公開日2025.12.20
新型RAV4誕生!すべてが進化したトヨタの王道SUVを徹底解説
2025年12月RAV4 がフルモデルチェンジして登場しました。
1994年の初代登場以来、「アウトドアでも街乗りでも楽しめるSUV」という新しい価値を切り拓いてきたRAV4は、約30年にわたり世界中で支持されてきたトヨタSUVの王道モデルです。
そんなRAV4が今回、大きな進化を遂げて生まれ変わりました。
新型RAV4の開発テーマは「Life is an Adventure」。
「どこへでも行けそう、なんでもできそう」というRAV4らしい価値観を継承しながら、「多様化」「電動化」「知能化」という3つのキーワードを軸に、新世代SUVとしてさらに磨きがかかりました。
「多様化」を体現する2つのグレード
新型RAV4では、ライフスタイルや価値観の違いに応えるため、個性の異なる2つのグレードを用意しました。
心をひきつける「Z」
アウトドアシーンはもちろん、街中にも映えるスタイリッシュな存在感を放つ「Z」グレード。
SUVらしい力強さを備えながらも、無駄を削ぎ落とした上質なデザインが特徴で、日常使いからロングドライブまで幅広く対応します。
フロントにはトレンドである「ハンマーヘッド」デザインを採用し、リヤはバックドアガラスとランプを一体化したシームレスな造形とすることで、ワイドで先進的な印象を高めています。
力強さが魅力の「Adventure」
「Adventure」はRAV4の原点ともいえるタフさを前面に押し出したモデルです。
高く設定したノーズピークや大型アーチモールにより、オフロードを想起させるタフなスタイリングを実現。
専用インテリアカラーやカモフラージュ柄の加飾が、アウトドアの世界観を車内にも広げています。
RAV4らしさを磨き上げたエクステリアとパッケージ
新型RAV4は、全長4,600mm、全幅1,855mm、全高1,680mm(※1)という扱いやすいボディサイズを維持しながら、SUVらしい力強さと洗練を両立しています。
デザインのキーワードは「Big Foot」「Lift-up」「Utility」。
大径タイヤを強調した安定感のあるスタンス、軽快で高い走破性を感じさせるフォルム、そしてなんでも積めそうな実用的な荷室空間。
この3つの要素によって、「どこへでも行けそう」なRAV4の個性を視覚的にも表現しています。
ラゲージスペースは容量を拡大し、749L(※2)を確保。
後席を倒した際の床の傾斜も緩やかにすることで、長尺物やアウトドアギアの積載性がさらに向上しました。
日常からレジャーまで幅広く楽しめる使い勝手の良さはRAV4ならではの強みです。
(※1)寸法は「Z」。「Adventure」は全長4,620mm、全幅1,880mm、全高1,680mm
(※2)VDA測定法による。従来型「G」の733Lから16L拡大
進化したインテリアと「アイランドアーキテクチャー」
インテリアは、ディスプレイやシフトなどの各種機能をひとくくりにして、島(アイランド)のように配置した「アイランドアーキテクチャー」を採用しています。
ディスプレイ、シフト、各種操作系をまとめて配置することで、視線移動や操作のしやすさを高めています。
SUVらしい水平基調のインストルメントパネルは、車両感覚をつかみやすいという特徴もあり、運転時の安心感にもつながります。
トヨタ初採用(※1)となる様々な先進装備も導入しました。
カラーヘッドアップディスプレイは、運転に必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影します。
従来の立面表示から斜め表示へと進化し、遠近感を活かした情報表示によって視認性を向上。
また、エレクトロシフトマチックもトヨタ初採用(※1)されています。
ワンアクションで直感的な操作ができ、コックピット全体をすっきりとした印象にまとめています。
シフト、電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドスイッチを機能的に集約することで、運転中の視線移動や動作を最小限に抑え、ドライバーにとって快適な運転環境をサポートします。
こちらは「Z」にのみ標準装備となっています。
また、リバーシブルアームレストもトヨタで初めて採用されました。(※1)
普段は左右両開きで使用でき、ひっくり返すことでトレイとしても使え、機能性とデザイン性を両立しています。
運転席からも助手席からも開けやすいタイプで、運転手はもちろん同乗者にも嬉しい設計となっています。
(※1)2025年12月現在。トヨタ自動車調べ
電動化で磨かれた走りの質
新型RAV4のもう一つの大きな進化が「電動化で磨かれた走行性能」です。
高効率な2.5Lエンジンと高出力モーターを組み合わせた2.5Lハイブリッドシステムで、システム最高出力177kW(240ps)を発揮。
加速は滑らかで力強く、高速道路から山道まで余裕のある走りを実現しています。
E-Four(電気式4WD)により、前後輪の駆動力を緻密に制御し、発進時の加速性や旋回性能を高い次元で両立。
TRAILモードやSNOWモードの搭載により、悪路や雪道でも安心して走行できる性能を備えています。
加えて、改良を加えたプラットフォームと新採用のショックアブソーバーにより、乗り心地の質も大きく向上しています。
「知能化」がもたらす次世代の安心と快適さ
新型RAV4は、トヨタのソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene」を初めて本格採用(※1)したモデルでもあります。
これにより、Toyota Safety Senseやコックピットの操作性やデザイン性が進化しました。
プリクラッシュセーフティは、交差点での飛び出しや低速時の加速抑制まで対応領域を拡大。
レーダークルーズコントロールも認識性能が向上し、より自然でスムーズな追従走行を可能にしています。
また、ドライバー異常時対応システムには路肩寄せ機能(※2)が追加され、万が一の際の安全性にも配慮。
パノラミックビューモニターや12.9インチの新世代ディスプレイオーディオなど、先進装備も充実しています。
(※1)2025年12 月現在。トヨタ自動車調べ
(※2)「Z」にメーカーオプション。利用にはコネクティッドナビの契約が必要
王道SUVとして、次の時代へ
今回は新型RAV4 をご紹介しました。
新型RAV4は、多様なスタイル、電動化による走りの進化、知能化による安心と快適性、そのすべてがバランスよく高まり、これまで築いてきた「万能SUV」という立ち位置をさらに強固なものにしました。
アウトドア派にも、街乗り中心のユーザーにも、そしてこれからの電動時代を見据える人にも応える新型RAV4をぜひご検討ください。
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