
公開日2025.6.10
アルファードのPHEVモデルと最安グレード「X」の魅力を徹底解説

トヨタのミニバン「アルファード」にPHEV(プラグインハイブリッド)モデルが登場しました。
環境性能と走行性能を兼ね備えたPHEVは、静粛性や燃費の面でも注目を集めています。
あわせて、アルファードに最安グレードとなる「X」グレードを追加設定し、上質さとコストパフォーマンスを両立したモデルも登場しました。
本記事では、それぞれのグレードの最新情報と魅力を詳しく解説します。
新たに登場したアルファード PHEVモデルの特徴を解説!
2025年1月31日、アルファードにPHEVモデルが登場しました。
ミニバンにPHEVモデルが展開されるのは国内初です。
PHEVモデルは「Executive Lounge」グレードの1つとして設定されており、価格は10,650,000 円(税込) です。
ここからは魅力ついて詳しく解説していきます。
2.5Lプラグインハイブリッドシステム

PHEV(プラグインハイブリッド)車は、電気でもガソリンでも走行することができます。
ハイブリッド車とは異なり外部給電が可能で、EV走行ならではの静粛性の高さや快適な乗り心地が特徴です。
カーボンニュートラルにも貢献する選択肢の一つとして注目されています。
アルファードPHEVモデルには、2.5Lプラグインハイブリッドシステム が採用されています。
大容量のリチウムイオンバッテリーがモーター主体の走行を可能にし、余裕のある静粛な走りと加速性能を実現しています。
走りはじめも走行中も静かで、後席に座っている人にもリラックスして過ごせる快適な乗り心地を提供します。
また、リチウムバッテリーを床下に搭載することにより、低重心で安定した走りが上質な乗り心地にも寄与しています。
EV走行距離と充電性能

アルファードPHEVモデルはバッテリーに充電した電力だけで、日常的な買い物やちょっとしたおでかけなど普段使いのほとんどをカバーできます。
EV走行距離は73Km(※1)で、近距離であればほとんどをEV走行だけで賄うことができ、長距離ドライブでもエンジンを併用して走行できるため、燃料切れを心配することなく安心して出かけられるでしょう。
また、ガソリン走行時の燃費も16.7Km/L(※WLTCモード)と低燃費で経済的です。
さらに、普通充電に加え、急速充電も可能な点も大きな魅力の1つです。(※2)
急速充電の場合、満充電量の約80%を約38分で充電できます。
さらに、外部給電機能も装備しているため、停電や災害時には電力源として活躍するほか、アウトドアなどの際にお出かけ先で家電製品を使用することも可能です。
(※1)充電電力使用時走行距離。国土交通省審査値。
(※2)50kW(最大125A)以上の急速充電器(スタンド)を使用した場合の充電時間。※普通充電時間について:普通充電ケーブルを用いた場合は、約3kW(200V)の充電となります。
補助金制度を活用できる

アルファードPHEVモデルは環境に優しいクリーンエネルギー自動車の普及を目的とした「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」の対象車種です。
新車で購入した場合には補助金が交付されるため、購入の参考にしてみてください。
受けられる補助金の額は年度によって異なりますが、「一般社団法人次世代自動車振興センター(公式サイト)」で確認できます。
さらに、エコカー減税やグリーン化特例の優遇も受けられます。
地方自治体によっては独自に補助金を交付している例もあるため、購入を検討されている方はお住まいの地方自治体の公式サイトを確認してみましょう。
乗り心地

静かで高級感溢れるPHEVモデルはまさにアルファードの開発コンセプトである「快適な移動の幸せ」を体感できるグレードです。
インストルメントパネルやドアなどの内装材に遮音材を追加し、ボディ骨格内にウレタンスポンジを追加しており、ロードノイズを低減。
また上質でなめらかな風合いと優れた耐久性を持つウルトラスエード調(※1)の天井を採用しました。
エアコンは電気のみで作動可能で、エンジンを切った状態でも快適な室温が保てます。
ドライバーはもちろん、後席に乗車する人も上質でリラックスした室内空間で過ごせるのが魅力です。
(※1)「Ultrasuede®」「ウルトラスエード®」は東レ株式会社の登録商標です。
アルファードに追加設定の「X」グレードの魅力
今回の改良では、シンプルな基本性能を備えたエントリーモデル「X」グレードも追加設定しています。
アルファード 「X」グレードは8人乗り で、エンジンはハイブリッドモデルのみ、駆動方法は2WDとE-Fourの2種類です。
ここからは、エントリーモデルならではのコストパフォーマンスを重視した「X」グレードの魅力を解説していきます。
手に取りやすい価格

アルファード「X」グレードの価格はハイブリッド車(2WD)で5,100,000円(税込)、ハイブリッド車(E-Four)で5,320,000円(税込)です。
最上位モデルのPHEV車と比較すると半額近くで購入でき、これまでより幅広いニーズに応えられる価格設定になっています。
ミドルモデルの「Z」グレードと比較すると、100万以上も価格を抑えて購入でき、「アルファードが欲しいけど、購入費用をできるだけ抑えたい」という方におすすめです。
上質さと装備も充実

「X」グレードはエントリーモデルでありながら、アルファードの魅力である上質さも備えています。
外観は都会的で堂々としたデザインで、上級グレードに見劣りしないデザインです。
内装では、上級グレードではシート表皮に本革や合成皮革を採用しているのに対し、「X」グレードではファブリックを採用しているなどの違いはあるものの、小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではお手入れがしやすいというメリットもあります。
シートヒーターなど、上級グレードしか設定できない装備もあるため、どうしてもつけておきたい装備がある場合には上級グレードを比較してから選びましょう。
「Toyota Safety Sense」も標準装備しており、安全性能も充実しています。
実用性に優れている

「X」グレードはハイブリッド車のみの設定で、優れた燃費性能が特徴です。
2WDではWLTCモードで18.9Km/Lを達成し、アルファード全グレードの中で最も燃費の良いモデルです。
シートアレンジも豊富で、2列目と3列目を倒すことで大容量の荷室を確保できます。
エアコンは前席左右・前後独立の温度設定が可能なため、どの席に座ってもそれぞれが快適に過ごせます。
また、アルファードの中で乗車定員が8人のグレードは「X」のみ。
親戚やグループでの旅行など、3列目シートもフルに使って長距離ドライブする機会がある方には特におすすめです。
ニーズに合わせて新しいアルファードを選んでみては?
アルファードのPHEVモデルは、環境性能と高級感を兼ね備えた次世代のミニバンです。
一方で、「X」グレードはコストパフォーマンスに優れ、アルファードらしい快適性を手に取りやすい価格で購入できます。
どちらのモデルも魅力的で、それぞれのニーズに応じた最適な選択が可能です。
アルファードを購入する際は、ライフスタイルや予算に合わせて最適なグレードを選んでください。
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