公開日2024.4.12
ルーミーの中古車はどうしておすすめ?中古車ならではの魅力とは

ルーミーは、スライドドアが搭載されたトール2BOXのコンパクトカーです。
幅広い方を中心に人気があり、セカンドカーとしても人気の車種ですが、新車だと予算をオーバーしてしまい、手が出せないという方もいるのではないでしょうか。
そんな方には、中古車での購入がおすすめです。
この記事では、ルーミーの魅力やグレードごとの違い、中古車選びのポイントなどについて、ご紹介します。
ルーミーの中古車はどのような点が魅力的?

中古車は新車と比べて購入しやすい価格になっているという魅力があります。
それ以外にも、ルーミーの中古車には下記のような4つの魅力があります。
- ・2016年11月にデビューした比較的新しい車種
- ・マイナーチェンジ回数が少なめ
- ・スライドドアが便利
- ・ゆったりとした室内とラゲージスペース
2016年11月にデビューした比較的新しい車種
ルーミーは、2016年11月に発売開始した比較的新しい車種です。
デビューから7年しか経過していないため、中古車市場に並ぶのは「新車登録から10年に満たない車種だけ」というメリットがあります。
中古車を購入する際には、状態の良さだけでなく、年式や総走行距離なども重視する方が多いでしょう。
適切に整備してあれば問題なく走れるとはいえ、低年式車や総走行距離が多い車だと、「部品交換の回数が増えて結局高くなるのでは」「すぐ故障してしまうのでは」など、心配ごとも増えてしまうものです。
ルーミーは高年式で総走行距離が少ない中古車を見つけやすいといえます。
マイナーチェンジ回数が少なめ
ルーミーのマイナーチェンジは、2023年11月時点までに計4回おこなわれており、フルモデルチェンジはおこなわれていません。
マイナーチェンジは、フルモデルチェンジと違い、外観や内装、装備などの変化が大きくないのが特徴です。
性能が大きく異ならないため、比較検討がしやすい点が魅力といえます。
中古車の購入が初めての方にとっても、検討しやすい車種といえるでしょう。
スライドドアが便利
ルーミーは、すべてのグレードに両側にスライドドアが付いているのが特徴です。
スライドドアは、開口部が広々としており、道幅の狭い場所でも乗り降りがしやすいというメリットがあります。
そのため、小さなお子様がいるご家庭はもちろん、高齢者と同乗する機会がある方からも人気です。
さらにルーミーは、電子キーや運転席側のスイッチなどをワンタッチするだけで自動開閉できる便利な「パワースライドドア」を備えています。
2016年11月モデルでも、「X S」グレードと「X」グレードなら助手席側にパワースライドドア、「G」グレード以上であれば運転席側と助手席側にパワースライドドアが付いています。
荷物を抱えている状況でも開閉しやすいのは、大きなメリットです。
2020年9月モデルからは、「ウェルカムパワースライドドア」を備えたグレードもあります。
「ウェルカムパワースライドドア」は、事前に予約操作をしておけば、電子キーを持って近づくだけで予約した側のスライドドアが自動でオープンします。
ゆったりとした室内とラゲージスペース
ルーミーはボディサイズがコンパクトながら室内が広々としていることもメリットです。
室内の広さは、2016年11月の発売開始から現行モデルまで同一のため、どの年式を選んでも室内の広さを体感できます。
コンパクトカーでありながら、下記のような広さがあるため、乗車定員の5人がゆったりと座ることができます。
室内(長・幅・高) | 寸法 |
室内長 | 2,180mm |
室内幅 | 1,480mm |
室内高 | 1,355mm |
※表内の数値はトヨタ自動車(株)社内測定値です。
室内高については、小さな子供であれば、立ったままでも室内で着替えられるほどの高さです。
そのため、他のコンパクトカーと比べても広々とした空間を感じられるでしょう。
また、シートアレンジが多彩で、ラゲージスペースを広く取れることも魅力といえます。
後席を倒してダイブイン格納をおこなえば、自転車でも詰め込める広さのラゲージスペースを作ることが可能です。
ルーミーのグレードは何種類?

