コスパ最強の中古車とは?選び方やおすすめのモデルなどをご紹介

中古車を購入するならコストパフォーマンスを重視したいと考える方は多いでしょう。
最近では、コストパフォーマンスを“コスパ”と略し、車をはじめ様々なものを購入する際のポイントとしてコスパが優れているかどうかを重視する方が増えています。
そこで、今回の記事では、中古車の購入を検討している方へ向けて、コスパが優れた中古車を紹介し、コスパ最強といえる条件とはどのようなものかについても解説していきます。
トヨタモビリティ神奈川がおすすめするコスパ最強の車種や、車種ごとの特徴や魅力なども解説しているので、ご自身にぴったりな中古車を選ぶ参考にしてみてください。
コスパ最強の中古車の特徴とは?

はじめに、コスパに優れた中古車の特徴について紹介します。
コスパ最強の中古車には、大きく分けて5つの特徴があります。
- ・好みが分かれる外観デザイン
- ・燃費が良い
- ・維持費を節約できる
- ・リセールバリューに優れている
好みが分かれる外観デザイン
まず1つ目として、好みが分かれるデザインの車種です。
中古車の価格は、市場の需要や車の状態によって大きく異なりますが、デザインが特徴的で好みが分かれるような車種はお手軽な価格で購入できる傾向があります。
また、同じ車種でもボディカラーの違いによっても価格に差があらわれることがあります。
個性的で好みが分かれるようなボディカラーは、ホワイト系・ブラック系の定番のボディカラーと比べると、同じグレード・年式の車種でも手軽な価格で購入できることがあります。
ボディカラーの違いによって走行性能や燃費性能などの基本性能は変わらないため、なるべく予算を抑えて中古車を購入したい方は、デザインやボディカラーの違いにも注目してみましょう。
燃費が良い
中古車を購入する際には、車両本体価格に注目しがちですが、燃費の良さは、コスパに直結するするため注目したいポイントです。
燃費が良い中古車ほど、燃料代を抑えられるためです。
ガソリン車の場合、1Lが150円と仮定し、100km走行する場合では、燃費が10km/Lの車種なら100km走行するためには10L必要となり、ガソリン代は1,500円になります。
それに対し、燃費が20km/Lの車種の場合は、100km走行するためには5L必要なのでガソリン代は750円となります。
実際にはここまで極端な差ではないものの、燃費が良い中古車に長く乗り続ければ、その分燃料代を抑えることができます。
運転する機会が多い方や、長く同じ中古車に乗ることを視野にいれている方は、燃費の良さにも重視しましょう。
維持費を節約できる
維持費も中古車のコスパに直結する要素です。
車両本体価格はもちろんですが、維持費が抑えられる車種もコスパに優れた車種といえるでしょう。
燃料代以外の主な維持費としては、下記が挙げられます。
- ・自動車税(種別割)
- ・自動車重量税
- ・車検法定費用
- ・メンテナンス費用
税金や車検法定費用を抑えるためには車両重量や排気量にも注目しましょう。
例えば、同じようなボディサイズの車種でも排気量の違いによって自動車税の年額が変わります。
また、一部の車種では車両本体価格が高くても、エコカー減税やグリーン化特例など税制優遇を受けられる車もあり、コスパに優れているといえます。
ただし、対象となる車種は限られるため、気になる方はスタッフに相談してみましょう。
気になる中古車を見つけた際は、税金などの費用が毎年どれくらいかかるのかを計算しながら検討しましょう。
リセールバリューに優れている
リセールバリューとは、車両を売却したときの価格を指します。
リセールバリューに優れている車種であれば、乗り換えなどで手放す際に、次に乗る車の購入資金の一部となるため、コスパが優れていると考えられるでしょう。
リセールバリューは、さまざまな要素によって大きく左右されるものです。
人気が高い車種やグレードが高い車、人気のオプション装備がされている車は、リセールバリューも高いためおすすめです。
乗り換え時のコスパを考えるなら、「将来売却したときいくらになるか」を視野にいれながら選んでみても良いでしょう。
フルモデルチェンジ直後の車種
人気が高い車種でも、市場に出回っている台数が多ければ、お手頃な価格で購入できるケースもあります。
例えば、フルモデルチェンジ直後の車種は新型車に乗り換える人が多いため、中古車市場に下取り車が多く出回る傾向があります。
市場に多く出回っているということは、より多くの在庫から選ぶことができるため、オプション装備のついた車種なども多く、中古車探しがスムーズにいくかもしれません。
コスパ最強のおすすめの中古車

