
公開日2024.1.18
どっちを買う?シエンタの5人乗りと7人乗りの違いを解説

ミニバンの中でもコンパクトなサイズで、トヨタ車の中でも人気の高い「シエンタ」。
5人乗りと7人乗りを選ぶことができ、どちらにするか迷う方も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、シエンタの購入を検討されている方向けに、シエンタの5人乗りと7人乗りの違いについて詳しく解説していきます。
普段使いにも便利なサイズのミニバン「シエンタ」の概要

まずはシエンタの概要について紹介します。
シエンタには、ハイブリッド車とガソリン車の2種類のエンジンから選べ、グレードは「Z」「X」「G」の3つから選べます。
また、駆動方式はハイブリッド車が2WDとE-Fourの2種類、ガソリン車が2WDのみのラインアップです。
どのグレードにも5人乗りと7人乗りを用意しており、グレードによって選択肢が狭まることがない点もシエンタの魅力。
手荷物やお子様を抱えていて両手がふさがっていても簡単にスライドドアを開閉できる「ハンズフリーデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)」(※1)などの、便利な装備も搭載しています。
低床&フラットフロアや、2列目スペースにゆとりを確保するなど、小さなお子様や高齢者のいる家庭でも使いやすい設計で、特にファミリー層から高い人気を集めているミニバンです。
(※1)「Z」に標準装備、「G」にメーカーオプション。
シエンタの5人乗りと7人乗りの違いを徹底比較
この記事では、シエンタの5人乗りと7人乗りの違いについて、「荷室の大きさ」と「シートアレンジ」の2点で比較していきます。
荷室の大きさ

まずは荷室の大きさについて比較していきます。
荷室幅・荷室高
シエンタの荷室は、大きな荷物も積み込みやすいように、低床かつ開口部を広く設計しているのが魅力。
荷室幅はどちらも同じく1,265mmで、荷室高(※1)は5人乗りが1,055mm、7人乗りが1,105mmという違いがあります。
違いはあるものの僅かなため、荷物の積み込みやすさには大きな違いはないと考えて良いでしょう。
(※1)荷室中央部付近。
荷室長

荷室長には、以下のような違いがあります。
セカンドシートやサードシートをアレンジしたフラットラゲージモード時の荷室長は、5人乗りが2,045mm、7人乗りが1,525mm(※1)という違いがあります。
5人乗りは2m以上の奥行きを確保しているため、車中泊の際にも身体を伸ばして快適に過ごせます。
一方、セカンドシートまで座席を使用した状態の荷室長では、5人乗りが840mmなのに対して、7人乗りは990mm(※2)の長さを確保。
また、5人乗りの2列目は6:4分割のチルトダウンタイプであるのに対して、7人乗りは3列目が5:5分割のダイブイン機構タイプで、2列目は5:5分割のタンブルタイプという違いもあります。
5人乗りはワンタッチでラゲージとほぼ同じ高さに格納できるため、大人数で乗る機会がなく、より簡単にシートアレンジできるモデルが良い方は5人乗りがおすすめです。
(※1)セカンドシートクッションからの長さ。シートレッグからの長さは1,430mm。
(※2)シートスライド最前端時。
シートアレンジ

次に、シエンタの5人乗りと7人乗りのシートアレンジの違いについて解説していきます。
5人乗り | 7人乗り | |
1.「ノーマルモード」 | すべての乗車スペースを確保しながら、ラゲージスペースも両立。 | 1列目から3列目まで、すべての座席に乗車できるモード。 大人数で移動するときに便利。 |
2.「フロントシートフラットモード」 | フロントシートのヘッドレストを取り外して後方に倒すことで、セカンドシートとつながる休憩モード。 身体を伸ばして休憩や仮眠をとる際に便利。 |
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3.「サードシートアレンジモード」 | なし | サードシートをダイブイン格納し、収納スペースとして利用できる。 セカンドシートを前後にスライドすることで、荷室長も調整可能。 |
4.「ハーフラゲージモード」 | セカンドシートの片側を折りたたみ、サードシートを格納。 セカンドシートに乗車しながら、片側の収納スペースを利用して長尺物などの荷物を積み込める。 |
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5.「フラットラゲージモード」 | サードシートを格納し、セカンドシートを折りたたむことで、後席スペースをすべてラゲージとして使用可能に。 自転車などの大きな荷物や、たくさんの荷物を積む際に便利。 5人乗りはサードシートを格納する必要がなく、より奥行きを確保できるため車中泊の際に活躍。 |
シエンタは5人乗りと7人乗りのどっちを購入すれば良い?
ここまでシエンタの5人乗りと7人乗りの違いについて解説してきました。
最後に、シエンタの購入をお考えの方に、それぞれどのような人におすすめなのかについて解説します。
5人乗りのシエンタはこんな人におすすめ!

シエンタの5人乗りは、以下のような人におすすめです。
- ・6人以上で移動する機会がなく、家族で旅行やアウトドアなどを楽しみたい方
- ・荷物をたくさん積んだり、自転車などの大きな荷物を運んだりする機会がある方
- ・車中泊をしたい方
シエンタの5人乗りのモデルは広くて使いやすい荷室スペースが特徴なであるため、荷物を積みながらゆったりと座れるのが魅力です。
また、後席を倒してフルフラットにすれば2m以上の荷室長を確保できるため、長尺物を乗せる機会がある方、車中泊をしたい方に最適です。
7人乗りのシエンタはこんな人におすすめ!

一方、シエンタの7人乗りは、以下のような人におすすめです。
- ・6人以上で移動する機会がある方
シエンタの7人乗りのモデルは、荷室スペースが制限される代わりに、7人まで乗れるのが魅力です。
そのため、平日は家族の送迎や買い物などで使いつつ、週末はおじいちゃん・おばあちゃんも連れて、3世帯でお出かけする際に便利です。
また、お子様が習い事などをされている場合は、乗り合わせなどで急遽同乗者が増える機会に活躍します。
シエンタの5人乗りと7人乗りの違いを比べて、最適なモデルを選びましょう!
今回はシエンタの5人乗りと7人乗りの違いについて解説しました。
同じシエンタではありますが、それぞれに異なる特徴があるため、家族の人数や使い方、予算などを考慮しながら選ぶべきです。
シエンタの購入を検討している方は、ぜひ今回の内容を参考に最適なモデルを購入してください。
シエンタを詳しく見る
また、こちらではシエンタの7人乗りについて、動画で分かりやすく解説しています。
動画で見ながら検討したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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