公開日2023.6.27
7人乗りの中古車おすすめ5選。ファミリー向け車種選びのポイント

ご家族が多い方にとって、車での移動は一つの課題です。
家族の人数が、所有している車の最大乗車定員を上回っていると不便に感じるシーンが増えるでしょう。
そこで、ファミリーカーとして選ばれているのが、7人乗りできる車です。
7人乗りできる車には、ミニバンやコンパクトミニバン、SUVなどがあります。
なかでも、大人数で乗る車としては、ミニバンやコンパクトミニバンがおすすめです。
ここでは、7人乗れる車のメリットやおすすめ車種、中古車選びのポイントなどをご紹介します。
7人乗りできる車の特徴やメリットとは何か

はじめに、7人乗りできる車種の特徴やメリットを解説します。
セダンや軽自動車と違い、2つの大きなメリットがあります。
祖父母や友人も乗せられる
最大乗車定員が7人のため、同居している家族が4~5人ならそのほかの人を乗せる余裕があります。
祖父母や遠方から訪ねてきた親戚、仲の良い友人やその子供など、他の方を乗せたいシーンはよくあるでしょう。
ミニバンのように7人乗り可能な車種なら、このようなシーンにも対応できるメリットがあります。
大人数でわいわい楽しみながら移動できるのは、最大乗車定員が多い車だけが持つメリットです。
また、駐車スペースが限られる場所にも、車を何台も連ねることなく効率的に行動できます。
車内空間が広く居住性が高い
7人乗り可能な車の多くは、車内空間が広く、居住性を重視して作られています。
長時間座ったまま身体を窮屈にしていると、目的地に着くまでに疲れやストレスが溜まることも考えられます。
しかし、居住性を重視して作られた車両であれば、ゆったり座れます。
より快適な移動で、家のように楽しくリラックスした時間が過ごせるでしょう
7人乗りに適した車種

次に、7人乗りに適した車種についてご紹介します。
7人乗りに適した車種は、主にミニバンとコンパクトミニバンがあります。
ミニバンの特徴
ミニバンは、7人乗りの車の主流といえる車種です。
「ミニ」と付いていますが、サイズで区別されているわけではありません。
貨物車・商用車がバン、乗用車がミニバンと区別されています。
荷物を積むための広い荷室があるバンとは違い、ワゴンタイプで3列シートの車がミニバンです。
大人数を運ぶために作られたミニバンは、車内空間が広く取られています。
リラックスできる空間が広がり、荷物もたくさん載せられるなどの特徴があります。
また、車高が高いモデルが多く、視界が広く取りやすいという特徴もあります。
総排気量が大きいミニバンなら、走りもよりパワフルで、大人数を乗せる機会が多い方におすすめです。
コンパクトミニバンの特徴
コンパクトミニバンとは、5ナンバーまでのミニバンのことです。
全長4,700mm、全幅1,700mm、全高2,000mm未満で、総排気量661cc~2,000cc以下のミニバンがコンパクトミニバンと呼ばれます。
居住性やラゲージの広さを確保しながらも、ミニバンよりもコンパクトなのが特徴です。
そのため、小型の車種が運転しやすいという方におすすめです。
子供の送り迎えや、街乗りなどが多く、普段使いは4~5人といったファミリー層にぴったりといえるでしょう。
いざというとき大人数の乗車も可能なコンパクトミニバンは、さまざまなニーズにマッチした車種といえます。
3ナンバー(普通乗用車)よりも、自動車税や自動車重量税などを節約しやすく、車両重量が軽いため高い燃費性能を誇ることもメリットといえます。
7人乗りの車としておすすめのミニバンとコンパクトミニバン
現在、中古車市場にはさまざまな7人乗りの車が出ています。
ここでは、おすすめのミニバンとコンパクトミニバンについて詳しくご紹介します。
- ・シエンタ
- ・ノア
- ・ヴォクシー
- ・アルファード
- ・ヴェルファイア
シエンタ

