公開日2023.10.14
車買い替えの時期はいつがベスト?節目となる年数やタイミングを解説

車を買い替える際、考えたいのがタイミングです。
「車検が残っているうちに買取りに出した方が良いだろうか?」「お得に買い替えられる時期があるのでは?」など、適切な時期がわからず悩んでいる方は多いでしょう。
この記事では、車の買い替えに適した時期について、詳しく解説します。
車をいつ買い替えるか迷っている方は、ぜひチェックしてください。
車の買い替えに適した年数やタイミングとは?

車買い替えにベストなタイミングは、車の状態やライフスタイルなどによって異なります。
車を買い替えるか迷っているのであれば、下記の時期に差し掛かっているかを確認してみてください。
車検を受ける前
車検前は、車の買い替えに適したタイミングといえます。
車検前に買い替えれば、車検や法定点検の費用を節約できます。
車検は、合計すると数万円から十数万円ほどの費用がかかります。
車検は、乗用車の場合、中古車だと最後の車検から2年ごと、新車だと購入して3年、5年、7年というタイミングでやってくるので、それが買い替えの節目です。
現在の車に乗り続けるか悩んでいるのであれば、これらの節目に買い替えを検討してみましょう。
税金が上がるとき
車の所有者が支払う税金には、自動車税(軽自動車税)や自動車重量税などがあります。
自動車税は排気量に応じて、自動車重量税は重量や用途などに応じてかかる税金です。
所有している車にもよりますが、これらの税金は新規登録から11年目や13年目といったタイミングで上がることがあります。(令和5年6月現在)
所有している車の税金が高くなる場合も、買い替えを考えたいタイミングといえるでしょう。
出典:国土交通省「自動車税のグリーン化特例の概要」
出典:国土交通省「【新車新規登録を受ける場合】」
保証期間が過ぎたとき
現在の車の保証期間を過ぎているのであれば、買い替えても良いタイミングです。
車には、メーカー保証をはじめ、さまざまな保証がついています。
中古車の場合でも、新車保証期間内にメーカー保証の継承手続きをおこなっている場合は、メーカー保証がついているでしょう。
それらの保証期間が過ぎている場合は、メンテナンス費用が思ったよりもかかってしまうことがあります。
保証期間は、初年度登録から最長で5年ということが多いでしょう。
修理・部品交換費用がかさむとき
修理費用や部品の交換費用がかさんでしまう場合も、買い替えを検討してみましょう。
長年乗り続けていると、タイヤをはじめ、さまざまな部分に劣化や摩耗が見られます。
場合によっては、どこかが故障してしまったり、部品が交換時期を迎えてしまったりということもあるはずです。
とくに修理箇所によっては十数万円かかることもあるため、修理して乗り続けるよりも、買い替える方が良いときがあります。
定期的にメンテナンスをおこなっていれば、乗り続けることは可能です。
しかし乗り始めて10年に近づいている車や、走行距離が10万キロを近づいている車などは、買い替えを検討して良いといえるでしょう。
生活に変化があるとき
生活に大きな変化があるときも、車の買い替えに適したタイミングです。
例えば、子供が生まれると、車に乗る人数や載せる荷物の量が変わります。
そのため、軽自動車から、コンパクトカーやミニバンのような車に買い替えた方が良いこともあるはずです。
他にも、就職や転勤などで環境が変わって、通勤用に小回りが利く軽自動車を必要とすることもあるかもしれません。
このように、生活の変化によって求められる車が変わったときも、買い替えを考えてみましょう。
車の価値が変わる前
できるだけ高く買取りや下取りをしてほしいという方は、車の価値が変動する前を狙うのもおすすめです。
具体的な車の価値が変動するタイミングとして、マイナーチェンジやモデルチェンジが挙げられます。
車は定期的にマイナーチェンジがおこなわれており、ロングセラー車種は、大きく外観を変えるモデルチェンジがおこなわれることもあります。
新型のモデルと旧型のモデルで価値が変わることがあるため、マイナーチェンジやモデルチェンジがおこなわれる前を狙ってみると良いでしょう。
平均的な買い替え年数は5~8年

例えば、一般社団法人日本自動車工業会の「2021年度乗用車市場動向調査」によれば、新車の平均保有期間は7.8年、中古車の平均保有期間は5.9年です。
また、一般財団法人 自動車検査登録情報協会がおこなった統計「車種別の平均車齢推移表 」を見ると、2021年の平均車齢(平均的な買い替え年数)は8.84年とされています(軽自動車を除く)。
5~8年は保証期間が過ぎており、乗り方にもよりますが、少しずつ車の修理費用や消耗部品の交換費用などがかかる時期です。
現在の車に5~8年乗っているのであれば、車検の前や、不具合が出る前などに買い替えを検討しても良いかもしれません。
買い替える前に確認しておくべきこと

