公開日2024.4.12
ライズの中古車がなぜおすすめ?人気の理由やスペックを徹底解説

ライズは、発売から約1ヶ月後の2019年12月4日時点で、約32,000台の受注があったほど人気のコンパクトSUVです。
扱いやすいコンパクトなサイズとお求めやすい価格帯であることから、初めて車を購入する方やセカンドカーとしても人気が高い車種です。
そんなライズですが、よりお求めやすい価格で購入したいとお考えの方には中古車での購入がおすすめです。
中古車なら、新車よりもリーズナブルで、納車までの期間が比較的短いというメリットもあります。
この記事では、ライズの魅力やグレードによる違い、中古車購入時のポイントなどについて、詳しくご紹介します。
ライズが人気の理由や魅力

まず、ライズが人気の理由や魅力について、スペックを交えて解説します。
ライズが人気の理由は、主に下記の4つです。
- ・燃費性能とパワーが優れている
- ・取り回しの良いボディサイズ
- ・広く快適な室内
- ・充実の安全装備
燃費性能と動力性能が優れている
ライズはSUVの中でも、燃費が良いという特徴があります。
燃費が良いため、ガソリン代などの維持費を節約して乗りたい方に向いています。
また、1.0Lターボエンジンを搭載することにより、コンパクトながらも優れた動力性能を実現。
高速道路などでもストレスフリーな加速性能を備えているため、レジャーやアウトドアなどに使いたい方にとっても、嬉しく感じるのではないでしょうか。
2021年11月以降に発売されたライズの、詳細なスペックは下記の通りです。
グレード名 | 駆動方式 | 燃費(WLTCモード) | 排気量 | 最高出力 | 最大トルク |
Z(ハイブリッド車) | FF | 28km/L | 1196cc | 82ps(60kW)/5600rpm | 10.7kg・m(105N・m)/3200~5200rpm |
G(ハイブリッド車) | FF | 28km/L | 1196cc | 82ps(60kW)/5600rpm | 10.7kg・m(105N・m)/3200~5200rpm |
Z(ガソリン車) | FF | 20.7km/L | 1196cc | 87ps(64kW)/6000rpm | 11.5kg・m(113N・m)/4500rpm |
G(ガソリン車) | FF | 20.7km/L | 1196cc | 87ps(64kW)/6000rpm | 11.5kg・m(113N・m)/4500rpm |
X(ガソリン車) | FF | 20.7km/L | 1196cc | 87ps(64kW)/6000rpm | 11.5kg・m(113N・m)/4500rpm |
Z(ガソリン車) | フルタイム4WD | 17.4km/L | 996cc | 98ps(72kW)/6000rpm | 14.3kg・m(140N・m)/2400~4000rpm |
G(ガソリン車) | フルタイム4WD | 17.4km/L | 996cc | 98ps(72kW)/6000rpm | 14.3kg・m(140N・m)/2400~4000rpm |
X(ガソリン車) | フルタイム4WD | 17.4km/L | 996cc | 98ps(72kW)/6000rpm | 14.3kg・m(140N・m)/2400~4000rpm |
※表内の数値はトヨタ自動車(株)社内測定値です。
※2019年11月発売モデルとは違いが表れます。
取り回しの良いボディサイズ
ライズは、SUVの中でも小柄で、取り回しが良いのが特徴です。
堂々としたフロントグリルや迫力のある外観などから大きく見えますが、全長4m以下であるため、5ナンバーサイズの小型乗用車にあたります。
最小回転半径も4.9~5.0mと小回りが利くため、狭い路地でも走ることが可能です。
さまざまなシーンで活用でき、普段は通勤のような用途で使い、休日はレジャーやアウトドアに出かけるという方に向いています。
項目 | 寸法 |
全長 | 3,995mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,620mm |
※表内の数値はトヨタ自動車(株)社内測定値です。
※全長・全幅・全高は、年式やグレードを問わず、2019年11月発売モデルから、2022年11月発売モデルまで同一です。
※オプションを考慮していない数値です。
広く快適な室内
ライズは、コンパクトでありながらも室内が広いという特徴があります。
コンパクトカーは、ボディサイズに伴い室内空間も狭い車種が多い中、ライズは室内空間の広さや快適さにこだわっています。
前席と後席、いずれも膝まわりに大きなゆとりが設けられており、大人でもゆったりと座ることが可能です。
また、ラゲージは、コンパクトSUVの中でもクラストップレベルの大容量で、荷物をたっぷり積み込むことができます。
項目 | 寸法 |
室内長 | 1,955mm |
室内幅 | 1,420mm |
室内高 | 1,250mm |
ラゲージ容量 | 369L |
※表内の数値はトヨタ自動車(株)社内測定値です。
※ラゲージ容量は、デッキボード下段時にVDA法によって測定されており、デッキボード上段時は303Lです。
※室内長・室内幅・室内高・ラゲージ容量は、年式やグレードを問わず、2019年11月発売モデルから、2022年11月発売モデルまで同一です。
充実の安全装備
ライズは2019年に発売されたばかりの車種で、先進の安全装備が搭載されていることも魅力の一つとして挙げられます。
代表的な安全装備は、予防安全機能「スマートアシスト」です。
スマートアシストは、衝突回避支援ブレーキ機能や、ブレーキ制御付誤発進抑制機能など、さまざまな機能をまとめた総称です。
2019年11月発売モデルのライズは、「X」グレードを除くすべてのグレードにスマートアシストが付きます。
2021年11月発売モデルからは、スマートアシストは標準装備です。
※スマートアシストに含まれる機能の内容は、グレードやオプションなどにより違いが表れます。
ライズのグレードごとの特徴