ルーミーのグレードは、2020年9月モデル以降、下記の5種類に分かれています。
ラインナップはガソリン車のみで、2023年11月現在まで、ハイブリッド車はありません。
また、排気量はいずれのグレードも同一ですが、同じグレード名であっても、駆動方式や燃費などに違いが表れます。
グレード名 | 駆動方式 | 排気量 | 燃費(WLTCモード) | 最小回転半径 |
カスタムG-T | FF | 996cc | 16.8km/L | 4.7m |
カスタムG | FF | 996cc | 18.4km/L | 4.6m |
フルタイム4WD | 996cc | 16.8km/L | 4.6m | |
G-T | FF | 996cc | 16.8km/L | 4.6m |
G | FF | 996cc | 18.4km/L | 4.6m |
フルタイム4WD | 996cc | 16.8km/L | 4.6m | |
X | FF | 996cc | 18.4km/L | 4.6m |
フルタイム4WD | 996cc | 16.8km/L | 4.6m |
※表内の数値はトヨタ自動車(株)社内測定値です。
なお、2019年10月までのモデルには、「カスタムG S」グレード、「G S」グレード、「X S」グレードがあります。
これらは、衝突回避支援システム「スマートアシスト」が全車標準装備でない年式における、スマートアシストを装備したグレードとして用意されています。
スマートアシストは、2020年9月モデルから全車標準装備です。
※年式により、スマートⅡやスマートアシストⅢなど、搭載されるスマートアシストに違いが表れます。
また、2018年11月から2019年10月までのモデルにのみ、特別仕様車の「G コージーエディション」グレードがあります。
「G コージーエディション」グレードは、撥水機能付の専用シート表皮をはじめとする特別装備により快適性を高め、内外装にメッキや塗装、加飾を施すことで、より上質なデザインに仕上げられたグレードです。
ルーミーのグレードごとの違い

ルーミーのグレードは、主に5種類あるとご紹介しました。
ここでは、具体的にどのような違いがあるのか、それぞれ確認しましょう。
- ・「X」グレード
- ・「G」グレード
- ・「G-T」グレード
- ・「カスタムG」グレード
- ・「カスタムG-T」グレード
「X」グレード
「X」グレードは、ルーミーの中では価格が最も抑えられた、エントリーグレードです。
エントリーグレードでありながら、基本性能は他のグレードとほぼ変わりません。
また、基本的な装備を備えているため、普段使いにも不足はなく、購入価格を抑えたい方に向いています。
エントリーグレードでありながら、助手席側にはパワースライドドアが付いています。
パワースライドドアは必須という方とって、エントリーグレードからでもパワースライドドアが付くルーミーは、ぜひ候補に入れたい車といえるでしょう。
2020年9月モデルからは、「X」グレードにもスマートアシストが搭載されており、安全面も充実しています。
「G」グレード
「G」グレードは、「X」グレードをより快適に仕上げた、ミドルグレードです。
「G」グレードからは、運転席側もパワースライドドアに変更され、開閉がより快適です。
内装もグレードアップしており、例えば、「X」グレードで採用されていた「アナログメーター(単眼)」は、オシャレで見やすい「オプティトロンメーター(2眼)」に変更されています。
他にも、ハンドルやエアコンサイドレジスターに加飾が入り、マニュアルエアコンからオートエアコンへ変更されるなど、さまざまな点で変更点が見られます。
また、2018年11月モデルからは、スマートアシストが標準装備されているのが特徴です。
「G-T」グレード
「G-T」グレードは、「G」グレードの走行性能を高めたグレードです。
大きな変更点は、「G」グレードで採用していたガソリンエンジンを、直列3気筒DOHCから直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボに変更した点です。
直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボは、1.0Lターボエンジンであり、1.5Lクラス相当の高い出力やトルクを発揮できます。
加速もスムーズで、高速道路でもストレスを感じず運転できるでしょう。
走行安定性を高めるスタビライザーを、フロントだけでなくリヤにも備えており、一層快適な運転が可能です。
「G-T」グレードには、スマートアシストが、2016年11月モデルから搭載されています。
そのため、どの年式を選んでも安心して運転しやすいという特徴もあります。
「カスタムG」グレード
「カスタムG」グレードは、内外装がより上質なものに変更された、上級グレードです。
特徴的なのはフロントグリルで、ブラックからメッキに変更されたことで、輪郭がよりくっきりとし、堂々とした印象が作られています。
ホイールは、5Jアルミホイール(センターオーナメント付)に変更され、スタイリッシュな印象です。
他にも、センタークラスターパネルやフロントインサイドドアパネルに加飾が施され、撥水機能付の専用シート表皮(ファブリック)に変更されるなど、内装にもさまざまな点で違いが表れます。
スマートアシストは、2018年11月モデルから標準搭載されています。
「カスタムG-T」グレード
「カスタムG-T」グレードは、ルーミーの最上級グレードに当たります。
「G-T」グレードと同様に1.0Lターボエンジンが採用され、リヤのスタビライザーも追加されたことで、走行性能が向上しています。
内外装は「カスタムG」グレードとほぼ共通ですが、「カスタムG-T」グレードのみに、特別なタイヤとホイールが用意されています。
「175/55R15タイヤ&15×5Jアルミホイール(センターオーナメント付)」は、「カスタムG-T」のみ設定されている、上品な印象のタイヤとホイールです。
内外装の上質さと、1.0Lターボエンジンが持つ走行性能の高さを実感したい方には、「カスタムG-T」グレードがおすすめです。
なお、スマートアシストは、2016年11月モデルから標準装備されています。
ルーミーの中古車はどう選ぶのがおすすめ?

