
公開日2025.5.12
車を購入する時の支払い方法はいくつある?それぞれの特徴を比較

車の購入方法にはいくつかの選択肢がありますが、人によって最適な支払い方法は異なります。
今回は車を購入する時の支払い方法について、種類やそれぞれの特徴を比較していきます。
現状と照らし合わせながら、最適な支払い方法を見つけるための参考にしてみてください。
車の購入方法はいくつある?
車の購入方法は様々ですが、今回はリースを含めた以下の5つの方法を比較しながらそれぞれの特徴を解説します。
・現金購入
・カーローン
・残価設定型ローン
・カーリース
・KINTO
現金購入

現金購入は、車を購入するときに車両本体価格や税金、諸費用などを現金で一括で支払う方法です。
現金購入のメリットは、ローンなどを利用して購入する場合にかかる割賦手数料が発生しないことです。
割賦手数料が発生しない分、それだけ購入費用も抑えられるため予算を抑えて購入できます。
また、一括購入することで、すぐに自分所有の車となるため、好きなタイミングで売却できる点もメリットです。
一方で、デメリットとして挙げられるのは購入時にまとまったお金が必要なことが挙げられます。
購入後には維持費として、税金や車検代、ガソリン代やメンテナンス費用などのランニングコストも必要になります。
また大きく貯金を取り崩すと、急な出費に対応できなくなることもあるかもしれません。
そのため、資金的に余裕のある人に向いている支払い方法といえます。
カーローン

カーローンは購入費用の全額または一部を銀行またはディーラーから借入し、月々分割して支払う方法です。
ディーラーローンは車を担保とするため、審査に通りやすいという特徴があります。
銀行ローンはディーラーローンと比べて審査が厳しいものの、ディーラーよりも低い金利で長期間の借入ができる傾向があります。
カーローンを活用するメリットは、まとまった費用が用意できなくても購入可能なことです。
ボーナス併用払いを利用することで、月々の返済額も抑えられるでしょう。
対して、デメリットとしては割賦手数料が発生するため、現金一括購入より支払い総額が高くなる点があげられます。
また、完済までは車の所有権が借入先となるため、自由なタイミングで手放すのが難しくなります。
残価設定型ローン

残価設定型ローンは、車両本体価格の一部をあらかじめ残価として据え置き、車両本体価格から残価を差し引いた金額を月々分割して支払う方法です。
契約が満了した後の選択肢については、以下の3つから選べます。
・同じ販売店で新しい車に乗り換える
・残価分を支払い、その車に継続して乗る
・車を返却する
残価設定型ローンを利用すると残価を差し引いた残りの金額でローンを組むため、通常のカーローンより、月々の支払金額が少なくすむというメリットがあります。
また、契約満了時に車の乗り換えがしやすいため、ライフスタイルの変化に対応しやすいのも特徴です。
ただし、契約期間が終了して車を返却する場合は、契約満了時の車の状態によっては追加料金が必要となるケースがあります。
カーリース

カーリースは毎月一定料金を支払いながら、販売店から車を借りる方法です。
レンタカーのように都度返却する必要がなく、車を購入したように自由に使うことができますが、所有者はリース会社です。
カーリースには税金や車検をはじめとしたメンテナンス費用も月々の支払の中に含まれるプランもあり、突発的な費用が発生しづらく、車にかかる費用の見通しが立てやすいというメリットがあります。
ただし原則中途解約ができないことや、走行距離に制限があったり原状復帰が原則になっている点に注意が必要です。
リース会社によってはペットとの同乗が制限されていたり、車内での喫煙が禁止されていることもあるため、ご自身の使い方と契約内容が合致するかどうかを事前に確認しておくべきです。
KINTO

KINTOは月々定額で車に乗れるサブスクリプションサービスです。
KINTOのメリットは車両代金や諸費用の他、税金や車検費用、メンテナンスの費用、さらに自動車保険料(任意保険)も月額利用料金に含まれることです。
任意保険料も含まれていることから、保険等級が低い方や免許を取得したての方におすすめの方法です。
KINTOには「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」があります。
どちらの場合もまとまったお金や手間を抑えて安心して車を利用できます。
ただしカーリースと同様に、中途解約の際は解約金が発生したり走行距離制限があったりします。
また、契約満了時は車を返却しなければいけないため、カスタマイズや車内での喫煙ができないなどの制限があります。
車の最適な購入方法を選び方
ライフスタイルの中でどのように車を使用するのか、あるいはどのくらいの予算を購入費として充てられるのかによって最適な購入方法は異なります。
車を購入する際は収入と支出とを計算して、バランスの良い購入方法を選ぶべきです。
最後にそれぞれの購入方法がどのような方に向いているか紹介していきますので、参考にしてみてください。
現金一括が向いている人

車は現金一括で購入するのが、一番支払い総額が少なくなります。
そのため購入時にまとまった資金が必要となりますが、支払い総額を最小限にして購入したい方には現金一括購入が向いています。
またリースやサブスクのように契約期間もないため、一台の車に長く乗りたい方におすすめです。
カーローンが向いている人

車の購入にかかる金銭的な負担を分散したいという方にはカーローンが向いています。
子育て世代など、大きな車が必要な一方で出費もかさみやすいライフステージにいる方は、カーローンを利用しながら無理のない長期的な資金計画を組むのがおすすめです。
残価設定型ローンが向いている人

残価設定型ローンは月々の支払い金額が少なくすむことが最大のメリットです。
そのため、初めて車を購入する方、近い将来ライフスタイルや家族構成が変わる可能性のある方に最適な車の購入方法です。
また支払い最終回には車を返却することで別車種への乗り換えもしやすいため、新しい車に乗り換えるのを楽しみたい方にも向いています。
カーリース・サブスクが向いている人

初期費用をかけずに車に乗りたい人にはカーリースやサブスクが向いています。
カーリースやサブスクは契約手続きや手放す時の手続きも簡単なため、車にかかる面倒な手間を極力省きたいと考えている方にもおすすめです。
特に、KINTOの場合は任意保険も料金に含まれているため、保険等級の低い若者や免許を取得したての方に向いています。
また、走行距離の制限があることから、車の使用頻度があまり高くない方や、近所へのお出かけをメインに使用したい方にも向いています。
最適な車の購入方法を選んで余裕のあるカーライフを過ごしましょう!
今回は車を購入する時の支払い方法について、種類やそれぞれの特徴を解説しました。
カーローンと残価設定型ローン、カーリースとサブスクなどそれぞれ似ているところもありますので、詳細を比較しながら今の状況にあった支払い方法で愛車を手に入れてください。
支払い方法はもちろん、車種選びでお悩みの方はぜひトヨタモビリティ神奈川にご相談ください。
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