ライズのグレードは、2021年11月発売以降のモデルであれば、「Z」グレード、「G」グレード、「X」グレードの3つに設定されています。
それぞれの特徴は下記の通りです。
「Z」グレード
「Z」グレードは、ライズの最上級グレードにあたり、ハイブリッド車とガソリン車のラインナップがあります。
ホイールやLEDヘッドランプをはじめとする外装や内装が豪華です。
安全装備も最も充実しており、例えば、スマートアシストには「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」も含まれます。
「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」は、高速道路の走行時、設定した先行車との車間距離の維持や、白線を基準にハンドル操作をサポートする機能です。
種別 | 駆動方式 | 最小回転半径 | 排気量 | 燃費(WLTCモード) |
ハイブリッド車 | 1.2L(2WD) | 5.0m | 1196cc | 28km/L |
ガソリン車 | 1.2L(2WD) | 5.0m | 1196cc | 20.7km/L |
ガソリン車 | 1.0Lターボ(4WD) | 5.0m | 996cc | 17.4km/L |
※表内の数値はトヨタ自動車(株)社内測定値です。
「G」グレード
「G」グレードは、バランスの取れた中間グレードで、ハイブリッド車とガソリン車のラインナップがあります。
一部が「Z」グレードと共通、一部が「X」グレードと共通です。
例えばメーターやエアコンは、「Z」グレードと同様のLEDデジタルスピードメーターとオートエアコンが採用されていますが、LEDヘッドランプやリヤフォグランプレスのデザインは「X」グレードと共通しています。
種別 | 駆動方式 | 最小回転半径 | 排気量 | 燃費(WLTCモード) |
ハイブリッド車 | 1.2L(2WD) | 4.9m | 1196cc | 28km/L |
ガソリン車 | 1.2L(2WD) | 4.9m | 1196cc | 20.7km/L |
ガソリン車 | 1.0Lターボ(4WD) | 4.9m | 996cc | 17.4km/L |
※表内の数値はトヨタ自動車(株)社内測定値です。
「X」グレード
「X」グレードは、ガソリン車のみラインナップがあるエントリーグレードです。
外装や内装、機能などがシンプルな代わりに、価格がリーズナブルなのが特徴です。
例えば、エアコンはダイヤル式のマニュアルエアコンが装着されています。
また、「G」グレード以上で、センターコンソールサイドポケットやファブリックシート表皮に採用されていたレッドの差し色が、ブラックに変化しているなど、さまざまな部分に違いが表れます。
種別 | 駆動方式 | 最小回転半径 | 排気量 | 燃費(WLTCモード) |
ガソリン車 | 1.2L(2WD) | 4.9m | 1196cc | 20.7km/L |
ガソリン車 | 1.0Lターボ(4WD) | 4.9m | 996cc | 17.4km/L |
※表内の数値はトヨタ自動車(株)社内測定値です。
なお、2019年11月に発売されたモデルには、「XS」グレードも存在します。
2019年11月発売モデルの「X」グレードと「XS」グレードはほぼ同様ですが、「XS」グレードにはスマートアシストが付き、「X」グレードには付かないという違いがあります。
ライズの中古車はどう選ぶ?