ここでは、トヨタモビリティ神奈川がおすすめするコスパ最強のおすすめの中古車を紹介します。
ドライブが快適になる車種ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
アクア

アクアは2011年にデビューしたコンパクトなボディと高い燃費性能が特徴のハイブリッド車です。
2021年7月のフルモデルチェンジを機に2代目モデルが発売され、シンプルで親しみやすいデザインとコンパクトさを引き継ぎながら、燃費性能や運転のしやすさに磨きがかかりました。
初代モデル、2代目モデルのどちらも燃費性能が優れており、2022年11月一部改良後モデルの燃費は、WLTCモード29.3〜35.8km/Lです。
ボディカラーが豊富に展開されているため、お好みに合わせて様々なスタイルから選べる点も魅力の一つです。
2019年10月~2020年8月に発売された「S グランパー」などアウトドアシーンに映えるモデルもあるため、人と差をつけたいとお考えの方は探してみてください。
どのグレードも燃費性能に優れながらも多彩なボディカラーでご自身により適した1台を見つけやすいのがアクアの特徴です。
アクアの中古車情報(トヨタ認定中古車)|トヨタモビリティ神奈川
アクアのモデル・グレード別の特徴については、下記のコラムでも解説しています。
ヤリス クロス

ヤリス クロスは、ヤリスのSUVモデルとして生まれたコンパクトSUVです。
ヤリスならではの「軽快な走り」や「低燃費性能」などを受け継ぎ、2020年8月にデビューしました。
軽量化と低重心化が図られたボディと、一新されたサスペンションにより、軽快な走りを実現しています。
ガソリン車とハイブリッド車のどちらもラインアップしており、駆動方式も2WDと4WD、トヨタの電気式4WDシステムであるE-Fourなど、豊富なグレードの中から好みの1台を見つけることができます。
燃費性能も高く、現行モデルの「HYBRID X」2WDでWLTCモード30.8km/Lを実現しています。
ガソリン車4WDの場合は、路面状況に応じた走行支援を3つのモードから選択できる「マルチテレインセレクト」を搭載しており、走破性に優れています。
スタイリッシュなデザインのヤリス クロスは、ご自身の走行シーンやライフスタイルに合わせてグレード選択ができるコンパクトSUVといえるでしょう。
ヤリス クロスの中古車情報(トヨタ認定中古車)|トヨタモビリティ神奈川
ライズ

ライズは、2019年11月にデビューした、5ナンバーのSUVです。
2021年11月の改良後は、燃費性能に優れたハイブリッド車が追加されています。
それにより燃費は、ハイブリッド2WDで、WLTCモード28.0km/Lを実現し、よりコスパに優れた車種へと進化しました。
SUVらしいアクティブさを感じるデザインと、積載スペースの広さは、アウトドアシーンにぴったり。
ボディサイズは、全長3,995mm、全幅1,695mm、全高1,620mmとコンパクトなため、街乗りにも適しています。
見通しも良く、視界を確保しやすいという点も、ライズの魅力です。
街乗りからアウトドアシーンまで、幅広く使えるSUVの中古車をお探しの方には、ライズがおすすめです。
ライズの中古車情報(トヨタ認定中古車)|トヨタモビリティ神奈川
ヤリス クロスやライズなどの人気SUVについては、下記のコラムでも解説しています。
コスパ最強の中古車を選ぶ際のポイント

