軽自動車で女性に人気の中古車とは?特徴や選び方、おすすめをご紹介

軽自動車の中古車を検討しているものの、選び方が分からないという女性は多いのではないでしょうか。
特に軽自動車は、女性向けのモデルが豊富なため、楽しみながら車選びができます。
そこで今回は女性向けに、軽自動車の中古車の選び方や、おすすめなどをご紹介します。
軽自動車とはどのような車種?

そもそも軽自動車とは、どのような車種を指すかご存じでしょうか。
軽自動車には規格が存在し、具体的には以下の通りです。
- ・排気量:660cc以下
- ・全長:3.4m以下
- ・全幅:1.48m以下
- ・全高:2m以下
この規格を超えると、普通自動車として扱われます。
軽自動車はボディがコンパクトで、小回りが利き、運転しやすいのが魅力です。
室内空間もコンパクトですが、さまざまな使い勝手を良くする工夫が凝らされていることから、多くの方から支持されています。
さらに軽自動車は、維持費を抑えられるというメリットがあります。
車両を所有していると、燃料費や車検費用、税金などの維持費がかかるものです。
しかし、軽自動車の場合は、これらの維持費を普通自動車に比べて節約できます。
女性人気が高い軽自動車の特徴

軽自動車のなかでも、女性人気が高い車種があります。
人気の軽自動車を比較すると、いくつかの共通点が見えてきます。
具体的な特徴を5つピックアップしましたので、参考にしてください。
- ・デザインが可愛らしい
- ・機能性が優れている
- ・運転しやすい
- ・コストパフォーマンスが高い
- ・アシスト機能がある
デザインが可愛らしい
女性に人気が高い軽自動車は、可愛らしいデザインがたくさんあります。
丸みのあるボディやライト、コンパクトさを活かしたデザイン設計など、女性から好まれる要素がふんだんに取り入れられています。
カラーバリエーションも豊富なため、車にあまり関心がない方でも希望にあった色を選びやすいでしょう。
ドライブをより楽しめるよう、内装にまでこだわった軽自動車は、可愛さを求める女性に人気です。
機能性に優れている
女性に人気がある軽自動車には、機能性に優れたものも多くあります。
例えば、荷物が積載しやすいよう広い開口部を備えていたり、狭いスペースでも開閉が楽なスライドドアを取り入れていたりと、普段使いしやすい特徴があります。
さらに収納スペースが多くあったり、車内の温度を快適に保つオートエアコンが装備されていたりと、女性に人気の軽自動車は機能性にも非常に優れています。
車の利用頻度が多い方ほど、機能性は重視したいポイントといえるでしょう。
運転しやすい
女性に人気の高い軽自動車は、運転のしやすさに重きを置いているのも特徴です。
コンパクトで小回りが利く軽自動車ですが、ボディサイズや、小回りの利きを決める最小回転半径も、車種ごとに違います。
運転しやすさが重視された軽自動車なら、普段の走行はもちろん、細道や狭い駐車場などでも、快適に運転できます。
運転を楽にしたい、快適にしたいと考える方ほど、軽自動車の運転しやすさは選ぶポイントとなるでしょう。
コストパフォーマンスが高い
女性に人気の軽自動車は、コストパフォーマンスに優れているものが多いのも特徴です。
維持費を節約できるのは、軽自動車の大きな利点といえます。
しかし、燃費の良さは車種によって違います。
特に運転する頻度が多い方や、長距離を運転する機会がある方は、燃費の良さは重要視したいポイントです。
維持費をできる限り節約したい場合は、燃費の良い軽自動車を検討するのも良いでしょう。
アシスト機能がある
女性に人気がある軽自動車には、アシスト機能が充実しているものが多く見られます。
車線中央を走るようアシストしてくれる機能や、歩行者や車両との衝突防止に警報や自動ブレーキが作動するものなど、さまざまな運転をアシストしてくれる機能があります。
特に、運転に自信のない方は、アシスト機能があることで安心して運転できるでしょう。
最近はアシスト機能が搭載された軽自動車が増えています。
ドライブ中の安全性を高めたい方は、ぜひ重視したいポイントといえるでしょう。
女性向け中古車選びのポイント