中古車は購入費用に加えて、内外装の傷や汚れなどの状態、希望の装備が搭載されているかどうかなど、見ておきたい点が多くあります。
ここでは、ライズの中古車を購入するうえで注目したいポイントを4つご紹介します。
- ・年式
- ・総走行距離
- ・安全装備の充実性
- ・燃費性能
年式
まず注目したいのが、年式です。
ライズは2021年11月と2022年11月に、マイナーチェンジがおこなわれています。
そのうち、大きく変化があったのは2021年11月におこなわれたマイナーチェンジです。
2021年11月のマイナーチェンジでは、ハイブリッド車のラインナップが、「Z」グレードと「G」グレードに加わっています。
また、ガソリン車(2WD)のガソリンエンジンは、従来の1Lターボから、コンパクトSUVクラストップレベルの熱効率や低燃費性、動力性能を誇る新開発の1.2Lエンジンに変更されました。
その他、予防安全機能「スマートアシスト」が全車標準装備化されていることや、キーを持って施錠状態の車に近づくとルームランプが点灯するウェルカムランプ機能が標準装備とされたこと、ボディカラーなどに違いが表れます。
エンジン性能や安全性能などを重視したい方は、2021年11月以降に生産されたライズの中古車を選ぶと良いでしょう。
総走行距離
総走行距離は、年間1万kmほどを目安にすると良いとされています。
ライズは発売開始から約4年経っている車種のため、総走行距離4万km程度を目安に探すと良いでしょう。
ただ、総走行距離が多いほど価格はお手頃に落ち着きやすいため、数年後に乗り換えを考えている方や購入費用を抑えたい方は、総走行距離が4万kmを超えている車を探すのも良いでしょう。
総走行距離が多くても、適切にメンテナンスがされていれば問題なく走ることができます。
傷やへこみ、タイヤの消耗具合なども見て、ご自身の条件に合うようであれば、候補に入れてみましょう。
安全装備の充実性
安全装備の充実性で選ぶのも大切です。
ライズは、グレードやオプションによって、装備されている安全装備に違いが表れます。
先述の通り、「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」は、「Z」グレードのみに搭載されています。
また、2021年11月以降のモデルには、スマートアシスト以外の予防安全装備も付いている点に注目してください。
例えば、コーナリング時に車両が外側へふくらむのを防ぐ「コーナリングトレースアシスト」は「Z」グレードのみに搭載されます。
また、歩行者に車両の接近を知らせる「車両接近通報装置」は、ハイブリッド車の「Z」グレード及び「G」グレードに標準装備されています。
より安全な走行を求めている方は、どのような安全装備が搭載されているか確認してください。
燃費性能
維持費を節約したい方は、燃費性能に注目してみましょう。
ライズは、「Z」グレードと「G」グレードにハイブリッド車がラインナップされており、「X」グレードにはガソリン車のみです。
ライズの燃費性能を比較したとき、ガソリン車がWLTCモード17.4~20.7km/Lの燃費性能に対し、ハイブリッド車はWLTCモード28km/Lの燃費性能(※)です。
ライズはガソリン車であっても低燃費ですが、ガソリン代をより節約できるのはハイブリッド車といえます。
燃費性能や実用性を重視している方は、ハイブリッド車から検討してみましょう。
他のSUVとも比較検討したい方は、ぜひ他のコラムも参考にしてみてください。
(※)いずれもトヨタ自動車(株)社内測定値です。
ライズの中古車選びで注意したいことは?

ライズの中古車を選ぶ際に、注意したいことは下記の2点です。
整備歴に気を付ける
近年の車は耐久性や性能が向上しており、適切な整備さえされていれば、長く乗り続けられることがほとんどですが、念のため確認しておきたいのが「整備歴」です。
整備歴とは、中古車がどのような整備を受けたかを確認できる経歴のことです。
ライズは2019年から発売開始された車種のため、全ての中古車が初年度登録より5年以内で、比較的新しい状態のものが並んでいることが多いでしょう。
そのため、見た目の状態が良いと、整備歴をチェックせずに購入される方もいらっしゃるかもしれません。
長く乗り続けたいと考えている場合は、状態のいい車であっても整備歴はチェックした方が安心です。
点検記録簿があれば、整備歴が記録されているため車の整備状況をチェックすることができ、事故や災害などでフレームの交換や修正をおこなっているかどうかも調べることが可能です。
保証内容の確認
初めて車を購入する方などは、運転時に不安があるかもしれません。
中古車販売店によって、保証内容は異なるため、保証内容をしっかりと確認しましょう。
トヨタディーラーで購入する場合は、メーカー・年式を問わず1年間走行距離無制限の無償保証(ロングラン保証)がついています。
保証の有無で、いざという時のトラブルや故障発生時の安心感にも違いが表れます。
特に安心して購入したいと考えている方は、トヨタ認定中古車も検討してみてください。
特にライズのハイブリッドを購入したいと考えている方は、トヨタ認定中古車がおすすめです。
トヨタ認定中古車では、中古車ハイブリッド保証がついており、ハイブリッド機構の無償保証がついているほか、トヨタ専用診断機器でハイブリッドシステムを綿密に点検しているので安心して購入することができます。
※一部ロングラン保証をお付けできない車種もございます。詳しくはお近くのトヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗へおたずねください。
まとめ

今回は、ライズが人気な理由、グレードによる違い、ライズの中古車を購入する際のポイントなどについて、詳しくご紹介しました。
ライズは、発売から現在まで、多くの方に愛されるコンパクトSUVです。
コンパクトで取り回しが良いだけでなく、広々とした室内や、燃費性能やパワーが優れていることなど、多くの魅力やメリットを備えているため、ぜひこの機会に検討してみてください。
トヨタモビリティ神奈川で扱うライズの中古車の情報は、下記のリンクからご確認頂けます。
ライズの中古車情報を見る
※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。
また、ご希望のライズがお近くのトヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗にない場合でも、店舗間の在庫移動による取り寄せができます。
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