公開日2025.12.1
新デザイン採用!2025年アクアの気になる変更点は?
2025年9月、トヨタのハイブリッドコンパクトカー「アクア」が、一部改良し新デザインとなって登場しました。
2011年の発売以来、優れた燃費性能とコンパクトで乗りやすいサイズ感から幅広い層から人気を集めているアクア。
今回の改良では、デザインがリニューアルされるほか、内装の質感の向上、安全性能やマルチメディア機能も強化し、より安心・快適にドライブできる一台へと進化しました。
今回はアクアの一部改良・変更内容を具体的に解説していきます。
アクアの改良点を解説
改良された変更点は以下の4つです。
1.デザインの刷新
2.内装・装備の進化
3.安全性能の充実
4.利便性の向上
デザイン、安全、快適性のすべてにおいて進化した点が大きなポイントです。
1.外観デザインを一新、より先進的で洗練された印象に
まず注目したいのがデザインの刷新です。
アクアのフロントには「ハンマーヘッド」をモチーフとした新しいデザインを採用し、これまで以上に先進的で堂々とした印象になりました。
シャープなラインの中に精悍さと未来感を兼ね備え、街中での存在感もぐっと高まっています。
ヘッドランプにはBi-Beam LEDヘッドランプを採用。
さらにLEDターンランプやデイライト機能付きLEDクリアランスランプも装備し、視認性と安全性が大幅に向上しました。
「Z」グレードには、左右のヘッドランプをつなぐセンターランプやLEDアクセサリーランプを備え、夜間でも先進的な存在感を放ちます。
リヤまわりでは、バックドアガーニッシュにピアノブラック塗装を全グレードに追加。
光沢感のあるブラックがアクセントとなり、全体の上質さを引き立てています。
また、16インチアルミホイール(ダーククリア切削光輝+ブラック塗装)を「Z」グレードにオプションで設定し、足元の印象をよりスポーティーかつ洗練されたものにしています。
さらにボディカラーには新色を追加しました。
マッドバスやグレイッシュブルーといった落ち着きのあるモノトーンに加え、ブラックマイカと組み合わせたツートーン(マッドバス×ブラックマイカ、グレイッシュブルー×ブラックマイカ、クリアベージュ×ブラックマイカ)も登場。
街中にも馴染むスタイリッシュなカラー展開で、自分らしい一台を選ぶ楽しみも広がりました。
2.内装も機能も進化、日常使いの快適性がアップ
デザインの変更に加えて、室内装備も充実しています。
まず、全グレードに大型マルチインフォメーションディスプレイ(7インチ)を標準装備しました。
運転中に必要な情報が見やすく、ドライブの安心感が高まります。
さらに、センタークラスター下部にはHDMI入力端子を新たに搭載。
スマートフォンや外部機器と接続すれば、車内エンタメの幅も広がります。
インテリアカラーには、「Z」グレード「合皮パッケージ」のカラーに、上品で明るい印象を与えるライトグレーが新登場。
シックなブラックやブラウンに加え、軽やかな雰囲気を楽しめるカラーを選べるようになっています。
さらにディスプレイオーディオも刷新し、最新のコネクティッドナビに対応しました。
ナビゲーションの精度や利便性が高まり、スマホとの連携もスムーズに。
加えて、「G」「X」グレードのモニターサイズを従来よりも大きな8インチへ拡大し、操作性や視認性が大きく向上しています。
これらの改良により、普段の移動がより快適に、そしてドライブの楽しさが一層広がる仕様となりました。
3.充実の安全装備、安心して選べる一台へ
今回の改良での変更点では安全装備が拡充したことも大きなポイントです。
プリクラッシュセーフティは新たに「バイク」も検知対象に加わり、出会い頭での衝突回避支援機能も追加しました。
これにより、従来よりもさらに幅広いシーンで事故リスクを低減できます。
また、全車速追従機能付き(※1)のレーダークルーズコントロールは、車間距離を4段階で設定可能になり、ドライバーに合ったドライビングスタイルで長距離運転をサポートします。
ロードサインアシストに「転回禁止」や信号機読み取り機能を追加。
標識の見落としを減らしてくれるのも安心です。
さらに、信号が青に変わったことをブザーとディスプレイ表示で知らせる「発進遅れ告知機能」(※2)や、車線内走行時の操舵支援を行う「プロアクティブドライビングアシスト機能(PDA)」も搭載。
ドライバーの負担を軽減し、より安全で快適な走行をサポートします。
もし運転中にドライバーが急病などで操作不能になった場合に備え、「ドライバー異常時対応システム」(※3)も搭載しました。
警告や自動制御で周囲の安全を確保する仕組みは、近年の先進安全装備の中でも注目すべきポイントです。
さらに、「Z」グレードには並列駐車や出庫を支援する「アドバンストパーク」をオプション設定し、駐車が苦手な方でも安心して運転できるようになっています。
(※1)先行車が停止した時は自車も停止して停止状態を保持、先行車が発進した時はドライバー操作により発進し、追従走行を再開する機能
(※2)先行車の発進をお知らせする従来の機能に加え、うっかり出遅れをブザー&マルチインフォメーションディスプレイ表示でお知らせ
(※3)ドライバーの運転継続の困難を検知した際の警告機能および車両停止機能
4.取り回しやすさと日常の利便性も向上
安全性だけでなく、日常での使いやすさも進化しました。
停車時の揺れを抑えて乗員の姿勢変化を少なくする「スムーズストップ」を標準装備し、信号待ちや渋滞時の快適性が向上。
電動パーキングブレーキやブレーキホールド機能(※1)も全車に標準搭載し、毎回の運転操作がシンプルで便利になりました。
また、ドアミラーを全開にしたときの車幅が従来よりも30mm縮小し、狭い道や駐車場での取り回しがしやすくなっています。
さらに、走行モード(ノーマル/POWER+/エコドライブ)の設定を電源OFF後も保持できるようになり、毎回リセットする手間が不要になったのも嬉しい改良点です。
(※1)ブレーキホールド機能をオンのままPowerを切った場合、次回運転開始時にオンの設定が維持される機能を採用
より上質で安心できるアクアへ
今回はアクアの一部改良・変更内容について解説しました。
ハイブリッドカーならではの優れた燃費性能はそのままに、最新の安全・快適装備が充実したアクア。
車の買い替えを考えている方は、さらに進化したアクアをぜひ検討してみてください。
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