ご自身にぴったりの中古車を選ぶためには、いくつか気を付けたいポイントがあります。
ここでは具体的なポイントを5つ解説していますので、ぜひ参考にしながら選んでみてください。
- ・運転しやすいか
- ・装備や機能はどのようなものが付いているか
- ・使用目的に合っているか
- ・デザインやカラーは好みに合っているか
- ・購入コストはどのくらいかかるか
- ・保証内容
運転しやすいか
ご自身にとって運転しやすい車種を選びましょう。
ボディサイズや最小回転半径が小さい車種ほど、小回りが利きます。
それに加え、運転しやすさを決めるポイントは、下記の3つです。
- ・ドライビングポジションが細かく調節可能
- ・視界が広く、見切りが良い
- ・車両感覚が掴みやすい
ドライビングポジションが調節可能かどうか、視界の広さや見切りの良さ、車両感覚の掴みやすさについては、実際に試乗することで分かります。
車選びの大切なポイントなので、可能であれば試乗して、相性を確かめてみましょう。
装備や機能はどのようなものが付いているか
中古車は、基本的にオプションが付いた状態で販売されているため、事前にしっかり確認することが大切です。
装備・機能の種類はさまざまですが、特に注目したいのは下記の3つです。
ドライビングポジション調整機能
運転しやすさにつながるドライビングポジション調整機能には、「チルトステアリング」、「運転席シート上下アジャスター」 などがあります。
ステアリング(ハンドル部分)の位置を調節できるチルトステアリングや、シート位置を体格に合わせて調整できる「運転席シート上下アジャスター」は、特に小柄な女性がチェックしたいものといえます。
安全装備
安全装備は、ドライバーや歩行者の安全を守ってくれます。
ペダルの踏み間違え防止に役立つ「誤発進抑制制御機能」、歩行者や車両との接近時にアラートが鳴る「衝突警報機能」 など、注目したいものが多くあります。
ご自身が希望する安全装備が、欲しい中古車に付いているか見てみましょう。
便利機能
近年、車の機能はますます便利に進化しています。
キーを差し込まなくてもドアのロック・解除が可能な「キーフリーシステム」や、キーを差さなくても発進できる「プッシュボタンスタート」などは、便利です。
UVカット・IRカット機能付きのフロントガラス であれば、念入りな紫外線対策をせずに済むでしょう。
使用目的に合っているか
欲しいと思う軽自動車が、使用目的と合っているかも確認しましょう。
例えば、家族でドライブを楽しみたい場合は、発進・加速性能や、安全性などが重視したいポイントでしょう。
通勤や通学で使用するなら、毎日良い気分で乗れるように、内装や外観のデザインを重視しても良いかもしれません。
場合によっては軽自動車ではなく、多目的車のSUVが向いていたり、ファミリー層に適した普通乗用車やミニバンが向いていたりする こともあります。
使用目的を明確にすれば、必要な機能や装備、どの中古車を選べば良いのか見えてきます。
デザインやカラーは好みに合っているか
デザインやカラーなどは、一人ひとり好みの違いが表れる要素です。
普段使いされることが多い軽自動車だからこそ、毎日を楽しくするためにこだわりたい部分といえます。
SNSや動画サイトなどで紹介されている画像や動画は、実際の色味や雰囲気が違うこともあるので、実物を見て決めるのが理想です。
人気が高い車種は街中でも見かけるかもしれませんが、じっくり見たい方は、ぜひ中古車販売店へ足をお運びください。
コストはどのくらいかかるか
中古車の成約前に、コストが全体でどれくらいかかるかも計算しましょう。
購入時にかかる車両本体だけでなく、車検費用をはじめとしたコストも含めて考えるのがポイントです。
車によっては、納車後間もなく車検到来ということもあるので、車検時期は確認してください。
また、維持費を節約できる中古車があれば、車両の状態を比較して、どれだけの年数乗り続けられるかも見てみましょう。
保証内容
中古車にも、基本的に保証が付きます。
保証内容によっては、修理費や部品交換費などの負担がなく、リスクに備えられます。
保証は、メーカー保証や中古車販売店の保証などがあり、それぞれ内容が異なります。
成約前には保証内容や、どのようなときに保証を受けられるのか確認してください。
トヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗がご用意している、「ロングラン保証」や「ロングラン保証α」については、こちらからご確認頂けます。
女性におすすめの軽自動車

