今さら聞けないSUVってどんな意味？気になる定義や種類とは

利便性の良さから高い人気を誇るSUV。

買い物や子供の送迎など普段使いとしてはもちろんアウトドアレジャーなどにも使用でき、幅広い用途で大活躍しています。

SUVは利便性が高く、よく耳にするジャンルではありますが、どういった意味を持っているのか、どんな種類があるのか等詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか？

この記事ではSUVとは一体どういった意味でどういった定義があるのかなど、SUVの基礎情報についてご紹介します。

SUVの意味と気になる定義とは

SUVの言葉が持つ意味と、気になる定義について解説します。

SUVとは、Sport Utility Vehicle（スポーツ・ユーティリティ・ビークル）の略で、日本語に訳すと「スポーツ用多目的車」という意味になります。

「多目的車」という意味の通り、子供の送迎や買い物など日常生活での使い勝手がよく、アウトドアレジャーやキャンプなど荷物をたくさん積んだり、整備されていない道路を走行するときにも適した車種の一つです。

また、SUVは2015年ごろからのアウトドアブームにともなって人気が高まり、最近では特に「クロスオーバーSUV」という街乗りを重視した車種が増加傾向にあります。

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SUVの意味についてご紹介しましたが、実はSUVには明確な定義がありません。

機能面では、以下の3つの特徴を持った車種が多い傾向にあります。

もちろん上記の3つの特徴に当てはまらない車種もあります。

アウトドアに適したクルマというと四輪駆動でタイヤが大きいなどの特徴を思い浮かべるかもしれませんが、SUVは用途が多様であることから車種によって特徴が大きく異なるのです。

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SUVはサイズや用途・構造などいくつかの基準で分けることが可能ですが、今回はトヨタが扱うSUVを以下の5つに分けてご紹介していきます。

コンパクトSUVは排気量が660cc以上で、全長が約4.4m以下のSUVを指します。

小回りの効くサイズ感で乗用車として普段使いに最適な人気のモデルとなっており、実際にSUVの中でも家庭への普及率が高いジャンルです。

トヨタ車では「C-HR」などがコンパクトSUVに該当します。

ミドルサイズSUVは全長が約5.0m未満かつコンパクトSUVよりも大きなSUVのことを指し、オンロードでもオフロードでも使用できる走行性能を備えた万能なモデルです。

なかでも街乗りに特化したクロスオーバー系の車種が多くなっており、トヨタ車では「ハリアー」「RAV4」などがミドルサイズSUVに該当します。

フルサイズSUVは、ボディサイズが約5.0m以上のSUVを指します。

ボディの大きさから街乗りとしての用途には向きませんが、SUVの中でも特に悪路での走破性に優れていることと広い室内空間を備えています。

また、高級路線を狙ったステイタスのあるモデルも多いです。

トヨタ車では「ランドクルーザー」や「ランドクルーザープラド」などがフルサイズSUVに該当します。

クロスオーバーSUVは舗装路や高速道路などのオンロードでの性能を重視した車で「街乗りSUV」とも呼ばれ、近年発展した新しいジャンルであるものの、現在ではかなりの人気を誇っています。

後述する「クロスカントリーSUV」と乗用車を組み合わせたようなジャンルで、高級感を感じさせるデザインの「クーペSUV」や使い勝手の良い「ワゴンSUV」など、街乗りの中でもある特定のデザインや用途に特化させたものが多いです。

トヨタ車では「ハリアー」「C-HR」などがクロスオーバーSUVに該当します。

クロスカントリーSUVは悪路での走破性に特化した四輪駆動車を意味しており、岩場など普通の乗用車では走行できないような舗装されていない道(オフロード)でも走行できる性能を備えています。

ラダーフレームを用いた強固なボディやオフロードでも安定した駆動性能、ドライバーが平衡感覚を損なわないように水平で簡素に仕上げられた内装などが特徴です。

トヨタ車では「ランドクルーザー」や「ランドクルーザープラド」などがクロスカントリーSUVに該当します。

今回はSUVの意味や定義、種類などについてご紹介しました。

SUVには多種多様なジャンルがあり、用途や目的によってご自身に合ったおすすめの車種は異なります。

今回ご紹介したSUVの意味や特徴を踏まえて、ご自身に最適な1台をお選びください。