公開日2026.5.12
環境性能割が廃止に。車購入の税制はどう変わる?知っておきたいポイント
車の購入には、本体価格だけでなく税金や諸費用などのさまざまなコストが関わります。
その中でも、新車購入時の税制として多くの方に関係していたのが「環境性能割」です。
この制度は、燃費性能や環境性能に応じて税率が決まる仕組みで、エコカーの普及を後押しする役割を担ってきました。
しかし2026年3月をもって、この環境性能割は廃止されました。
これにより、自動車購入時の税制はこれまでとは異なる形へと変化しています。
そこで今回は、環境性能割の役割を振り返りながら、制度廃止後の車購入のポイントについて分かりやすくご紹介します。
環境性能割とはどんな制度だったのか
環境性能割は、自動車取得税に代わる形で2019年に導入された自動車取得時の税制度です。
この制度は、燃費性能や排出ガス性能など、環境への配慮の度合いに応じて税率が決まる仕組みで、環境性能の高い車ほど税負担が軽くなる点が特徴でした。
そのため、燃費性能の高いハイブリッド車や電気自動車などのエコカーは優遇される一方で、従来のガソリン車など環境性能が基準に満たない車種では、相対的に税負担が高くなる点が特徴でした。
この制度は、エコカーの普及を後押しし、日本の自動車市場における電動化の流れを加速させる役割を果たしました。
トヨタ車を例にすると、プリウスやアクアといったハイブリッド車は、高い燃費性能を持つ代表的なモデルとして、多くのお客様に選ばれてきました。
一方で、燃費基準の改定や税率の細かな変更が重なることにより、購入時に税額が分かりにくいという課題も指摘されていました。
こうした背景から、税制の整理・見直しの一環として、環境性能割はその役割を終えることになりました。
制度廃止で車選びはどう変わる?
環境性能割の廃止によって大きく変わるのは車購入時の税制がシンプルになる点です。
これまでのように、燃費基準によって細かく税率が分かれる仕組みではなくなることで、購入時の税金の考え方が分かりやすくなります。
また今回の見直しにより、ハイブリッド車など特定の車種だけが優遇されるというよりも、車種ごとの特性に応じて選びやすい環境 が整っていくこともポイントです。
車選びは、燃費性能だけで決まるものではなく、ライフスタイルや使い方によって最適な1台が変わります。
例えば、街乗り中心で取り回しのしやすさを重視する方にはコンパクトカーが人気ですが、広い室内空間や使い勝手を重視する方にはミニバンやSUVが選ばれることも多くあります。
トヨタのラインアップでいえば、ハリアーやヤリスクロスといったSUVモデルは、豊富なグレードから選択できる車種として人気があります。
今回の制度変更によって、こうした多様な選択肢の中から、自分のライフスタイルに合った一台をより選びやすくなるといえるでしょう。
購入前にチェック!環境性能割廃止の影響とは
まず、環境性能割の廃止による恩恵を実感しやすいのはガソリン車です。
たとえば一般的なガソリン車では、これまで車両価格の1~3%程度が環境性能割として課税されていました。
車両本体価格が200万円前後の場合、約2万~6万円の税負担が発生していましたが、この税が廃止されることで、車購入時の費用軽減につながります。
購入時の総支払額が下がることで、オプション追加やグレードアップの選択肢が広がることは、ユーザーにとって分かりやすいメリットといえるでしょう。
一方で、電動車については環境性能割の廃止による影響は限定的に感じられるかもしれません。
電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)は、もともと高い環境性能により減税や非課税措置が適用されているケースが多く、制度廃止による直接的な価格差はガソリン車ほど大きくありません。
ただし、CEV補助金など別の優遇制度を活用できるケースもあります。
さらに、電動車は燃料費を抑えられるなど、長く乗るほどコスト面でメリットを感じやすい特徴があります。
制度変更の影響だけにとらわれず、使用期間全体での経済性を踏まえて検討することが重要です。
幅広い車種が選びやすい時代へ
最近のクルマ選びは、電動化の広がりもあって、以前よりずっと自由度が高くなっています。
コンパクトカー、SUV、ミニバン、セダンなど、用途に応じたボディタイプが豊富に揃っている点も特徴です。
たとえば家族でのお出かけやレジャーを考えるならミニバンという選択肢があり、ノアやヴォクシーはその代表的なモデルです。
一方で、毎日の使いやすさや運転のしやすさを重視するなら、ヤリスのようなコンパクトカーも根強い人気があります。
また、SUVもサイズのバリエーションが広がっていて、ライズのようなコンパクトSUVを選ぶ方も増えています。
最近はPHEVのラインアップも広がってきており、BEVやPHEVは“特別なクルマ”というより、日常的に選べる現実的な選択肢になってきています。
環境性能の高さはもちろんですが、EVならではのスムーズな加速や静かで上質な走りも魅力のひとつです。
環境性能割の廃止によって税制面の考え方が整理されたことで、「どの車がお得か」だけでなく、「自分の使い方に合うかどうか」という視点で選びやすい環境になってきたといえるでしょう。
気になる車があればぜひご相談ください
2026年3月をもって、環境性能割は廃止されました。
これまで新車購入時の税制として多くの方に関係してきた制度ですが、今回の見直しによって車購入の税制はよりシンプルな形へと変わっています。
また、ガソリン車を含めた幅広い車種で負担が軽くなるケースもあり、これまで以上に自由にクルマを選びやすい環境になってきています。
「気になっている車種がある」「自分の使い方に合う車を知りたい」そんなときは、ぜひお気軽にトヨタモビリティ神奈川へご相談ください。
お店を探すまた、まずは気軽に相談したいという方はオンラインでのご相談も可能です。
オンライン購入相談はこちらから

