
公開日2024.5.27
クラウンスポーツのPHEVを発売!HEVとの違いや魅力を解説

クラウンスポーツにPHEVモデルが登場しました。
今回はPHEVとHEVの違いや、クラウンスポーツPHEVならではの魅力について解説していきます。
購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
PHEVとHEVの違いは何?

2023年11月 に発売したHEVモデルの「SPORT Z」グレードに続き、PHEVモデルの「SPORTS RS」が加わったクラウンスポーツ。
まずは、HEVとPHEVの仕組みの違いについて解説します。
HEV(ハイブリッド)とはエンジンとモーターの2つの動力を利用して走る車のことです。
PHEV(プラグインハイブリッド)は外部からの充電もできるHEVのことをいいます。
自宅や外出先で充電することで、通勤や買い物などの日常的な運転のほとんどをバッテリーで充電した電力だけで走行できるという特徴があります。
充電方法は付属の充電ケーブルとコンセントをつなぐだけという手軽さも魅力です。
クラウンスポーツ PHEVは道の駅やサービスエリアなどに設置されている「急速充電」にも対応しているので、外出先でも充電できます。
旅行などロングドライブで電力が不足する場合には、エンジンを使用してHEVとして走行ができるため、バッテリーの残量がゼロになったとしてもガソリンが残っていれば問題なく走行できます。
PHEVのもうひとつの特徴は給電機能です。
HEVの給電機能は、主に非常時での使用を想定されているのに対し、PHEVはアウトドアなど非常時以外にも使用可能です。
そのため、バッテリーに蓄えた電力でキャンプ時などに 家電を使って楽しむことも可能です。
クラウンスポーツ PHEVの魅力を解説
ここからは、ドライビング、利便性、専用装備の3つの観点から魅力を解説していきます。
先進の技術が支える「楽しい走り」

俊敏でスポーティながら、静かで滑らかな走りが自慢のクランスポーツ PHEVですが、まずは走行性能について見ていきましょう。
2.5Lプラグインハイブリッドシステム
クラウンスポーツ PHEVには、2.5Lプラグインハイブリッドシステム が採用されています。
高出力の駆動用モーターを搭載することでシステム最高出力は225kW(306PS)に達しており、HEVモデルと比べてよりスポーティで力強い走りが体感できることが特徴です。
レスポンスが良く、車と対話しながら走るような感覚を味わうことができるため、ドライブをより楽しみたい方におすすめです。
EV走行もハイブリッド走行も
クラウンPHEVは、大容量リチウムイオン電池を車体中央の床下に配置したことで、車内空間が狭くなることなく、実用的なEV走行航続距離を可能にしています。
満充電状態でのEV走行距離は90km(※1)、ハイブリッド燃費は20.3㎞/L(※2)を達成。
ガソリンタンク容量は55Lを確保しているため、航続距離は1,200㎞以上(※3)を実現しています。
(※1)WLTCモード・充電電力使用時走行距離。国土交通省審査値。
(※2)国土交通省審査値。WLTCモードは市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
(※3)国土交通省審査値(WLTCモード)より単純計算にて算出した目安。計算例として、EV走行概算値90km+(ハイブリッド燃料消費率20.3km/L×燃料タンク容量55L)=1,206km。
悪天候でも優れた走行安定性を実現するE-Four
PHEVが生み出すパワーはE-Four(電気式4WDシステム)(※1)によって四輪に分配されます。
路面が滑りやすくなる雨天時や降雪時にも安定した走行を可能にします。
(※1)E-Fourは、機械式4WDとは機構および性能が異なります。さまざまな走行状態に応じてFF(前輪駆動)走行状態から4WD(4輪駆動)走行状態まで自動的に制御し、安定した操縦性・走行の安定性および燃費の向上に寄与するものです。
PHEVならではの利便性
クラウンスポーツ PHEVは、「走る」シーン以外でも力強いパワーを発揮し、使い方もいろいろ。
ライフスタイルに合わせて多様な使い方ができるよう、利便性が追及されています。
「マイルームモード」
普通充電時にパワースイッチをONにした後マイルームモードを選択すると 、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になります。
車内をもう一つの部屋として活用でき、音楽を聴きながらリラックスしたり、テレワークで活用したりするのもおすすめです。
「ヴィークルパワーコネクター」で外部給電も可能
バッテリーに蓄えた電力は、センターコンソールボックスとラゲージ内に設置されたアクセサリーコンセントに加え、付属の「ヴィークルパワーコネクター」(※1)を普通充電インレットに挿し込むとAC100V/1,500W の外部給電コンセントとして使用できます。
停電や災害などの緊急時はもちろん、アウトドアでライトやコーヒーメーカーなどの電気製品も使用でき、楽しみの幅も広がります。
(※1)ヴィークルパワーコネクターは走行中に使用できません。
外部給電モードは使用シーンに合わせて2つのモードを選択可能
外部給電モードは「EV給電モード」と「HV給電モード」 の2つのモードを選択できます。
エンジンをかけず、バッテリーだけで給電するEV給電モードでは、満充電の状態から消費電力400Wで供給した場合、約20時間(※1,2)の電力が供給可能です。
さらに「HV給電モード」では、はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリー残量が所定値を下回ると、エンジンがかかり給電を継続します。
満充電・ガソリン満タンの状態から消費電力400Wで供給した場合、約6.5日(※1,3)の電力を供給可能です。
災害時など万が一のときにも車から電力の供給を受けることができます。
(※1)一般家庭が日常使用する電気量:1日あたり10kWh(1時間当たり400W)で換算
(※2)電力変換効率80%、補機消費電力160W想定での試算値になります。
(※3)社内シミュレーターでの試算値になります。
個性的で格好いい!PHEV専用装備


人の目を奪う美しさと走りのよさを感じさせるデザインが魅力のクラウンスポーツですが、PHEVモデルには専用のホイールを標準装備しました。
特徴的なトリプルスポークと細いレイヤースポークにマットブラック塗装の専用ホイールはプレミアム感たっぷり。
迫力のある21インチ の大径広幅タイヤが足元から美しさを強調し、所有欲を満たしてくれるでしょう。

内装デザインもPHEVモデルならではのインテリアを採用しました。
シート表皮はスポーツレザー(本革)を使用し、しっとりとした上質な肌触りが特徴です。
色はHEVモデルではブラックもしくはサンドブラウンの単色ですが、PHEVモデルではブラック&センシュアルレッドを運転席と助手席で左右非対称に配色。
インパネにもブラック&センシュルレッドのカラーリングを施し、個性的で特別感のある空間を演出しています。
フロントとリア席のシートベルトにも赤色を採用しています。
デザイン性の高さだけでなく、ドライバーがしっかりと身を預けられるホールド感と、赤いステッチが施されたスポーツシートで、乗れば乗るほど好きになるようなこだわりの内装となっています。
クラウンスポーツ PHEVで心弾むドライブを!
今回はクラウンスポーツ PHEVの特徴について、HEVモデルとの比較も紹介しながら解説しました。
クラウンスポーツなら上質で楽しいドライブを思う存分、堪能いただけることでしょう。
新型クラウンの購入を検討している方はトヨタモビリティ神奈川までご相談ください。
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