.6km/L |
ヴェルファイア | 16.5~17.7km/L | 10.2~10.3km/L |
それぞれの車種について詳しく紹介していきます。
シエンタ

燃費の良いミニバンランキング1位は「シエンタ」です。
シエンタは2022年に3代目を発売し、「シカクマル」をコンセプトとした可愛らしい見た目が人気を集めています。
5ナンバーサイズのコンパクトなミニバンであることから取り回しが良く、運転しやすいのが魅力です。
パワーユニットはガソリンとハイブリッドがあり、ハイブリッドモデルの「X」グレードでの燃費は28.8km/L(※1)を実現しています。
5人乗りと7人乗りが展開されていて、同じグレードで比較した場合、5人乗りの方が僅かですが燃費性能が高くなっています。
大人数で乗車する機会がなく、少しでも低燃費な車を購入したい方は5人乗りがおすすめで、5人以上で乗車する機会がある方は7人乗りを選ぶと良いでしょう。
シエンタは、ご自身のライフスタイルに合わせてお好みのグレードが選びたい方や、ボディサイズの大きな車を運転するのが不安な方、買い物や送り迎えなど普段使いできるミニバンをお探しの方におすすめです。
(※1)5人乗りモデル、2WD(WLTCモード)の場合。
ノア

燃費の良いミニバンランキング2位は「ノア」です。
ノアはファミリー層に人気が高く、王道で飽きのこない定番のデザインで日常のどのシーンでも相性の良いミニバンです。
パワーユニットはガソリンとハイブリッドがあり、ハイブリッドでは23.4km/L(※1)の燃費を実現しています。
超ロングスライドで2列目以降も広々としており、5人以上で乗車する機会が多い方には最適です。
さらに、足先をかざすだけでスライドドアが自動開閉する「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」(※2)や、パワースライドドアに連動してステップが出てくる「ユニバーサルステップ」(※3)などの便利な装備も充実しています。
高齢者や小さなお子様でもラクに乗り降りでき、両手がふさがっている時にも便利な装備が充実しています。
低燃費と利便性の高さを両立したミニバンが欲しい方はノアを購入してみてはいかがでしょうか。
(※1)「X」グレードの8人乗り、2WD(WLTCモード)の場合。
(※2)「X」グレードを除く全車にメーカーパッケージオプション。
(※3)全車にメーカーオプション。
ヴォクシー

燃費の良いミニバンランキング3位は「ヴォクシー」です。
ヴォクシーはファミリー層に人気が高く、存在感のある見た目から特に若いファミリー層や男性からの人気が高い車種です。
パワーユニットはこれまでの車種と同じくガソリンとハイブリッドがラインナップしており、燃費はハイブリッドモデルで23.0km/L(※1)を実現しています。
ノアと同様に2列目以降も広々としているため、3世帯でのお出かけでも便利です。
先ほどご紹介したノアとは兄弟車のため、スペックや装備に大きな違いはないため、ノアとどちらを購入するか迷われる方はデザインなどの好みによって決めるのも良いでしょう。
個性的なデザインがお好みの方や、クールな印象のクルマをお探しの方におすすめです。
(※1)2WD(WLTCモード)の場合。
アルファード

燃費の良いミニバンランキング4位は「アルファード」です。
アルファードは2023年6月に8年ぶりのフルモデルチェンジを行い、4代目となる新型モデルが登場しました。
これまでの車種と同様にパワーユニットはガソリンとハイブリッドがラインナップしており、ハイブリッドモデルの燃費は17.7km/L(※1)です。
燃費性能はこれまでご紹介した3車種と比較するとそこまで高くはありませんが、内装や乗り心地など随所に上質さを追求していることが特徴の車です。
特に、最上位グレードの「Executive Lounge」のセカンドシートでは、上質な肌触りのプレミアムナッパ本革が高級感を演出しています。
また、トヨタとして初めてアームレストとオットマンに快適温熱シートの加温範囲を拡大したヒーターを搭載し、後席も左右独立した温度設定が可能な「フルオートエアコン」も搭載されることにより、乗り心地や快適性に磨きがかかっています。
少しでも燃費性能を追求したいという方は、標準装備のタイヤから17インチのタイヤにインチダウンすることで、燃費性能の向上に繋がります。
タイヤのインチダウンはタイヤの交換費用を抑えることにも繋がるため、より経済的にアルファードに乗りたいという方はタイヤのサイズにも注目してみてください。
アルファードは、「Toyota Safety Sense」も標準装備しており、大切な方を乗せる車として、後席まで最上級の乗り心地を追求する車をお探しの方におすすめです。
(※1)「Z」グレードの2WD(WLTCモード)の場合。
ヴェルファイア

燃費の良いミニバンランキング5位は「ヴェルファイア」です。
ヴェルファイアもアルファードと同じく、2023年6月にフルモデルチェンジをおこない、3代目となる新型モデルが登場しました。
パワーユニットはターボガソリンとハイブリッドが展開されており、燃費はハイブリッドモデルで17.7km/L(※1)です。
アルファードと同様に、燃費性能よりも乗り心地や運転性能を磨いた車種のため、トヨタのミニバンの中では燃費性能は高い方ではありません。
一方、トヨタのミニバンで唯一のターボガソリンが採用されているグレードがあることが特徴で、V6エンジンを上回る高トルクによる力強い伸び感のある走りを感じられるのが魅力です。
燃費性能では他の車種に比べやや劣りますが、伸びやかな加速や力強い走りを備えることで、他の車種にはないこだわりの走りを実現しています。
ミニバンの中でも走行性能にこだわりを持つ方や、運転する楽しさを感じられる車をお求めの方には最適な1台です。
(※1)「Z Premier」グレードの2WD(WLTCモード)の場合。
快適さと低燃費を両立!人気のミニバンからお気に入りの1台を
今回は人気のミニバン5車種の燃費ランキングを紹介しました。
燃費を重視してミニバンを選ぶことで、快適な車内空間だけでなく低燃費という経済的なメリットも手に入ります。
今回ご紹介した5車種にはそれぞれ異なる魅力があるため、燃費以外の特徴も比較しながらお気に入りの1台を選んでください。