公開日2025.12.20
【ヤリスクロス】グレード選びに迷ったら!グレード別の違いを解説
街乗りからアウトドアまで幅広く活躍できる、人気のコンパクトSUV ヤリスクロス。
ヤリスクロスの購入を検討している方の中には、どのグレードを購入すればよいか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、価格の比較も交えながらグレード別にヤリスクロスの特徴を解説していきます。
ヤリスクロスの価格
ヤリスクロス各グレードの価格は以下のとおりです。
ハイブリッド
| グレード | 2WD | E-Four |
| 「Z」 | 2,887,500円(税込) | 3,118,500円(税込) |
| 「G」 | 2,546,500円(税込) | 2,777,500円(税込) |
| 「X」 | 2,433,200円(税込) | 2,664,200円(税込) |
ガソリン
| グレード | 2WD | 4WD |
| 「Z」 | 2,513,500円(税込) | 2,744,500円(税込) |
| 「G」 | 2,172,500円(税込) | 2,403,500円(税込) |
| 「X」 | 2,046,000円(税込) | 2,277,000円(税込) |
ヤリスクロスはハイブリッド車とガソリン車から選べます。
同じグレードで比較すると、価格差は「Z」「G」グレードではハイブリッド車の方が374,000円高く、「X」グレードでは387,200円高くなります。
一方で燃費性能はハイブリッドの方が優れ、「X」グレード2WDではハイブリッドが30.8km/L 、なのに対してガソリンでは19.8km/Lとなっています。
長距離走行や日常的な走行距離が多い方なら、燃料代で差額を回収できる可能性が高いでしょう。
走行距離が少ない方や予算を抑えたい方には、ガソリン車でも十分満足できます。
また、2WDにするか4WD(E-Four)にするかという点では、同グレードで4WD(E-Four)の方が231,000円高く設定されています。
都市部での利用が中心なら2WDで十分ですが、降雪地域にお住まいの方や、アウトドアでの利用が多い場合は4WD(E-Four)を検討するとよいでしょう。
4WD(E-Four)はSUVらしい力強い走りを求める方にも選ばれています。
各グレードの特徴
ここからは、上記の価格も踏まえながら、各グレードを比較解説します。
エントリーグレード「X」
ヤリスクロスのエントリーグレードとなるのが「X」グレードです。
ガソリン2WDモデルで2,046,000円(税込) からと、最も手頃な価格設定。
最も燃費が良いのも「X」グレードです。
低燃費で維持費を抑えたい人や、初めてのSUVとして気軽に選びやすいのが魅力です。
インテリアはシンプルながら、必要最低限の便利な機能が整っています。
マニュアルエアコン(ガソリン車)やファブリックシートを採用し、価格を抑えながらも、ベースグレードとしての完成度は高く、普段使いに不足はありません。
安全性能においては、「X」グレードにも Toyota Safety Sense を標準装備しています。
プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、レーダークルーズコントロールなど、基本的な先進安全機能はしっかり搭載。
ただし、車両を真上からみたような映像をディスプレイに表示するパノラミックビューモニターなどは非搭載のため、駐車時の支援が欲しいと感じられる方は上級グレードを検討するのもよいでしょう。
バランスの良い「G」
中間グレードの「G」は、ガソリン2WDで 2,172,500円(税込)から購入できます。
「X」と比べると126,500円の価格差がありますが、その分装備の充実度が向上しています。
オートエアコンや本革巻きステアリングホイール、上級ファブリックを使用したシート表皮など快適装備を標準化し、質感もワンランクアップ。
便利な装備も充実しており、日常の使い勝手の良さが魅力です。
安全装備においては、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車システム[SEA]、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)、パノラミックビューモニターがセットでメーカーオプションできることが大きなメリットといえます。
これにより、狭い駐車場や買い物先での取り回しの安心感が高まります。
上級グレード「Z」
ヤリスクロスの上級グレード「Z」は、ガソリン2WDで 2,513,500円(税込) から購入できます。
「X」に比べて467,500円、「G」に比べて341,000円高い価格ですが、充実した装備で快適性を高めたい方には最適のグレードです。
外装ではプロジェクター式フルLEDヘッドランプを採用し、視認性とデザイン性が向上。
内装では運転席と助手席のシートヒーターの標準装備、コネクテッドナビPlus対応のディスプレイオーディオなど、快適性・先進性ともに優れています。
さらに、足回りの18 インチアルミホイールや合成皮革+ツィード調ファブリックを使用したシートなど、質感の高い仕上がりも魅力です。
安全性能においても、「G」グレードではメーカーオプションとなっているブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車システム[SEA]、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)、パノラミックビューモニターが標準装備されています。
ブラインドスポットモニターは、車線変更時に隣接する車線の車両を検知して知らせる安全装置で、ドライバーがドアミラーでは確認しにくい車両の接近に気付くのに役立ちます。
安心降車システムは、車から降りようとしたときに後方から接近中の自転車を含む接近車両との接触を防ぐ役割を果たし、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両)は、アクセルの踏み間違いや踏みすぎによる衝突を緩和するだけでなく、駐車場からバックで出庫しようとしているときに、左右後方から接近してくる車両を検知し、事故リスクの軽減に寄与します。
さらに、夜間走行時にLED配光範囲を自動で細やかに制御するアダプティブハイビームシステムもメーカーオプションで設定可能です。
日常の運転はもちろん長距離ドライブでも高い安心感を得られるため、安全性を最優先に考える方には最適なグレードです。
その他にも特別仕様車やライフスタイルに合わせたグレードをご用意
ヤリスクロスには上記のグレード以外にも、スポーティな走りを突き詰めた「GR SPORT」、アウトドアにふさわしい大胆なスタイルの「Z“Adventure”」、都会的な雰囲気を醸し出す特別仕様車「Z“URBANO”」といった様々なグレードが用意されています。
日常の中にスポーティな走りを両立させたい方には「GR SPORT」がおすすめで、アウトドアの趣味があったり自然の中に出かけたりすることが多い方は「Z“Adventure”」もおすすめです。
特別仕様車「Z“URBANO”」はブラックを基調としたエクステリアが特徴で、通常のグレードよりさらに都会的でシックな印象にしたい方におすすめです。
価格、安全、快適性の優先順位を明確に
今回はヤリスクロスのグレードの違いを比較しました。
ヤリスクロスは、全グレードにToyota Safety Senseを標準装備しながら、上位グレードになるほど安全機能や快適装備が充実しています。
ライフスタイルに応じて、ご自身に最適なグレード選びをしてください。
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