
公開日2024.9.2
【真夏の暑さ対策】車内を涼しくする方法とおすすめオプションを紹介

夏の運転時の悩みとして多いのが、車内の暑さです。
乗車する時の籠った暑さはもちろん、走行時の直射日光による暑さなど、夏場のドライブは暑さ対策が必須です。
今回は真夏の暑さ対策として、車内で涼しくする方法と、購入時に検討したいおすすめオプションを紹介していきます。
今すぐできる!真夏でも車内を快適に保つための暑さ対策を紹介
まずは、今すぐにできる車内の暑さ対策を紹介します。
車内温度がなるべく上がらないように工夫する

駐車中に車内温度がなるべく上昇しないようにするためには、日陰に駐車することで直射日光が避けられ、日なたに駐車するより車内温度の上昇を抑えられます。
他には、窓をほんの少しだけ開けておくことで車内に風が通り、車内温度が上がりづらくなりますが、防犯上、窓を開けておくことは危険なため、自宅ガレージなど目が届くところに車がある場合に限り、試してみてください。
車に乗ったらまずは換気をする

駐車していた車に戻ってきたときは、まず車内の換気を行いましょう。
日なたで長時間、駐車している時の車内の温度は外気温より高い場合が多いため、乗車後にドアや窓を開けて車内の空気を外に出すようにします。
このとき、助手席の窓を開け、運転席のドアを数回開閉すると、素早く車内の熱気を逃すことができます。
走りはじめたら、しばらくの間、窓を開けたままエアコンをかけることで早く室内温度が下がります。
その際、エアコンを外気導入モードにして車内の熱気を外に出すようにすると効率的です。
室内温度が下がってきたら内気循環モードに切り替えて、エアコンからの冷たい空気が車内に行き渡るようにしましょう。
さらに、いつでも快適にエアコンを使用するためにも、エアコンフィルターは定期的に交換するのがおすすめです。
詳しくはこちらから
暑さ対策グッズを活用する

車の暑さ対策グッズを活用して、車内の温度上昇を緩和するのも選択肢の1つです。
便利な対策グッズをご紹介します。
サンシェード
フロントガラスに広げて使い、直射日光を防いでくれるサンシェード。
カーグッズ店やホームセンター、100円ショップなど身近な場所で購入でき、価格も手頃なため、試しやすい暑さ対策グッズです。
運転席・助手席にあるサンバイザーに挟んで使うタイプや、吸盤でとりつけるものなど、いくつかの種類があります。
サンシェードは車内の温度上昇を緩やかにするだけでなく、ダッシュボードやシートの日焼けや劣化を防ぐ効果も発揮します。
サンシェードは朝日による車内の温度上昇を抑えてくれるため、夜からの使用もおすすめです。
ハンドルカバー
「いざ運転しようと思ったらハンドルがとても熱くなっていて、すぐに運転できない」という経験をしている方も多いのでは。
遮熱性の高いハンドルカバーも販売されており、ハンドルの熱さ対策としておすすめです。
安全なドライブや火傷防止のためにもぜひ試してみてください。
【さらに快適な車内に】夏の暑さ対策になるトヨタのおすすめオプションを紹介
オプション装備で、夏の暑さ対策を施すこともできます。
ここからはトヨタ車に装備できる暑さ対策オプションを紹介します。
ただし、対象車種はそれぞれ異なりますので、気になる機能があればトヨタモビリティ神奈川までお問合せください。
IR(赤外線)カットガラス、フィルム

IRカットガラスは断熱ガラスとも呼ばれ、赤外線をカットすることで車内の温度上昇を緩和します。
走行中も直射日光による肌への「ジリジリ感」をやわらげてくれるため、運転時も快適な車内を保ちやすく、後席にお子様を乗せる機会のある方にもおすすめです。
日焼けやシミの原因となる紫外線から肌をガードするだけでなく、車内備品の退色を防止するメリットもあります。
また、IRカットガラスにより熱さの原因を抑えることでエアコンの効きも向上し、経済的な効果もあります。
IRカットガラスは一部の車両の新車購入時にメーカーオプションとして装着することができ、IRカットフィルムは全ての車種でオプションとして装着できます。
IRカットフィルムは後付けも可能ですので、ぜひ検討してみてください。
詳しくはこちらから
シートベンチレーション

シートベンチレーションはシート内部に装備されたファンを作動させ、背もたれ面と座面の通気を良くすることで、蒸れや熱のこもりを解消する機能です。
エンジンがかかっている状態でシートベンチレータースイッチをONにすると、ファンが作動して、シート表面の通気を良くしてくれます。
これらは一部車種に標準装備されているほか、購入時のオプションで選択できる機能のため、車の購入や乗り換えを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
ベンチレーションとともにシートヒーターを設定している車種も多く、夏だけでなく冬も活躍するおすすめの機能です。
パーソナルな空調システム

快適な温度の感じ方は人によって違います。
夏は運転席・助手席が直射日光で暑くなりやすかったり、後席はエアコンの風が流れていくことで肌寒くなったりなど、温度調節が難しいことも。
トヨタ車の中には、クラウンやアルファードなど一部車種で、運転席・助手席に加えて、後席でも左右独立した温度設定ができるフルオートエアコンを搭載している車種があります。
乗る人全ての快適性と省燃費を両立してくれるため、新車購入を検討している方はぜひ車選びの参考にしてみてください。
リモートスタート(アプリ)

T-Connectの契約でスマートフォンアプリ「My TOYOTA+」を操作して、離れた場所から車のエアコンを起動できるリモートスタートを利用できます。(※1,2,3)
リモートスタートは1℃単位での温度設定が可能で、乗り込む前に車内を快適な温度にできます。
また、リモートスタート(アプリ)のご利用にはT-Connectのご契約、「MY TOYOTA+」アプリのインストールと初期設定、オプション「リモートスタート(アプリ)」の購入が必要です。
(※1)一般公道上や閉め切った場所での使用はおやめください。起動後、一定の時間が経つと自動的に停止します。
(※2)車両停車中にエンジンをみだりに稼働させた場合、条例により罰則を受けることがありますのでご注意ください。(ご購入の際は地方自治体の条例などをご確認ください。)
(※3)使用時には周囲の安全を十分にご確認の上ご使用ください。
夏の暑さ対策で車内を涼しく!快適なドライブを楽しみましょう
今回は真夏の暑さ対策として、車内で涼しく過ごすための対処法とおすすめのオプションを紹介しました。
猛暑でも車内で快適に過ごせるよう、ぜひ今回ご紹介した対処法やオプションを試してみてください。
また、暑さ対策のオプションには、新車購入時にしか選択できないオプションもあります。
車種やグレードによって選択できるオプションも異なるため、乗り換えを検討している方は、お目当てのオプションが選択できるかどうかも車選びの基準に加えてみてはいかがでしょうか。