
公開日2024.2.13
雪道にも強い車の特徴とは?雪道に強いトヨタのおすすめSUVも紹介

雪道を走るならスタッドレスタイヤはもちろんですが、車種自体も安定感のあるものを選びたいはずです。
今回は雪道に強い車の特徴と、雪道走行にも適したトヨタおすすめSUVを2車種ご紹介します。
ウィンタースポーツをよくされる方や、降雪がある地域にお住まいで車の買い替えを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
雪道にも強い車の特徴とは
スキーやスノーボードをはじめとしたウィンタースポーツに出かけるときなど、雪道に強い車は頼もしい味方です。
実際、雪道にも強い車とはどのような特徴があるのでしょうか。
駆動方式と車体設計の2つの視点で、特徴を解説します。
安定した雪道走行に寄与する4WD車

車の駆動方式には、「2WD(二輪駆動)」と「4WD(四輪駆動)」の2種類があります。
2WDは前輪もしくは後輪のみが駆動し、以下の4つに分類されます。
- ・車体の前方にエンジンがあり、前輪を駆動する「FF(フロントエンジン・フロントドライブ)」
- ・車体の前方にエンジンがあり、後輪を駆動する「FR(フロントエンジン・リヤドライブ)」
- ・車体の後方にエンジンがあり、後輪を駆動する「RR(リアエンジン・リヤドライブ)」
- ・前後輪の間にエンジンがあり、後輪を駆動する「MR(ミッドシップエンジン・リヤドライブ)」
このうち、「FF(フロントエンジン・フロントドライブ)」は、「コンパクト化による低コスト」「室内を広く確保できる」「燃費性能が優れている」などのメリットがあり、乗用車に多く採用されている駆動方式です。
一方、4WDはすべてのタイヤに駆動力がかかります。
前輪・後輪すべてのタイヤを駆動できることから、雪道など滑りやすい路面でも高い走破性を実現できるのが特徴です。
さらに、エンジンブレーキも4つすべてのタイヤにかかるため、下り坂でも速度を落としやすく、滑り防止にも寄与します。
最低地上高が高い車

雪道に強い車のもう一つの特徴として、最低地上高が高く設計されていることがあげられます。
最低地上高とは、地面から車体の最も低い部分までの距離のことです。
積雪のある地域になってくると、車体が低い車種では雪が車体の底に付いてタイヤが浮き、走行できなくなるという事態も想定されます。
そのため、雪道走行の場合にはSUVなどの地面から車体の底までの高さがある車が適しています。
どれがおすすめ?雪道に強いトヨタのSUVを2車種紹介!
近年はSUVの人気が高まっていますが、SUVは雪道の走行にも適しています。
SUVはオフロードでの走行も想定している車種が多く、最低地上高も高めに設計されていることから雪道でも安定した走行を実現できます。
ここからは街乗りにも雪道ドライブにもおすすめのトヨタのSUVとして、「ヤリスクロス」と「RAV4」 を紹介します。
ヤリスクロス

ヤリスクロスはトヨタのSUVの中でもコンパクトなサイズの車種で、アクティブさと運転のしやすさが魅力です。
最小回転半径が5.3mと小回りが利き、街乗りにもぴったり。
「SUVに憧れるけれど、大きい車の運転には自信がない」、「買い物や通勤、家族の送迎などがメインで使えるSUVが欲しい」という方にもおすすめです。
そんなヤリスクロスですが、アウトドアシーンではSUVならではの力強さを発揮。
4WDガソリン車には、路面状況に合わせて3つのモードで走行支援してくれる「マルチテレインセレクト」を標準装備しており、滑りやすい路面での走破性を向上してくれます。
また、ハイブリッド車でもトヨタの電気式4WDシステムであるE-Fourを選択可能なため、安心して走行できるでしょう。
E-Fourでは、発進時や雪道など状況に合わせてスムーズに4WD状態へ切り替えることで走行安定性を向上。
凍結時などの滑りやすい路面でも安心して走行することができます。
さらに、ヤリスクロスのラゲージスペースはコンパクトSUVながらも390Lを確保。
ゆとりのある開口幅で大きな買い物もレジャーシーンでの荷物も楽に積み込め、街乗りでもアクティブな旅行でも大活躍してくれる一台です。
カラー展開が豊富なことも人気の理由の1つであり、他の人とは被りづらいお気に入りのカラーを手に入れられます。
RAV4

RAV4 は1994年に発売した、ミドルクラスSUVです。
街乗りにもアウトドアにも映えるデザインで、SUVの中でも人気が高いトヨタ車です。
「Adventure(ガソリン車)」「G"Z package"」に、RAV4 のために開発した「ダイナミックトルクベクタリングAWD」(※1)を標準装備。
前輪、後輪にトルクを配分するにとどまらず、後輪については左右独立して制御し、旋回時の安定性や力強い走行性を実現。
さらに、2WD走行時には後輪に動力を伝達させる駆動系の回転を瞬時に停止し、低燃費に貢献します。
RAV4 はデザイン性の魅力以外に、場面に応じた走行を実現することで、SUVとしての力強さや燃費性能の高さを十分に発揮します。
また、ラゲージスペースは580L(※2)を確保。
床面の高さを2段階に調節できる「2段デッキボード」(※3)とシートアレンジにより、高さのある荷物や大きさや長尺物にも対応します。
バックドアは「ハンズフリパワーバッグドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)」(※4)により、スマートキーを携帯していれば、リヤバンパーの下に足を出し入れするだけで、バックドアを自動開閉できます。
荷物で両手が塞がっているときや、小さなお子様を抱きかかえているときなどに便利です。
(※1)前後ラチェットシフト式ドグクラッチで切断するディスコネクト機構を採用。
(※2)「Z」は490L。デッキボード下段時。上段時は542Lとなります。2段デッキボードは「Z」を除く全車に標準装備しています。
(※3)「Adventure」「G”Z package"」「G」「X」に標準装備。
(※4)「G”Z package"」「G(ハイブリッド車)」「Z」に標準装備。「Adventure」にメーカーオプション。
雪道にも強いトヨタのSUVで冬のイベントを楽しもう!
今回は雪道に強い車の特徴と、トヨタのおすすめSUVについて紹介しました。
「ヤリスクロス」、「RAV4」は雪道以外にオフロード走行にも適したSUVです。
冬に降雪がある地域に住んでいる方はもちろん、季節ごとにアウトドアを楽しみたい方もぜひ購入を検討してみてください。