
公開日2024.12.09
渋滞時の運転で注意すべきこととは。トヨタの先進安全技術も紹介!

出勤や帰宅ラッシュ、年末年始など長期休暇の時に起こりやすい渋滞。
渋滞にはまると精神的にも肉体的にも疲労が溜まり、事故のリスクも高まります。
今回は渋滞時の運転で注意すべきことと、渋滞時の運転を支援するトヨタの先進安全技術を紹介します。
渋滞時の運転で注意すべきこととは
渋滞にはまってしまった際に、できるだけ集中力を保ちながら安全に走行するためにはどのような対策があるのでしょうか。
この記事では渋滞時の運転で注意すべきこととして、以下の5つを解説していきます。
- 1.車間距離を十分にとる
- 2.車線変更しすぎない
- 3.早めに休む
- 4.脇見運転に気を付ける
- 5.眠気を防止する
1.車間距離を十分にとる

渋滞時でも車間距離を十分にとることを心がけましょう。
渋滞時は走行スピードが遅くなりブレーキの判断が鈍くなりやすいです。
判断ミスから追突事故を起こさないためにも、車間距離をしっかり確保することが大切です。
また万が一、後ろから追突された場合にも先行車との車間距離があれば、多重事故を防げる可能性が高まります。
2.車線変更しすぎない

渋滞の中を走行しているとき、隣の車線の方が今いる車線より速く進んでいるように感じることがあるのでは。
車線変更を繰り返しながら少しでも先に進もうと試みる車両もあるでしょう。
しかし、無理な車線変更は周囲の車に迷惑をかけるだけでなく、後方から来るバイクと衝突する危険性も高まります。
隣の車線の方が速いように感じても、実際はそれほど大差がないことも多いです。
自らの判断で事故のリスクを上げるより、気持ちに余裕を持って安全運転に努めましょう。
3.早めに休む

高速道路などで長距離の渋滞に遭遇した時、「なるべく早く渋滞を抜けたい」と考える方も多いでしょう。
サービスエリアが近づいてきても、疲労から判断力が鈍り、「まだ休息を取らなくても大丈夫」とご自身の体調を軽視してしまうこともあります。
渋滞時の運転で大切なことは、疲れる前にこまめに休みをとることです。
疲労が出始めてからでは安全運転に影響が出てしまうため、「まだ大丈夫」と感じていても早めにサービスエリアなどに入って休憩をとりましょう。
渋滞時は長く同じ姿勢で走行しなければいけないため、軽くストレッチをして身体をほぐしておくのがおすすめです。
4.脇見運転に気を付ける

渋滞中は景色が変わらず、退屈に感じるでしょう。
オーディオやカーナビの画面を操作したり、映像を見たり、運転以外のことについ目を向けたくなります。
渋滞中であっても周辺の機器や景色で気を紛らわせず、アクセル・ブレーキの操作に集中するように心がけましょう。
5.眠気を防止する

少し進んでは停止して、という渋滞時の運転で起こりやすいのが眠気です。
渋滞時は周囲の景色もあまり変わらない中をゆったりと進むことになります。
家族や友達などが一緒に乗っていれば眠気も感じづらいですが、一人での運転だと特に注意しなければいけません。
眠気防止のための方法としては、ガムやコーヒーなどを用意しておくとよいでしょう。
またサービスエリアなどで仮眠をとったり、ストレッチをしたりするのも効果的です。
渋滞時の運転の負荷を軽減してくれるトヨタの先進安全技術を紹介!
トヨタ車には街中や夜間の走行時、駐車時など、さまざまなシーンで運転をサポートするための先進安全技術が搭載されています。
今回はそんなトヨタの先進安全技術の中から高速道路の走行時に役に立つ機能を紹介します。
渋滞時に活躍する安全技術もありますので、車の購入を考えている方は参考にしてみてください。
レーントレーシングアシスト/レーンキープコントロール

