公開日2026.1.29
中古車の納車日や納車前後にやることまとめ。スムーズに乗り始めるための注意点とは
納車日当日には確認すべきことがあり、不備があれば納車に差し支えることもあるため事前の準備が欠かせません。
この記事では、納車日当日や、納車日前後にやることについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
中古車の納車日当日の主な流れ
納車日におこなうことは下記の通りです。
- ・書類の確認
- ・車両状態の確認
- ・保険や保証、アフターサービスなどを改めて確認
- ・受け取りのサインを
納車は、中古車販売店で受けるのが基本ですが、ご自身が指定した場所で納車してもらえることもあります。
納車の流れは販売店によっても様々ですが、主には書類チェックと車両チェックを行ったあと、操作方法や保証、アフターサービスについての説明を受けます。
書類チェックは名義人に間違いがないかなどの確認のほか、車検証の確認などもおこないます。
そして、任意保険の契約内容などに間違いがないかを確認します。
車両の状態チェックでは、ご自身が購入した車両で間違いがないか確認したあと、内外装の状態を再度チェックします。
追加でオプション装備などを注文した場合、注文したとおり備わっているかも確認しましょう。
さらに、希望する方には各機能の操作方法や保証内容やアフターサービスについての説明を受けます。
疑問に思うことや確認しておきたいことがある場合は、この場で必ず確認するようにしましょう。
同時に下取りを依頼している場合は、下取り車の引き渡しも行います。
すべての確認が完了したら、受け取りの署名をおこなって、納車完了です。
納車後は、自賠責保険(強制保険)の加入や自動車保険(任意保険)の切り替えなどが終わっていれば、ガソリンを入れたり、不足しているカー用品を購入しにいったりと、ご自身の好きなように使うことができます。
中古車の納車日当日にやることとは?
納車日当日にやることは上述したとおりですが、チェックの際はポイントを押さえて確認作業を進めていきましょう。
ここでは、具体的に納車日当日にやることの3つについて気を付けたいポイントを紹介します。
- ・書類の確認
- ・車両状態の確認
- ・保険や保証、アフターサービスについて確認
書類の確認
納車時に確認する主な書類は、下記の通りです。
- ・自動車検査証(車検証)
- ・自動車リサイクル券
- ・自賠責保険証明書(自賠責保険証)
- ・点検整備記録簿
- ・取扱説明書
- ・保証書
自動車検査証(車検証)
自動車検査証(車検証)は、車が保安基準を満たしていることを証明してくれる書類です。
車に備え付けることが法律で義務付けられており、自動車検査証(車検証)がないと公道を走れないことから、車と同時に渡されます。
そのため、自動車検査証(車検証)が渡されるか、車内に備え付けられているかをまず確認しましょう。
その後、記載の住所や氏名が正しく記載されているかも確認してください。
なお、ローンを組んでいる場合には、所有者欄に中古車販売店や信販会社などの住所や名称が記載されています。
自動車リサイクル券
自動車リサイクル券とは、車のリサイクル料金を支払ったことを示す書類のことです。
車を廃棄する際にはリサイクル料金が求められ、リサイクル料金は、自動車リサイクル法に基づいて、車の購入時に前払いする必要があります。
自動車リサイクル券は、中古車を数年後に廃棄するとき、もしくは下取りや買取りに出してリサイクル料金の返金を受けるときに必要です。
紛失しても、車台番号や登録番号から照会できますが、基本的には自動車検査証(車検証)と一緒に保管されているため、確認してみてください。
自賠責保険証明書(自賠責保険証)
自賠責保険証明書(自賠責保険証)は、自賠責保険に加入した方に発行される書類です。
中古車の購入時には、強制保険の自賠責保険に加入する必要があります。
自動車登録番号や、保険契約者の住所や氏名などに間違いがないかチェックしてください。
点検整備記録簿
点検整備記録簿とは、メンテナンスの内容を記載する書類のことです。
車検や法定点検、日常的なメンテナンスなどを記録しているため、車両の状態や消耗部品の交換時期などがわかります。
点検整備記録簿がない場合もあるため、その際はきちんとメンテナンスがされているかを確認してください。