ここからは、コスパ最強の中古車を選ぶ際に、どのようなポイントに注目すべきなのか解説します。
ご自身にぴったりの、コスパに優れた中古車を見つけるためにも、参考にしてみてください。
デザインより性能面を評価する
強いこだわりがある場合以外は、デザインよりも性能面を意識して選んでみるのもおすすめです。
好みが分かれるデザインやボディカラーの車種を選ぶことによって、お手頃な中古車を購入できる可能性が高まります。
ボディに小さなキズや凹みがある場合も価格が安い傾向があるため、気にならない方は選んでみても良いでしょう。
品質と車両本体価格のバランスが取れた車種を選ぶ
コスパ最強の中古車を選ぶ際、品質と車両本体価格のバランスは見ておきたいポイントです。
理想的なのは、手頃な価格で入手できて、なおかつ高品質な中古車でしょう。
しかし高品質で他の車種より低価格ということは稀なので、バランスを見極めることが大切です。
中古車は車両の状態と年式、市場での需給によって値付けされるため、品質と車両本体価格は比例していることがほとんどです。
ご自身の予算や重視したい点などを整理し、バランスが良い価格帯を見つけてください。
人気の高いオプションなどが装備されている場合や、グレードが高い車種は車両本体価格が高い傾向がありますが、リセールバリューが高くつくため、乗り換え時の下取り価格に差があらわれます。
その車種に搭載されている機能がご自身にとって必要なものであった場合、車両本体価格以上にコスパの良さを感じられることもあるため、装備やグレードに合わせてじっくり検討しましょう。
走行距離をチェック
一般的に走行距離が多い車ほど価格が下がる傾向があります。
特に10万kmを超えている中古車は、より安い価格で手に入れられる傾向があります。
10万kmが超えている中古車でもメンテナンスが適切におこなわれていれば、問題なく走行可能なことがほとんどですが、一般的に車の寿命は10~15万kmと言われており、これを超えると車が故障する確率が上がるとされています。
そのため、長く乗りたい方やメンテナンスに不安がある方は、車両本体価格が少し高くても、走行距離が少ない車を検討する方が良い場合もあります。
コスパに優れた車種が欲しい場合は、走行距離もチェックしてみましょう。
燃費が良い・維持費を節約できる車種を選ぶ
燃費が良い車種は、燃料代や維持費で差があらわれます。
長く乗るほど差が大きくなるため、節約するためには非常に重要なポイントです。
とくに長距離を運転される方は、燃費の良さは重視すべきといえるでしょう。
また、ガソリン代以外の税金やメンテナンスにかかる維持費も大切です。
自動車税や車検法定費用などは、ボディサイズや重量、排気量などによって異なります。
よりコンパクトな車両の方が維持費を抑えることができるでしょう。
普段使いが中心の方で、大人数での乗車が少ない場合はコンパクトカーがおすすめです。
軽自動車の中古車情報(トヨタ認定中古車)|トヨタモビリティ神奈川
フルモデルチェンジ直後の車種は狙い目
フルモデルチェンジにより最新モデルが新車市場で取り扱われると、その前のモデルが多く中古車として出回りやすい傾向にあります。
そのためフルモデルチェンジされたばかりの車種は、お手頃価格で入手しやすく変動することがあるため、狙い目といえるでしょう。
中古車市場に幅広いグレードの車種が増えていくので、ご自身のニーズにマッチした中古車を見つけやすいのもメリットです。
目的や用途に合っている車種を選ぶ
コスパの良さを最大限に実感したいのであれば、目的や用途に合っているかどうかも大切です。
目的や用途に合っている方が、乗っていてよりメリットを感じられるためです。
例えば、通勤や通学に利用する場合は、コンパクトカーやセダンなどが適しています。
一方、たくさんの荷物を積んでのお出かけや大人数での乗車が多い場合は、ミニバンやSUVなどが向いているでしょう。
ご自身のニーズに合った車種を選ぶことで、よりよいカーライフとなるでしょう。
まとめ

今回は、コスパ最強の中古車とはどのようなものなのか、おすすめの車種や中古車の選び方などについてご紹介しました。
費用を抑えたい方や、コストに見合ったパフォーマンスを実感したい方は、ぜひこの記事でご紹介したポイントを参考にしてみてください。
トヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗では、お近くの店舗にご希望の車種がない場合でも、店舗間の在庫移動による取り寄せが可能です。
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