「レーントレーシングアシスト/レーンキープコントロール」は、高速道路走行時に白線や先行車を検知し、車線の中央を走るようにサポートしてくれるシステムです。
トヨタの先進安全技術Toyota Safety Senseでは「レーントレーシングアシスト」、スマートアシストでは「レーンキープコントロール」と呼びます。
「レーントレーシングアシスト」には、先行車を追従してハンドル操作をサポートし、車線をはみ出しそうなときにブザーとディスプレイ表示でお知らせする機能を搭載。
自車のふらつきを検知した場合、休憩を促すディスプレイ表示もあるため、高速道路の運転時や渋滞時など疲れやすいシーンで活躍します。
一方、「レーンキープコントロール(スマートアシスト)」は約60km/h以上で走行中、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール/停止保持機能なし)作動時に、車線の中央付近を安定して走行するよう、ステアリング操作をアシストします。
また、あわせてドライバー異常時対応システム(※1)を搭載している車種もあり、ドライバーの無操作状態が継続している場合にドライバーに音と表示と緩減速によって警告するほか、車外に異常を報知しながら減速停車することで、自損・加害事故の回避・事故被害軽減を支援する機能もあります。
(※1)ドライバー異常時対応システムは自動車専用道路(一部を除く)を約50km/h以上で走行している場合に作動します。体調異常を直接検知できるわけではないため、システムが正常な運転操作と判定した場合には作動しません。
レーンディパーチャーアラート/車線逸脱抑制制御機能/車線逸脱警報機能

「レーンディパーチャーアラート/車線逸脱抑制制御機能/車線逸脱警報機能」は、車線からのはみ出しをお知らせ&ハンドル操作をサポートするシステムです。
Toyota Safety Senseでは「レーンディパーチャーアラート」、スマートアシストでは「車線逸脱抑制制御機能/車線逸脱警報機能」と呼びます。
「レーンディパーチャーアラート」はウィンカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある時に、ブザーとディスプレイ表示で注意を喚起します。
また、白(黄)線を踏み越えないようにブザーとディスプレイ表示でお知らせするとともに、ステアリング制御が作動(※1)してハンドル操作をサポートします。
「車線逸脱抑制制御機能/車線逸脱警報機能」の場合は約60km/h以上で走行中にステレオカメラが車線を検知している場合、道路上の車線から逸脱しそうになると、ブザーとメーター内表示でドライバーに危険を知らせます。
また警報だけでなく、ステアリング制御でハンドル操作もサポートします。
(※1)ステアリング制御機能が無い車種もありますので、対応車種をご確認ください。
レーダークルーズコントロール/アダプティブクルーズコントロール

「レーダークルーズコントロール/アダプティブクルーズコントロール」は、先行車を検知して車間距離を一定に保って追従するシステムです。
適切な車間距離を保てる速度に自動で調整してくれ、先行車がいなくなった際は、設定速度で走行を続けます。
全車速追従機能付きの場合、低速時でも先行車を検知して速度を調節し、先行車が停止した際は車間距離を保ったまま自動で停止。
先々行車検知機能付きであれば、ミリ波レーダーと単眼カメラの前方認識範囲が拡大し、停止・発進を繰り返すようなシーンでも、先行車や先々行車を認識し、進路判定、割り込み車などに対して、優れた認識性能を確保しています。
高速道路での渋滞時やノロノロ運転時に活躍する安全技術です。
トヨタチームメイト[アドバンストドライブ(渋滞時支援)]

トヨタチームメイト[アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)]は自動車専用道路(※1)での運転時に、ドライバーの認知・判断・操作を支援するシステムです。
0km/h~約40㎞/hの渋滞時に、レーダークルーズコントロールおよびレーントレーシングアシスト作動中にドライバーが前を向いているなど一定の条件を満たすとシステムが作動。
先ほどのレーダークルーズコントロールと違い、渋滞時の再発進はドライバーの操作なしで走行できるのが特徴です。
ハンドルに搭載されたドライバーモニターカメラにより、停車後3分以内に先行車が発進した場合、運転者が周囲の状況を確認して運転操作ができる状態だとシステムが判断すると、ハンドルから手を放しても一定時間走行を続けてくれます。
停止・発進を繰り返す渋滞時のストレス軽減に寄与し、より周囲に注意を払った安全運転が可能になります。
(※1)一部を除く高速道路、自動車専用道路の本線。このシステムは自動車専用道路判定でナビ地図データを使用します。
ブラインドスポットモニター

