
車の排気量の違いとメリットとは?排気量別のおすすめトヨタ車も紹介
公開日 2023.06.10

クルマを選ぶ際には、チェックするポイントに「排気量の違い」があります。
排気量の違いによって、エンジンのパワーや燃費の良さ、そして車にかかる税金など、さまざまな違いが出てきます。
今回は車の排気量の違い、また排気量の大きい/小さい車のそれぞれのメリットをご紹介します。
車の排気量と調べ方について

車の排気量とは、車のエンジンが吸い込むことのできる空気と燃料の総量を表した数値です。
車のエンジンは、吸い込んだ空気とガソリンなどの燃料を混ぜて化学反応を起こし、圧縮・爆発させることで動力を生み出しています。
吸い込んだ空気と燃料はシリンダー内で混ざりますが、シリンダー内の容積が大きければ大きいほど、より多くの空気と燃料を吸引できるため、排気量も大きく、力強い走りを実現できます。
排気量は「cc(シー・シー)」や「L(リットル)」など、容積を意味する単位で表記されます。
また、ご自身の車の総排気量を知りたい場合は自動車検査証(車検証)、購入したい車の総排気量を知りたい場合は諸元表で確認できます。
車の排気量による違いとそれぞれのメリットとは
排気量が違うと、車の区分はもちろん、エンジンのパワーや自動車税なども変わってきます。
ここからは、排気量の大きい車/小さい車には性能にどのような違い、メリットがあるのか解説していきます。
排気量の大きい車

排気量の大きい車はエンジンのパワーが強く、加速性能に優れるというメリットがあります。
一度に多くのエネルギーを生み出せるため、特に走り出しの加速や上り坂を走行する場面で、馬力の強さを感じられます。
エンジンの回転数が少なくても十分な加速を得られるため、エンジン音もあまり気になりません。
また、排気量の大きい車には車内空間が広い車種も多くありますが、乗車人数や荷物が多くても優れた走行性能を維持できるのが特徴です。
排気量が小さい車

排気量が小さい車といえば、一般的に軽自動車やコンパクトカーなどが挙げられます。
車体が小さく、小回りも利き、運転しやすいのが特徴で、燃費性能に優れた車種が多いことから維持費を抑えられる点もメリットです。
また、軽自動車税・自動車税は排気量によって税額が決まるため、排気量の小さい車であれば車にかかる税金を抑えられるのも魅力です。
排気量が少なければ排出ガスも抑えられるため、環境に優しい車を選びたい方にもおすすめです。
排気量が大きいトヨタ車を2車種紹介!
排気量が大きいトヨタ車として、下記の2車種をご紹介します。
- ・グランエース
- ・ランドクルーザー プラド
乗車人数が多い、もしくは馬力があり走破性の高いトヨタ車を選びたい方はぜひ参考にしてみてください。
グランエース

空港のラウンジで過ごしているかのような上質な室内空間と、存在感のあるフロントグリルが特徴の「グランエース」。
乗車定員は6〜8名で、総排気量は2,754ccです。
直列4気筒2.8Lディーゼルターボエンジンを採用し、発進時から力強い加速が得られます。
エンジンの搭載位置が室内空間から独立していることで、高い静粛性も確保。
馬力ある走りを実現しながらも、驚くほど静かで快適な室内空間。
大切な方を乗せて走行する際にぴったりのトヨタ車です。
ランドクルーザー プラド

自然の中でも都会でも映えるダイナミックフォルムと、優れた動力性能が特徴の「ランドクルーザー プラド」。
乗車定員は5〜7人で、総排気量はディーゼルエンジンを採用したモデルで2,754ccです。
路面状況に応じた走行支援を5つのモードから選択できる「マルチテレインセレクト」を「TZ-G」グレードにメーカーオプションで用意。
駆動力不足や失速が起こりやすいオフロード走行で、高い走破性と安全性を確保し、悪路を征する楽しさを感じられます。
多彩なシートアレンジかつ、7人乗りは3列目シートを格納することで、さまざまなものを積載できる大容量のフルフラット空間へ。
アウトドアを楽しむときなど、荷物が多いときも安心です。
ランドクルーザープラドのカタログ請求はこちら
排気量が小さいトヨタ車を2車種紹介!
次に、排気量が小さいトヨタ車として下記の2車種をご紹介します。
- ・ヤリス
- ・ライズ
車の維持費を抑えたい、環境に優しいトヨタ車を選びたい方は参考にしてみてください。
ヤリス

2020年2月に登場した「ヤリス」。
トヨタの新プラットフォームTNGAの採用によりボディの高剛性化や低重心化を実現し、こだわり抜いた走りが最大の特徴です。
総排気量はグレードなどによって996ccと1,490cc、ハイブリッドモデルの「X」グレードの燃費は36.0km/L(※1)と、世界トップレベル(※2)の低燃費を実現。
「軽く、小さく、扱いやすく」をコンセプトに開発されていることもあり、高い走行性能とともに安全装備も充実しているのが魅力のトヨタ車です。
(※1)スペアタイヤまたはターンチルトシートを装着した場合、各モード燃費はWLTC:35.4km/L、市街地:35.5km/L、郊外:38.8km/L、高速道路:33.6km/Lとなります。
(※2)2022年12月現在。ガソリン乗用車コンパクトクラス。トヨタ自動車㈱調べ。
ライズ

昨今のSUVブームをけん引している車種の一つとして、人気の「ライズ」。
5ナンバーサイズのコンパクトSUVでありながら、パワーと燃費の良さを両立しています。
ヤリス同様ライズも、総排気量は996ccと1,196ccで、ハイブリッドモデルもラインナップしています。
さらに、コンパクトSUVクラストップレベル(※3)の荷室容量369L(※4)を確保し、普段の買い物から旅行まで、さまざまな場面で荷物をたくさん詰め込めます。
環境に優しく、なおかつ力強い走りを実現したコンパクトカーを選びたい方におすすめです。
(※3)2021年11月現在、トヨタ自動車㈱調べ。
(※4)荷室容量はデッキボード下段時のVDA法による社内測定値。デッキボード上段時の荷室容量は303Lとなります。
排気量も比較しながらご自身に合ったトヨタ車を選びましょう!
今回は、車の排気量の違いやメリット、おすすめのトヨタ車などについてご紹介しました。
「馬力のある車が良い」「維持費を抑えられる車が良い」など、ご自身の希望を明確にして、用途に合ったトヨタ車を選んでみてください。
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