ここからは、女性におすすめの軽自動車を3車種ご紹介します。
それぞれの特徴も詳しく記載していますので、参考にしてみてください。
ピクシスエポック

ピクシスエポックは、2012年5月に登場しました。
おすすめする軽自動車のなかでは最もコンパクトで、初代モデルから現行モデルまで、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,500~1,510mmほどのボディサイズ。
特に全高が抑えられており、立体駐車場にも余裕を持って駐車できる愛らしいシルエットが魅力です。
それでいながら、大人4人が余裕を持って過ごせるよう設計されているため、車内空間は広々です。
さらに、2017年5月のモデルからは、より快適な車内空間を目指し、フロントシートが見直されています。
それにより運転席の頭上空間にゆとりができ、前方の視界も広がりました。
後席もよりくつろげるよう調整されており、よりリラックスできる空間が生まれています。
他にも、収納スペースが豊富なことや、軽量化されて操作しやすいバックドアが付いていることなどもピクシスエポックの魅力です。
安全機能としては、2013年8月から2014年7月までモデルの一部に、衝突回避支援システム「スマートアシスト」が採用されています。
2017年5月のモデルからは、進化した「スマートアシストIII」がどのグレードにも採用されており、より安全性が高められています。
「スマートアシストIII」をはじめとする安全技術に関しては、こちらをご確認ください。
ピクシスジョイ

ピクシスジョイは、2016年8月に登場した車種です。
軽自動車ならではのお手頃価格と燃費の良さだけでなく、生活に喜びや楽しさも提供したいという願いから生まれました。
登場当初から、大きく分けて3つの車両タイプと多彩なカラーバリエーション があるため、ご自身の生活に喜びや楽しさを与えてくれるモデルがきっと見つかるはずです。
2020年 9月登場モデルからは、ファッション性やデザイン性に注力された、「F」グレードがメインで取り扱われています。
メタリックカラーを用いた外観が特に人気で、洗練された内装も男女を問わず支持されています。
また、2020年 9月登場のモデルは、サイズが全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,600mm(シルバールーフレール装着車は1,610mm)です。
ピクシスエポックと比べるとやや高めの全高に加え、大容量深底ラゲージアンダーボックスがデッキボードの下にあるため、背の高い荷物も詰め込めます。
さらに、2020年 9月からはチルトステアリングや運転席シート上下アジャスターが標準装備で、一部のグレードでは紫外線を99%カットしてくれる「スーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアガラス」も選択可能です。
デザインにこだわりたいという方や、スポーツやアウトドアで背の高い荷物を詰め込みたい方におすすめできます。
安全機能は、ピクシスエポックと同様に衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が代表的で、2017年10月モデルから標準搭載されています。
ピクシスメガ

ピクシスメガは、2015年7月に登場した車種です。
新車としての取り扱いは終了した車種ですが、中古車であれば、購入できる機会があります。
「視界の良さ」、「広々とした室内空間」をキーワードに開発されたピクシスメガは、全高が高いのが特徴です。
全長3,395mm、全幅1,475mmはピクシスエポックやピクシスジョイと同じですが、全高1,835mmとしています。
アイポイントがミニバン並みの1,387mmへと上がったことで、より遠くまで見通せる視界が確保できます。
小柄な女性でもドライビングポジションを確保しやすく、簡単に車両感覚を掴めるのが魅力です。
室内高も軽自動車の中ではかなり高い1,455mmで、大人4名が座っても、広さを実感しやすい構造です。
サスペンションとボディ構造の見直しによって、操縦安定性を高めているという点も、ピクシスメガの魅力といえるでしょう。
2016年5月登場のモデルからは衝突回避支援システム「スマートアシストII」が標準装備で、2018年1月モデルからは「スマートアシストIII」を標準装備にグレードアップしています。
収納スペースも広めに設計されているため、利便性が抜群な車種に仕上がっています。
まとめ

今回は女性から人気を集める軽自動車の特徴や、中古車の選び方、おすすめの軽自動車などをご紹介しました。
軽自動車には、燃費の良さやお手頃価格以外にも多彩な魅力があり、女性から特に支持されています。
ただ、安全装備の有無やデザインなど、さまざまな違いがあるため、よく比較することが大切です。
今回ご紹介した選び方を参考にしながら、ご自身にぴったりな一台を選んでみてください。
トヨタモビリティ神奈川の中古車情報は、こちらから確認できます。