シエンタは、2003年9月にリリースされたコンパクトミニバンです。
2列シート車は主に5人乗りですが、3列シートを備えた7人乗り可能なタイプもあります。
コンパクトミニバンの中でも特に小柄で、最小回転半径5.0mとコンパクトカーに近いため、運転しやすいという特徴があります。
狭い道や小さな駐車スペースを利用される方や、運転しやすいコンパクトな車種を求めている方におすすめです。
シエンタは、両サイドにスライドドアを備え、居住性や積載性能など、ミニバンに求められる要素が詰め込まれています。
また、馴染みやすく可愛らしい見た目を備えていることから、子育てファミリー層にぴったりのミニバンとして人気を博しています。
他の車種よりもリーズナブルで、車体が軽く燃費性能にも優れていることもシエンタのメリットです。
お得な7人乗りの車を求めている方には、特におすすめといえるでしょう。
※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。
ノア

ノアは、2001年11月にリリースされたミニバンです。
広めに取られた車内空間とフラットな低床、両サイドのスライドドアを備えたことによる、優れた乗降性などが特徴です。
丸みを帯びた親しみやすいデザインもあって、発売以降ファミリーカーの筆頭として愛されています。
基本は5ナンバーサイズですが、上級グレードには3ナンバーサイズのミニバンもあるため、ご自身に合ったものを選べます。
2014年1月モデルからはより車内空間が広がり、同年2月モデルからはハイブリッドシステム(リダクション機構付のTHS II)を搭載した「ハイブリッドG」、「ハイブリッドX」などのグレードが登場し、燃費性能も向上しました。
細かくモデルチェンジがおこなわれるノアは、その度に使い勝手の良さが向上し、先進的な安全装備も取り入れられています。
※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。
ヴォクシー

ヴォクシーは、ノアと同じく2001年11月にリリースされたミニバンです。
同時期にデビューしたノアとは販売店とスタイルの違う兄弟車種に当たります。
ほぼ同型の兄弟車種のため、リリース当時から現在まで、基礎的な車両スペックはノアと同等水準です。
そのため多くの場合、車両スペックよりも外観や内装のデザインで選ばれます。
ヴォクシーはノアと比較してスタイリッシュなデザインで、内装にも違いが表れています。
ノアとは違うファミリー層をターゲットにしたヴォクシーは、若いご夫婦や特に男性の支持を集めており、アクティブなご家庭にマッチする車種といえるでしょう。
※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。
アルファード

アルファードは、2002年5月にリリースされたミニバンです。
最上級品を意味するフラッグシップモデルに当たります。
フロントはグリル部分が大きく取られ、ダイナミックなメッキ加飾が豪華なデザインです。
上品さとラグジュアリーな雰囲気を備えていますが、特にこだわりが反映されている車内空間にも注目しましょう。
アルファードのボディサイズは、コンパクトミニバンの基準を上回るため、3ナンバーサイズのミニバンに分類されます。
それによりノアやヴォクシーと同じFFレイアウトでも、より広々とした車内空間ができあがっています。
内装についても、座席の材質から細かくこだわり、積載量を十分とれるシートアレンジの豊富さなど、細かなところまで気配りされた上質さが感じられるでしょう。
2018年1月リリースのモデルからは衝突回避支援システムToyota Safety Senseが全車標準装備で、装備や車両のスペックも、モデルチェンジを重ねるごとに豪華に変化しています。
豪華で上質なミニバンを求めている方に、アルファードはおすすめです。
※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。
ヴェルファイア

ヴェルファイアは、2008年5月にリリースされたミニバンです。
アルファードとは兄弟車種であり、同様のフラッグシップモデルであるため、走行性能や機能性、安全装備などはほとんど変わりません。
アルファードと同等水準の居住性や積載性能を誇り、主にデザインで差別化を図っています。
特にアルファードは大人の上品さが追求されていますが、ヴェルファイアは精悍さや先進的なデザインを追求しているため、若いご夫婦にも向いています。
比較的高級志向にこだわりのない方でも乗車しやすいデザインは、乗る人を選ばず、どのような方にもおすすめです。
※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。
7人乗りの中古車はどう選ぶ?そのポイントを解説!