「ブラインドスポットモニター」は見えにくい後方の車両を検知して運転をアシストするシステムです。
隣の車線を走る車両をレーダーで検知し、車両を検知するとドアミラーに搭載されたLEDインジケーターが点灯します。
また、ブラインドスポットモニターのセンサーを活用して、降車時に後方からの自転車を含む接近車両などを検知。
開放後のドア、もしくは降車した乗員と衝突する可能性があるとシステムが判断した場合は、インジケーターを点灯させ注意を促します。
特に高速道路での車線変更時、降車時、後方車両の接近時などに安全性を高め、被害軽減に寄与してくれます。
安全装備が充実!おすすめのトヨタ車4選を紹介
最後に、安全装備が充実しているおすすめのトヨタ車4選を紹介していきます。
・カローラクロス
・カローラスポーツ
・クラウンクロスオーバー
・クラウンスポーツ
カローラクロス

ミドルサイズのSUVカローラクロスは、運転のしやすさ、車体の大きさ、燃費性能、価格がちょうどいい車として人気があります。
SUVらしいアクティブな外観で、日常からレジャーまで幅広く活躍します。
Toyota Safety Senseが標準装備で、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)やドライバー異常時対応システムにも対応。
渋滞時の運転の負荷や、万が一ドライバーに何かあった時の被害を軽減します。
また、トヨタチームメイト[アドバンスト パーク]を「Z(ハイブリッド車)」、「S」にメーカーオプションで設定することができます。
大きすぎないサイズのSUVをお探しの方で、高速道路の運転時や渋滞時だけでなく、普段の運転でも安心できる安全装備が充実したSUVが欲しいとお考えの方におすすめです。
カローラクロスについて詳しく見る
カローラスポーツ

カローラスポーツはハッチバックスタイルのコンパクトカーです。
運転のしやすいボディサイズと優れた安全性能で実用性の高い車です。
走りにこだわったスポーティな外観と上質感のある室内空間が魅力で、日常のドライブを特別なものにします。
Toyota Safety Senseを標準装備しており、レーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラート[LDA]などが全車標準装備です。
レーダークルーズコントロールは、トヨタのコンパクトカーの中では唯一(※1)、全車速追従機能付で停止保持機能があるため、低速時でも先行車を検知して速度を調節し、先行車が停止した際は車間距離を保ったまま自動で停止してくれます。
コンパクトカーをお探しの方で、かつ安全性に優れた車が良い方はカローラスポーツがおすすめです。
カローラスポーツについて詳しく見る
(※1)2024年11月現在。
クラウンクロスオーバー

クラウンクロスオーバーはセダンとSUVを融合させ、これまでの概念にとらわれない新たな価値を提供する車です。
大人の風格を感じさせる外観と心地の良い室内空間が、ドライブの新たな可能性を感じさせます。
Toyota Safety Senseはレーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラート[LDA]などを標準装備。
ブラインドスポットモニターは「CROSSOVER RS」、「CROSSOVER Z」「CROSSOVER G」に標準装備で、「CROSSOVER X」にもメーカーオプションでつけることができます。
さらに、トヨタチームメイト[アドバンストドライブ(渋滞時支援)]も「CROSSOVER RS」「CROSSOVER Z」グレードに標準装備しています。
さらには、ドライバー異常時対応システムも装備されているため、いざという時も安心です。
高級感がありながら、安全性能の高い車をお探しの方はクラウンクロスオーバーがおすすめです。
クラウンクロスオーバーについて詳しく見る
クラウンスポーツ

エモーショナルで美しいクラウンスポーツは、後ろ姿もかっこいい、街でも目を惹く存在です。
包まれ感のあるコックピットに座ると、走りの楽しさを思う存分楽しめる一台です。
クラウンスポーツは、プラグインハイブリッドモデル「SPORT RS」とハイブリッドモデル「SPORT Z」を展開しています。
どちらのグレードにもトヨタチームメイト[アドバンストドライブ(渋滞時支援)]が標準装備されています。
また、Toyota Safety Senseはレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)やレーンチェンジアシスト[LCA]などを標準装備。
充実した安全技術の搭載で、渋滞時の安全運転をサポートしてくれます。
走りの楽しさを体感したい方はぜひクラウンスポーツの購入を検討してみてください。
クラウンスポーツについて詳しく見る
渋滞時はこまめに休憩を取りながら安全運転を維持しましょう!
今回は渋滞時の運転で注意すべきことと、渋滞時の運転を支援するトヨタの先進安全技術を紹介しました。
渋滞時の運転は、今回紹介した内容を参考にしてください。
また、車の買い替えを考えている方はぜひトヨタの先進安全技術を搭載した車を検討してください。