
公開日2024.10.4
運転しやすい車を選ぶにはどこを見れば良い?おすすめの車種も紹介

車を購入する際、一口に「運転しやすい」と言っても、具体的にどのようなところを見て判断すれば良いのか悩みます。
そこで今回は運転しやすい車を選ぶ時に、見るべきポイントを解説します。
車の買い替えを考えている方は参考にしてみてください。
運転しやすい車を選ぶ時に見るべきポイントとは
運転手の体系や運転スキル、これまでどのような車に乗ってきたかなどによって、運転のしやすい車の条件は若干異なりますが、運転しやすい車には共通する特徴があります。
ここからは、運転経験の浅い方にとって、運転しやすい車のポイントを4つに分けて解説していきます。
小回りが利く

狭い路地を曲がる時、Uターンをするとき時、駐車する時など、運転には細やかな操作が必要な場面があります。
こうした細やかな操作がしやすい小回りの利く車こそ運転しやすい車のポイントです。
小回りの良さを確認するためには、最小回転半径を確認しましょう。
最小回転半径とはハンドルをいっぱいまで切ってターンしたときに描く円の半径を指します。
最小回転半径が小さい車ほど取り回しが良く、曲がったり駐車したりがしやすいため、狭い路地や駐車場でも思いのままに操作しやすいです。
良好な視界

良好な視界が得られるかどうかも運転のしやすさに影響します。
車の前方や周辺が確認しやすく、死角の少ない車種を選ぶとよいでしょう。
フロントガラス両側のピラーの幅やリヤウィンドウの形状など、実際に試乗しながら確認するとご自身に合った車種を選べます。
また、車高の高い車はアイポイントが上がりより広い範囲を見渡しやすくなることも、車選びの参考にしてみてください。
車幅が掴みやすい

車幅が掴みづらいと、曲がったときに縁石に乗り上げたり、走行中や駐車するときに障害物や隣の車と接触したりなどの事故リスクが高まります。
車幅は一般的にはコンパクトな車の方が掴みやすい傾向があります。
最近では、ボデイサイズがコンパクトな車でも車幅がワイドに設定されている車種も多いため、実際に試乗して確かめるほか、これまで運転してきた車に近いサイズの車種を選ぶと運転しやすいと感じられるでしょう。
安全性能が充実している

街中や高速道路でのドライビングサポートや駐車支援機能が充実している車は、ドライバーの負担を軽減し、運転のしやすさにもつながります。
老後のために運転しやすい車をお探しの場合、「セーフティ・サポートカー(サポカー)」として認定されている車種がおすすめです。
サポカーには以下の2つの区分があります。
- 「セーフティ・サポートカー(サポカー)」:衝突被害軽減ブレーキを搭載した、全ての運転者に推奨する自動車
- 「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」:衝突被害軽減ブレーキに加え、ペダル踏み間違い急発進抑制装置等を搭載した、特に高齢運転者に推奨する自動車
衝突被害軽減ブレーキなどの先進技術を搭載した安全装備で、ドライバーの安全運転を支援してくれます。
トヨタの車にも「Toyota Safety Sense」などの先進安全装備を搭載し、「セーフティ・サポートカー(サポカー)」として認定されている車種が多くありますので、ぜひチェックしてみてください。
運転しやすい!トヨタのおすすめ車種3選
最後に、運転しやすいおすすめのトヨタ車として「アクア」「ライズ」「シエンタ」をご紹介します。
ご自身のライフスタイルに合う車種を見つけてみてください。
アクア

シンプルで上質なデザインのコンパクトカー「アクア」。
最小回転半径は5.2m(※1)を実現し、取り回しの良さが魅力です。
快感ペダルがレスポンスの良いスムーズな加速を促し、静かで滑らかな走り心地を体感できます。
また、アクアは「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」です。
また、全車にメーカーオプションで用意している、「パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)」は、出庫や後退中のような駐車シーンにおいても周囲を監視しながら静止物の接近を表示とブザーで知らせ、さらに距離が縮まると衝突被害軽減ブレーキをかけます。
駐車操作をアシストしてくれるトヨタチームメイトのアドバンストパーク(パノラミックビューモニター(シースルービュー機能)付)(※2)もメーカーオプションで用意しているため、駐車操作が苦手な方にもおすすめです。
アクアについて詳しく見る
(※1)16インチタイヤ装着車および17インチタイヤ装着車の場合は5.3ⅿ。
(※2)”トヨタチームメイト”は、将来の自動運転へとつながる新たな先進技術の総称です。
ライズ

5ナンバーながら、迫力と存在感のある「ライズ」。
コンパクトで運転しやすいSUVをお探しの方におすすめの車種です。
最小回転半径は「G」「X」グレードで4.9m、「Z」グレードは5.0ⅿ。
ワンランク上の大径タイヤを装着し、SUVらしい力強い走りと小回り性能の両立を実現しました。
ライズも「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」に認定されています。
「G」「Z」グレードにメーカーパッケージオプションの「パノラミックビュー」は、車両の前後左右に搭載した4つのカメラにより、車を真上からみているような映像を表示します。
運転席から確認しにくい車両周囲の状況を把握できるため、幅寄せや車庫入れ、路地から広い道へ合流する際に役立ちます。
ライズについて詳しく見る
シエンタ

運転も乗り降りもしやすい「シエンタ」は、多くの方の暮らしに馴染むミニバンです。
5人乗りと7人乗りから選べ、家族全員で出かけられる運転しやすい車をお探しの方にぴったり。
収納やシートアレンジも充実しているため、アウトドアや趣味の道具も楽々積んで出かけられます。
最小回転半径は5.0mで、ミニバンならではの室内の広さと運転のしやすさを両立。
シエンタは全車「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」で、安全サポートも充実しています。
燃費はハイブリッド5人乗りの「X」グレードで最高28.8km/L(※1、2)を実現。
燃費性能も優れており、荷物がたくさん積めて、なおかつ燃費を抑えたい方にもおすすめです。
シエンタについて詳しく見る
(※1)WLTCモード。2WD。
(※2)ターンチルトシート(助手席)を装着した場合、各モード燃費はWLTC:28.2km/L、市街地:27.2km/L、郊外:29.9km/L、高速道路:27.7km/Lとなります。
運転しやすい車を選んで安心安全なドライブを
今回は運転しやすい車を選ぶときに見るべきポイントとおすすめの車種を紹介しました。
運転のしやすい車には共通の特徴がありますが、ドライバーによって感覚が異なるところもあります。
今回の内容を参考にしつつ、試乗もしながらご自身に合った車を見つけてください。