ルーミーの中古車を購入する際、どのような点に気を付けて選べばよいのかわからないという方は多いでしょう。
特に、中古車の購入が初めてという方だと、どこから注目すれば良いかもわからないことがあります。
ここでは、ルーミーの中古車選びで注目したい点を5つご紹介します。
- ・年式と総走行距離
- ・車検の有無
- ・車内外の不具合、整備歴
- ・オプション装備
- ・保証内容
年式と総走行距離
まず注目したいのが、年式と総走行距離です。
総走行距離が多くても、適切にメンテナンスがおこなわれていれば走行に問題はありませんが、中古車選びでは目安となる部分です。
そのため、年式と総走行距離を見て、どの程度走っている車なのかを確認すると良いでしょう。
総走行距離は、使用頻度によっても変わりますが、1年につき1万キロほどを目安に考えると良いでしょう。
例えば、2016年11月モデルなら、2023年11月現在で7年経過しているため、総走行距離は7万キロ前後が目安です。
また、ルーミーの中古車も、低年式の車や総走行距離が多い車ほどお手頃な価格に落ち着きやすいです。
購入費用を抑えたい方も、年式や総走行距離をチェックするのがおすすめといえるでしょう。
車検残の有無
すぐに運転できるかどうかに関わるため、車検残の有無も気にしておきましょう。
車検が残っていない中古車はリーズナブルですが、新たに車検や法定点検を受ける必要があります。
中古車販売店を通じて車検や法定点検を受けるのであれば、納車まで時間がかかってしまうことも考えられます。
また、車検切れの状態で納車される場合、そのままでは公道を走れない点に注意が必要です。
車検が切れている車種でも、車検整備付きと表示されているものがあります。
車検整備付きとは、車検は切れているものの、車検費用が車両価格に含まれていることを指します。
車検なしの車両の場合、車検や法定点検を受けるまでの手間や時間がかかり、費用もかえって高くつくことがあるため、車検が残っている車か車検整備付きの車を選ぶと良いでしょう。
トヨタディーラーで中古車を購入する場合、車検切れの車両は全て車検整備付き車両となっているため、安心して購入することができます。
車内外の不具合、整備歴
ルーミーに限らず、中古車は車内外の不具合や、整備歴を確認しましょう。
中古車は、細かなキズや凹み、汚れなどが付いている可能性もあります。
特にルーミーは、ファミリー層にも人気があるため、以前の所有者が室内を汚してしまっていることも考えられます。
室内に汚れやニオイなどが残っていないか、念入りに確認するようにしましょう。
トヨタディーラーで販売されているトヨタ認定中古車は、「まるごとクリーニング」がおこなわれているため、おすすめです。
「まるごとクリーニング」は、見えないところまで徹底的に洗浄するサービスで、汚れやニオイなどが綺麗にされた状態で納車されます。
まるごとクリーニング | トヨタ認定中古車 | トヨタ自動車WEBサイト
また、問題が起きやすい車には、事故車や水没車、塩害や雪害などで傷んだ車が挙げられます。
不安な方は、上記のような車でないか、整備歴をスタッフに聞いてみると良いでしょう。
オプション装備
オプション内容も、忘れず確認すると良いでしょう。
中古車は新車と違い、購入後に装備できるオプションが限られているためです。
例えば、ルーミーのオプション装備の中で人気が高いものとしては、SRSサイドエアバッグや、SRSカーテンシールドエアバッグが挙げられます。
運転席と助手席のSRSサイドエアバッグと、前後席のSRSカーテンシールドエアバッグがあれば、車が横方向に衝撃を受けたとき、頭が横のガラスや壁にぶつからないように備えることができます。
上記のように安全性を高めてくれるオプション装備を含め、満足できるものが付けられているかも忘れずチェックしましょう。
保証内容
中古車販売店によっては、独自の保証制度を用意していることがあります。
中古車の場合、新車と違って、メーカー保証が適用されないケースもあります。
もしものトラブルに備えたい方は、保証制度とその内容についても確認すると良いでしょう。
なお、トヨタディーラーで中古車を購入する場合、メーカー・年式を問わない走行距離無制限の無償保証「ロングラン保証」をご用意しています。
※一部ロングラン保証をお付けできない車種もございます。詳しくはお近くのトヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗へおたずねください。
まとめ

この記事では、ルーミーの中古車が持つ魅力、グレードごとの違いや、中古車を選ぶときのポイントなどについてご紹介しました。
ルーミーは、幅広い世代に人気のコンパクトカーです。
新車では予算をオーバーしてしまうという方は、ぜひ中古車から検討してみましょう。
トヨタモビリティ神奈川が扱うルーミーの中古車情報は、こちらからご確認ください。
ルーミーの中古車情報はこちら
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