車の買い替えを決めたら、新車や中古車を探す前に、確認しておきたいことがいくつかあります。
ローンの名義や残債
ローンを組んで車を購入した方は、ローンの名義や残債を確認しておきましょう。
車の所有者がご自身でなく、ローン会社や中古車販売店とされている場合、車を買い替えるには、ローンを完済する必要があります。
買い替える前にご自身でローンの完済手続きをおこなうか、買取りや下取りに出す先で、ローン残債と車の買取り額や下取り額と相殺してもらうことも可能です。
一方、所有者がご自身で、契約内容に完済前の売却を禁止する項目がなければ、ローンが残っていても車を買取りや下取りに出すことが可能です。
納車時期
納車時期は、中古車と新車で異なります。
中古車の場合は、既に車が中古車販売店にあるため、納車が遅れることはあまりありません。
また、成約から納車までは2~3週間とスピーディにおこなえます。
一方、新車の場合は、納車まで3~6ヶ月の場合がほとんどです。
人気の車種で長納期となっている場合は、納車まで年単位かかることも考えられます。
とくに、新生活が始まる前に納車まで済ませたいというときは、納車が間に合うか確認するのがおすすめです。
3月に慌てて車を買い替えるような場合は、在庫のある中古車を検討すると良いでしょう。
車を買い替える際に注意すべきことは?

車を買い替える際には、注意すべきことがあります。
主な注意点について、3つ見てみましょう。
- ・早めに動く
- ・必要書類を揃える
- ・任意保険の手続きをおこなう
早めに動く
買い替えを決めたら、早めに行動を起こすように心がけましょう。
中古車の相場は毎日変動するため、人気車種でも、ずっと同じ買取り額とは限りません。
また、一般的に走行距離が短く、年式が新しい車ほど価値があります。
買い替えを決めたら、なるべく早く動いて、タイミングを逃さないようにしてください。
なお、自動車税は4月1日の名義人に課税されます。
名義変更にはある程度時間がかかるため、3月末に動くのではなく、もっと前から動くのがおすすめです。
必要書類を揃える
車を買い替える際には、さまざまな書類が必要です。
何が必要なのか知って揃えておくことで、スムーズに買い替えを進めることができます。
例えば、トヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗で下取りと中古車の成約を併せておこなう場合は、下記の書類が必要です。
- ・自動車検査証(車検証)
- ・自賠責保険証
- ・自動車税納税証明書
- ・自動車リサイクル券
- ・実印
- ・印鑑証明書
- ・委任状
- ・譲渡証明書
- ・車庫証明書
- ・保管場所の所在図・配置図
- ・保管場所使用承諾証明書または自認書
- ・整備手帳・取扱説明書
任意保険の手続きをおこなう
任意保険に加入されている方は、車両入替の手続きも併せておこないましょう。
任意保険が買い替えた車に適用されるのは車両入れ替えの手続き完了後なので、買い替えたからといって、手続きは自動でおこなわれません。
買い替えた車に安心して乗るためにも、ご自身で手続きが必要なのか、または購入した中古車販売店で対応してくれるのか確認しましょう。
任意保険の手続きには、買い替えた車の型式やナンバーなどの他、車検証のコピーなどが必要です。
また、買い替えから30日以内に済ませるといった条件があるため、納車前の書類が用意できたタイミングで手続きをおこなうとスムーズです。
まとめ

この記事では、車の買い替え時期について詳しく解説しました。
車検を受ける年や税金が上がる年など、買い替えを考えるタイミングはさまざまです。
その中から、ご自身の状況に近く、もっともお得に買い替えられる時期を選んでください。
いずれにしても、買い替え前にはローンの残債状況を確認したり、買い替えを決めたら必要書類を揃えたりと、すべきことは多くあります。
お得に買い替えられるタイミングを逃さないように、早めに行動を起こすのがおすすめです。
車の買取りは、トヨタモビリティ神奈川の全店舗で可能です。
中古車の購入も、基本的にトヨタモビリティ神奈川の全店舗でおこなえます。
お近くの店舗にご希望の車種がない場合でも店舗間の在庫移動による取り寄せが可能ですので、ぜひご相談ください。
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