公開日2025.11.10
【シエンタ】何が変わった?2025年の改良点を解説
日常での使いやすさや安全性をさらに高める改良が加わり、ますます家族や個人のライフスタイルに寄り添った一台となったシエンタ。
MODELLISTA(※1)と共同開発したコンプリートカー「JUNO(ジュノ)」も同時に登場しています。
今回はシエンタの一部改良の変更点と「JUNO」について解説します。
(※1)MODELLISTA(モデリスタ)は株式会社トヨタカスタマイジング&デベロップメントの商品ブランド
シエンタの改良点を解説
一部改良による主な変更点として、以下のポイントがあげられます。
・電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド機能を全車標準装備
・安全装備の拡充
・人気オプションの標準装備化
今回の改良では、運転するうえで必須ともいえる装備を標準化するほか、装着率の高い人気のオプションが標準化されたため、購入後のオプション装備追加による費用を心配する必要がなくなりました。
それぞれ解説していきます。
電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド機能を全車標準装備
今回の改良では「電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド機能」を全グレードに標準装備しました。
これにより、渋滞や信号待ちといった停車時にブレーキを踏み続ける必要がなくなり、運転の疲労を軽減できます。
さらに、今回のシエンタには、トヨタブランドとして初めて「ブレーキホールド機能をオンのまま電源を切った場合、次回の始動時にもオンのまま維持される」仕組みを採用。
毎回設定し直す手間がなくなり、利便性が大幅に向上しました。
これは普段の運転で確実に体感できる改良点といえるでしょう。
安全装備の拡充
ファミリーカーとして選ばれることが多いシエンタにとって、安全性能の強化は非常に重要なポイントです。
今回の改良では以下の装備を追加し、全グレード標準装備としました。
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
高速道路や自動車専用道路で便利なレーダークルーズコントロールに、先行車が停止した際に自車も停止し、そのまま停止状態を保持する「停止保持機能」が追加されました。
先行車が発進すれば、ドライバーの操作によって再びスムーズに追従走行が可能です。
これにより、渋滞時のストレスも大幅に軽減されます。
ドライバー異常時対応システム
万が一、ドライバーが運転を継続できない状況になった際に作動する安全機能も標準装備。
警告を発するとともに、必要に応じて車両を操作することで、重大な事故のリスクを抑えます。
高齢ドライバーや長時間運転が多い方にも安心感をもたらす機能です。
プロアクティブドライビングアシスト(PDA)の進化
従来から搭載されていたPDAに「車線内走行時の常時操舵支援機能」を追加しました。
これにより、車線中央を安定して走るサポートが強化され、長距離ドライブでも安心感が高まります。
人気オプションの標準装備化
今回、ユーザーからの支持が厚かった装備を標準化しました。
ETC2.0+前後方ドライブレコーダー(「X」を除く全グレードに標準装備)
ETC2.0による料金所でのスムーズな通過や、渋滞情報を反映したルート案内に加え、ドライブレコーダーで万一のトラブルにも備えられます。
オートエアコン(すべてのグレードに標準装備)
オートエアコンは、ボタンひとつで快適な室温を自動でキープできるため、季節を問わず快適なドライブを楽しめます。
コンプリートカー「JUNO(ジュノ)」の登場
今回の改良では、「Z」グレード(ハイブリッド車)をベースにMODELLISTAと共同開発したコンプリートカー「JUNO」を新たに設定しました。
名前の由来は「順応」で、ユーザーの自由なライフスタイルに合わせて変化できることを表現しています。
「JUNO」は後席やラゲージ部分を特別架装し、家具モジュールを自由に組み合わせることで「持ち運べる部屋」として使える新しいスタイルのクルマです。
ベースモジュールやテーブルなど5種類の家具モジュールを組み合わせて、自分専用の空間を作ることができます。
チル、リフレッシュ、フォーカス、コンフォートの4種類のパッケージが用意されており、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。
「JUNO」は後席を取り払うため2人乗り仕様になり、登録区分は4ナンバーとなります。
より便利に、より安心に進化したシエンタ
今回はシエンタの一部改良について解説しました。
2025年の改良によってシエンタは、利便性・安全性・快適性のすべてにおいて確かな進化を遂げました。
毎日の運転をラクにする電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド
渋滞や万一に備える先進安全装備の拡充
人気オプションの標準装備化による快適性アップ
特に「運転する人の負担を減らし、家族全員が安心して乗れる」という点において、大きな魅力が加わったといえるでしょう。
「JUNO」という新しい提案も加え、選択肢の幅はさらに広くなりました。
日常の使いやすさを重視する方も、ライフスタイルを楽しみたい方も一段と乗りやすくなったシエンタをぜひご検討ください。
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