次に、7人乗りの中古車をどう選べば良いのでしょうか。
それぞれ条件や乗る人数も違ってきますので、ご自身に合ったものを選ぶためにも押さえておきたいポイントを7つ解説します。
- ・ご自身に適したサイズを選ぶ
- ・シートの使いやすさで選ぶ
- ・無理のない予算で選ぶ
- ・維持費を考慮して選ぶ
- ・安全性能の高い車種を選ぶ
- ・使用用途に合った車種を選ぶ
ご自身に適したサイズを選ぶ
まず見ておきたいポイントは、車両サイズです。
7人乗りの車といっても、車両サイズはそれぞれ違います。
よく利用する道や駐車場などで、操作性に問題はないか考えてみましょう。
室内高も違うため、可能であれば実際に試乗して選ぶとよいでしょう。
また、軽自動車やセダンに慣れている方は、運転時の車両感覚が違うためその点も考慮しましょう。
慣れるまで時間がかかりそうだという方は、コンパクトミニバンを選ぶのも良いでしょう。
シートの使いやすさで選ぶ
7人乗りの車は、後部座席を有効活用できます。
ただ、シートアレンジの方法は、車種やグレードなどによって違いが現れる部分です。
少人数で使用するときは荷物を多めに詰め込みたい、車中泊でも活用したいなど、用途に応じてどのようなシートアレンジが最適か確認しましょう。
また、シートにもひじ掛け付きのキャプテンシートや、3人並んで座れるベンチシートなどがあります。
使い勝手が変わるため、シートそのものも確認は必須と言えそうです。
無理のない予算で選ぶ
7人乗りの中古車は、無理のない予算で選びましょう。
現在の家族人数を考えると、ミニバンやコンパクトミニバンが最適かもしれません。
しかし、子供の自立の時期を迎えると、乗車人数が減るため買い替えることも考えられます。
家族の成長に合わせて買い替えることも視野に入れ、ご自身とご家族に無理のない予算で探してみてください。
維持費を考慮して選ぶ
車両本体の価格だけでなく、維持費も考慮して選ぶと良いでしょう。
維持費としては、ガソリン代や車検法定費用、保険料や税金などが挙げられます。
ガソリン代はハイブリッド車が節約しやすく、年式の新しい車種であれば中古車でもエコカー減税の対象となる車もあります。
長く乗り続けるためにも、毎年の維持費を節約できる車種を選ぶことがおすすめです。
希望車種がいくつかある場合、維持費を年単位で比較してご自身に合った車種を選びましょう。
安全性能の高い車種を選ぶ
最大で7人が乗れるということは、預かる命も多くなります。
中古車選びでは、より安全性能が高い車種にこだわりましょう。
同じ車種でも、年式が一つ違えば最新の安全装備が装備されていることがあります。
特に中古車は車によってオプションが異なるため、ご自身で納得できるような安全装備が付いたものを選んでみましょう。
使用用途に合った車種を選ぶ
希望車種が使用用途に合っているかどうかも、確認しておきましょう。
7人乗り可能な車には、アウトドアに適したタイプの車種もあります。
街乗りがメインの方には、アウトドアに特化した車種よりも街乗りに適した車種が使いやすさを感じられます。
また、荷物をたくさん載せる機会が多い方は、ラゲージスペースが広く、さらに開口部も大きい車種が向いています。
ご自身がどのような場面で車を必要としているのか、考えながら選んでみましょう。
まとめ

今回はファミリー向けに7人乗りの車について、特徴や種類などをご紹介しました。
7人乗りの車を選ぶのは、子育て中のご家庭が多いのではないでしょうか。
子供が大きくなったタイミングで買い替えることも念頭に置いて、ご自身の状況に合った中古車を探してみましょう。
また、シートアレンジ方法や実際の室内高など、実際に目で見て確かめたいことは多いでしょう。
ぜひお近くのトヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗にご相談ください。
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現在取り扱いのあるミニバンについては、こちらもご確認ください。
※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。