
公開日2024.7.30
万が一の時のために。車に積んでおくべき防災グッズを紹介!

自然災害など、万が一の時の被害を抑えるためには、日頃から災害に備えておくことが大切です。
最近では、車は災害時の拠点として活躍するとして、注目を集めています。
今回は、車に積んでおくべき防災グッズやいざという時に役立つ情報を紹介します。
車を防災拠点として活用し、万が一の時に備える

地震や洪水など、万が一の自然災害に備えて対策をとっている方も多いのでは。
災害発生から3日間は人命救助が最優先と言われており、ライフラインの復旧・支援物資や道路の補修などはその後になります。
そのため、まず3日分は自分たちのくらしを維持する備えが必要です。
家具の転倒防止対策や備蓄など、ご自宅での対策のほかに、車を防災拠点の一つとして活用することで、外出時に自然災害が起きた場合や家が倒壊などの被害に遭った場合でも、避難場所として役に立ちます。
また、車内にも防災グッズを用意しておくことで、家から防災グッズを取り出せないときや、外出時に被災した場合に備えられます。
これからは、車もひとつの防災拠点として考え、備えを進めることをおすすめします。
車で避難場所として活用するメリット

避難が必要な場合、地域の避難所で生活する場合が多いでしょう。
小さなお子様がいたりペットと生活していたりする家庭では、多くの人とすぐに隣り合わせの生活を負担に感じることも多く、避難所ではなく車が避難生活の場所として選ばれるケースもあります。
また感染症拡大防止の観点から、密集しての生活を避けるために車に避難することもできます。
車はプライバシーが確保されるため、避難所で生活する方にもほっと一息つける場所になるでしょう。
ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車に搭載されている給電機能を使用すれば、車内にいながら家電などを使用することもできます。
災害時は最新の情報を手に入れるため、スマートフォンの充電をおこなえる点でも、車を避難拠点として活用するメリットがあるでしょう。
ただし、車を避難生活する拠点として選択する場合でも、避難所は地域の支援拠点、情報拠点となっているため、適度に活用しながら孤立を避けることが大切です。
車に積んでおくべき防災グッズを紹介!
次に車に積んでおくべき防災グッズを紹介していきます。
車にはどのような防災グッズを積んでおくべき?

車にはLEDランタンや水、携帯トイレの他、車で避難生活をすることも考えてサンシェードなどの目隠しに使えるものや、断熱に使える銀マットやブランケットを用意しておくのがおすすめです。
また、車の中の段差や隙間を埋めるクッションやマットなども用意しておくと、睡眠時もより快適に過ごせます。
避難生活においても健康を害することがないよう、除菌スプレーやアルコール消毒液で清潔を保てるように心がけ、体温計など健康チェックができるように環境を整えるとよいでしょう。
これらのグッズはキャンプや車中泊の際にも活用することができるほか、渋滞など長時間車内で過ごさなければならないときにも重宝します。
また、車脱出用のハンマーやシートベルトカッターなどを保管しておくと、大雨や水没時などの車に閉じ込められた非常時に安心です。
車に防災グッズを用意する際に注意することは?
真夏の車内は高温になるため、熱に弱いものを設置するのはやめましょう。
例えば、モバイルバッテリーや乾電池などを車内に置いたままにすると、性能が落ちるだけでなく、破裂や発火にも繋がるため大変危険です。
また、アルコール成分の含まれるウェットティッシュや除菌製品の保管も、可燃性の気体が発生して発火や火災事故の原因となる可能性があり危険です。
車内でウェットティッシュを備えておく場合は、車載用のものを用意しておくと安心でしょう。
そのほか、食品や飲料水を保管したい場合は、防災用として販売されているものを保管するようにしてください。
すべての防災グッズは防災リュックなどにまとめておくと安心です。
使用期限をよく確認し、使用しない場合にも定期的にチェックしておくようにしましょう。
トヨタ純正の車載防災セットもおすすめ!

様々なグッズを買い揃えるのが手間に感じる方には、トヨタ純正の車載防災セット「TZ緊急セット」 (※1)が便利です。
避難地支援から得た声をもとに防災士の監修により車内泊避難に役立つ用品が揃えられたセットです。
防水仕様のリュックは、水をいれたら給水袋に、空気を入れたら枕としても使用できます。(※2)
基本セットのAセットと、車中泊避難にも備えた充実のCセットがあるため、内容を確認して最適な方を選んでください。
セット内容一覧 |
Aセット(合計13点) |
Cセット(合計19点) |
①LEDランタン | ● | |
②着圧ソックス | ● | |
③フロント3面カーテン | ● | |
④ウインドウ防虫ネット(2枚) | ● | |
⑤防水リュック(容量) | ●(10L) | ●(20L) |
⑥ホイッスル | ● | ● |
⑦防災BOOK | ● | ● |
⑧携帯トイレ(3枚) | ● | ● |
⑨エアマット | ● | |
⑩ウエットティッシュ | ● | ● |
⑪レインコート | ● | ● |
⑫パーソナルメモ | ● | ● |
⑬レジャーシート(L180×W180cm) | ● | ● |
⑭マスク(3枚) | ● | ● |
⑮耳せん | ● | |
⑯目隠しポンチョ | ● | |
⑰レスキューシート | ● | ● |
⑱軍手 | ● | ● |
⑲ネックピロー | ● | |
⑳ライト | ● | |
㉑タオル | ● |
(※1)非常食・飲料水などは、必要に応じて準備することをおすすめします。商品の内容物は変更になる場合がございます。
(※2)完全密封ではないため、空気が漏れる場合があります。
防災も基準の一つとして車選びを

車の乗り換えや購入を検討している方は、防災を車選びの基準の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
後部座席がフルフラットになり、休む場所が十分に確保できるタイプの車種であれば、避難生活が長期に及ぶような場合でも疲れを軽減できます。
さらに、車に給電機能があれば、車からの電気を使って電気製品を使用できます。
避難中に、照明や温かい食べ物をとれるだけでなく、スマートフォンの充電をすることもできます。
トヨタからは20種類以上の車種が給電に対応しています。
給電機能については以下のページもぜひ確認してみてください。
もしものときに頼れる愛車に。車載防災セットを購入してみては
今回は車に積んでおくべき防災グッズや注意点について紹介しました。
ご自身やご家族を守るためにもぜひ防災グッズを購入してみてはいかがでしょうか。
また、乗り換えを検討している方は、防災もクルマ選びの基準として検討してみてください。
トヨタモビリティ神奈川ではオンラインでの相談も承っておりますので「お店に行くまでにまずは相談してみたい」という方はぜひ活用してください。
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