社会で活躍するために今やれる事/2022年卒学生の方へ
2020.07.08
あなたは「自分の価値」をどのように社会に還元したいですか?
今年からいよいよ就職活動が始まる皆さん。自分の将来の仕事は何に就こうか…、どんな企業で働こうか…、など思考をめぐらされているかと思います。
突然ですが、就職活動における成功って何でしょうか?
皆さんそれぞれ十人十色の答えがあるかと思いますが…
自分がその企業で活躍することが、ひとつの答えなのではないかと思います。
①就職活動を成功させるためには、はじめにゴール設定が必要です。
どこをゴールにするのかは、ブログ冒頭で投げかけた「自分の価値をどのように社会に還元するか」によって、人それぞれ変わってくるかと思います。
さて。あなたは自分の持っている大切な価値を、どのように社会に還元していきたいでしょうか?
「自分は○○○という価値を社会に還元したい」
いざこの想いが決まったら、次は ②その想いを実現できる企業選択をしなくてはいけません。
あなたはどのように企業を選ぶでしょうか?企業のどのようなポイントを見るでしょうか。
様々なポイントがある中で、私たち神奈川トヨタが大切にしてほしいと考えるのは、「価値観」のマッチングです。
「企業が大切にしている価値観」と「個人(あなた)が大切にしている価値観」の、この二つのマッチ度が強ければ強いほど、”あなたが活躍できるフィールド”に、より近づくことができると、私たちは考えています。
しかし…「価値観のマッチングが大切です!」と聞いたところで、自分と企業の価値観がどれだけマッチしているかがわかるためには、どの点を見て、どのようにマッチングをはかれば良いのか、がわからなければいけませんよね。
神奈川トヨタの“成長”にフォーカスしたインターンシップでは、企業選びの要である、このマッチングのポイントを皆さんにお伝えしていきます!
また、社会で活躍するために身につけるべき能力を鍛えるようなミッションなどを通し、自分自身が“成長”できるプログラムをご用意しています。
またもうひとつの“体感型”インターンシップでは、当社の仕事を『体感』できるプログラムをご用意しています。
実際のショールームに足を運んでいただき、お客様にご提案するクルマ選びのシミュレーションや、商談ツール体験、試乗体験を通し、当社の仕事を肌で感じていただけます!
「営業職」に興味がある方は、当社の体験型インターンシップで仕事体験を通じて、営業職のおもしろさを感じてください。
就職活動を通して、自分自身の中にある大切な価値を見つめ直し「成長」をしたいと考える方、当社の成長インターンシップにご参加ください。
もちろん、二つのコースにご参加いただくことも可能です!
神奈川トヨタは学生の皆さんに、価値のあるインターンシップをご提供してまいります。
インターンシップで是非お会いしましょう!皆さまのご参加をお待ちしております。
※お申し込みは、マイナビ2022にて順次受け付けております。
開催日時が決定次第、順次ご案内をしておりますので、ご興味がある方はまずはエントリーをお願い致します。
*マイナビエントリーはこちらです*

自動車業界を理解するための必要知識編vol.3
2020.06.25
こんにちは!
神奈川トヨタ自動車 人材開発部の採用担当です!
【モビリティカンパニーとなったトヨタ自動車】
さて、今回は私たちがお客様にお届けしている自動車を生産するメーカー、「トヨタ自動車」の変化についてご説明しようと思います。
皆さんは「トヨタ自動車」という企業は何を行っている企業だとイメージされますか?
多くの方は、自動車メーカーとして自動車の設計から始まり、工場で自動車を生産するといった“自動車をつくる”会社であると認識されていると思います。
しかし、2018年にトヨタ自動車の代表である豊田章男さんはこのようなことを発表しました。
“私はトヨタを「自動車をつくる会社」から、「モビリティカンパニー」にモデルチェンジすることを決断しました。すなわち、世界中の人の「移動」に関わるあらゆるサービスを提供する会社になるということです”
このように、トヨタ自動車は既存の事業から「変革」をすることが発表されたのです。
すべての人に移動の自由と楽しさを届けることが自動車会社のやるべきことと捉え、今まで取り組んできたことの強みを活かしながら、未来に向けた新たな強みをつくることとなりました。
その強みをつくるために、トヨタ自動車は様々な“仲間づくり”が進んでいます。
その仲間は、自動車業界内に留まりません。
前号でご紹介したMaaSへの取り組みを本格化するために、別業界に位置するソフトバンクとタッグを組んだことも、自動運転や新しいモビリティサービスを見据えた戦略的提携の一つです。
MaaSが進むと移動の効率化により、都市部での交通渋滞や環境問題、地方での交通弱者対策などの問題の解決につながると考えられています。
「カーシェアリング」もMaaSのひとつです。皆がこぞって車を所有する時代から、使いたいときに利用するといった車への概念が変わってきたことは確かです。
このようにMaaSが普及をしていく中で、自動車業界はMaaSとの共存を考えているようです。
様々な乗り物やサービスがMaaSによってつながり、移動が最適化される中で、これからできてくるであろう自動運転車はその中の一つの乗り物として組み込まれていくはずです。
前述の通り、トヨタ自動車を含め自動車会社は、来る将来に向けて生き残りをかけた新しいビジネスに進出しようとしているのが現状です。
私たち神奈川トヨタ自動車でも、この5月に統合が行われ、新たな道を切り拓くステージに立っています。
車屋さんが、車を売る・直す・整えるだけの時代は既に終わっており、どれだけお客様のモビリティライフに寄り添い、新しい価値をご提供できるかが重要なのだと私たちは考えます。
これからの自動車業界の変化がますます楽しみではありませんか?
皆さんならどのようなサービスがあれば嬉しいか、考えてみるのも楽しいかもしれませんね。
3回にわたってお届けしました“自動車業界を理解するために必要な知識編”は以上となります。
少しでも自動車業界を理解する一助となれば幸いです!
次号のブログも是非お付き合いくださいね。

自動車業界を理解するための必要知識編vol.2
2020.06.15
こんにちは!
神奈川トヨタ自動車 人材開発部 採用担当です!
今回は「MaaS」(マース とよみます)についてご説明していきます!
前号で、MaaSと同じく自動車業界の大変革における大切な要素のひとつの「CASE」を先に説明していますので、まだご覧になっていない方は、こちらから先にご覧くださいね♪
さて、MaaSは「Mobility as a service」の略で、直訳すると“サービスとしての移動”となります。
わかりやすく一例を紹介すると…
現在、皆さんが電車やバス、飛行機など複数の交通手段を乗り継いで移動する際、それらを跨いで一気に移動ルートを検索することは可能ですね。
ですが、それに乗るための予約や運賃の支払いは、各事業者に対して(各鉄道・バス会社・航空会社それぞれ)個別に行う必要があります。
しかし、MaaSはこれらの個別に行わなければいけない支払いなども含め、検索~予約~支払いまですべてを手元にあるスマートフォンなどで一括で行えるようになります。一度に全てを済ますことができるようになれば、とても便利ですよね!
ちなみに、フィンランドのヘルシンキではこのモバイルペイメントとルートサーチアプリを合わせたサービスがすでにスタートしている例もあります。
現在地から行きたい場所を選んで、あらゆる移動手段(公共交通機関・タクシー・レンタカー・シティバイクなど)を組み合わせた最適なルートと料金が表示されたら、移動ルートを選んで料金ボタンをタップ、クレジットカード情報入力で決済が完了という流れです。
日本でも、このようなサービス実現のために様々な企業が参入を始めています。
トヨタ自動車も、このMaaSに本格的に取り組むべく、ソフトバンクとの合弁会社「MONET Technologies」を設立したのも記憶に新しいです。
日本でも本格的なサービスが進めば、もっと幅広い層に“モビリティ”が浸透する社会になっていきそうですよね。
そのモビリティの一端を担う私たち神奈川トヨタ自動車も、この変化に合わせてできることをさらに模索し、新たな価値をお客様や社会に提供していきます!
次号は、私たちが取り扱う自動車を生産するメーカー、「トヨタ自動車の変化」についてお話していきます。お楽しみに!

自動車業界を理解するための必要知識編vol.1
2020.06.10
こんにちは!
神奈川トヨタ自動車 人材開発部 採用担当です!
今回から3回にわたり、「自動車業界を理解するために必要な知識編」と題しまして、昨今目まぐるしく変化を遂げている自動車業界内の変化の内容を皆様にお届けしていきます。
第1回目の今回は、“CASE”についてご説明していきます!
さて、自動車業界の将来を考えるにあたって知っておかねばならない言葉のひとつ、“CASE”(ケースと読みます)は、4つの英単語の頭文字をとった造語ですが、皆さんご存知でしょうか?
このCASEという言葉は、2016年にメルセデス・ベンツが「わが社はこれからCASEに向かって注力していきます」と方針を発表したのをきっかけに、自動車業界の各方面に広がりました。
Connected(つながる)、Autonomous(自律走行)、Shared(共有)、Electric(電動化)といったこれらの要素が、自動車業界の将来を考えるにあたっては必要不可欠なものとなったのです。
Connected(コネクテッド:つながる)
クルマはインターネットと常時接続され、それに伴ったサービスを受けられるようになります。またこの通信機能が進むにつれ、今後自動運転化されるであろうクルマに必要不可欠な地図データの送受信・交通安全を高める技術などの進化が期待されています。
Autonomous(オートノマス:自律走行)
クルマは将来的に自動運転化にシフトしていきます。自動運転化にはレベル0~レベル5まであり、現在はレベル2(前後左右の両方を機械が支援)までの実用化が進んでいます。
Shared(シェアード:共有)
クルマの新しい使い方が広まっています。これまでは、クルマは「個人」が所有し使うものが基本でしたが、「必要な時に使う」「みんなで共有して使う」「必要のない時は貸す」など、クルマへの意識や感覚が変わることを意味します。
Electric(エレクトリック:電動化)
今後は、ハイブリッドや電気自動車の進化や普及を目指すことを示しています。
このような「CASE」と呼ばれる新たな領域で、クルマそのものやクルマにまつわる様々なサービスも新たな概念が生まれるようになってきています。
自動車業界は100年に一度の大変革期にあると言われています。
ますます変化を遂げる自動車業界の中で、今後どのようなクルマやサービスが生まれていくのか、とてもワクワクしませんか?
次回のブログでは、CASEと同じくして生まれた自動車業界の変化の要素のふたつ目である「MaaS」をご紹介します!お楽しみに!

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