点検整備記録簿についてより詳しくは、「中古車は点検整備記録簿が必須?ありなしの違いや、中古車選びのポイントを解説」のコラムも参考にしてみてください。
取扱説明書
車の操作方法を示した取扱説明書についても確認しておくと安心です。
操作方法がわからないときに使用するため、基本的には車内に保管されているか、納車時に渡されるはずです。
しかし、中古車の場合は、以前所有していた方が紛失しており、付いていないことがあり得ます。
取扱説明書は、メーカーホームページからダウンロードや参照、購入などできることがありますが、手元にないと不安を覚えるかもしれません。
取扱説明書の有無がわからない場合は、スタッフに確認してみましょう。
保証書
保証書とは、保証内容や保証期間、保証範囲などを記載した書類のことです。
メーカー保証を継承した場合や、販売店保証が付帯している場合は渡されることがあります。
そのため、ご自身の状況によっては、点検整備記録簿や取扱説明書と同様、付いていないことがある書類の一つといえます。
保証書がある場合は、保証内容や保証期間、保証範囲など相違がないかを確認すると良いでしょう。
車両の状態をチェック
車両の状態をチェックする際には、大きく2つの見るべきポイントがあります。
内外装
最初に見るのが、車両の内外装に不具合がないかです。
確認したい主な部分は、下記の通りです。
- ・内外装が、契約時の条件や現車確認時と変わりないか
- ・納車前に修理を依頼している場合、修理が終わっているか
- ・バックミラーの調整やドリンクホルダーの開閉は問題ないか
- ・ボンネットやドアの開閉は問題ないか
- ・フューエルリッド・オープナーやチャイルドロックなどは反応するか
- ・タイヤの空気圧が適切か
中古車を購入する際、多くの方が実際に車両の状態を確認してから購入していると思いますが、納車時にも再度確認をしておきましょう。
内外装が、資料や現車確認時と変わりないか、納車前に修理を依頼していれば、修理がきちんと終わっているかなど、確認してみてください。
細かな点では、バックミラーやドリンクホルダー、ボンネットやドア、タイヤの空気圧なども見てみるのがおすすめです。
万が一、気になる点が見つかった場合は、その場ですぐスタッフに伝えましょう。
動作
次に、エンジンや電装部品などの動作チェックをおこないましょう。
実際に運転席に乗り込み、下記のような部分をチェックしてみてください。
- ・エンジン
- ・エアコンやオーディオ、カーナビ
- ・方向指示器、ランプ類
- ・窓、電動ドアミラー、電動ドア
実際にエンジンをかけてみて、異音がしないかを確認しましょう。
エンジンのような重要部品は、トラブルを防ぐためにも納車日に必ず確認しておくのがおすすめです。
エンジンのかかり具合に問題がないか、エンジン音に異常がないかを確認します。
また、エアコンやオーディオ、カーナビなどの動作に問題がないか確認するほか、方向指示器やランプ類がきちんと点灯するかも確認しましょう。
窓や電動ドアミラー、電動ドアなどの開閉が問題ないかということもチェックしておくと安心です。
保証やアフターサービスの内容チェック
スタッフから説明を受けて、保証やアフターサービスの内容もチェックしてみてください。
中古車の購入時に、保証の内容については把握しているかもしれません。
しかし、お互いの認識に相違がないか改めて確認しておくと、より納得や満足につながります。
新車保証継承している、あるいは中古車販売店が用意している保証に加入しているという方は、保証内容や保証期間、保証範囲などを改めて聞いてみましょう。
消耗部品の交換や点検といったアフターサービスについても、説明を受けておくと安心です。
中古車の納車前に終えておきたいことは?
中古車の納車前には、終えておきたいことがいくつかあります。
必須かどうかはご自身の状況によって変わりますが、ここでは4つのポイントを紹介します。
保険の加入や切り替え
自賠責保険(強制保険)や自動車保険(任意保険)の加入や切り替えは、納車前に済ませておくとスムーズです。
納車後でも加入や切り替えはできますが、自賠責保険は加入が義務づけられているため早めに手続きをおこないます。
任意保険についても、中古車販売店で加入できるため、未加入であれば相談するのがおすすめです。
ただし、自動車保険の切り替えについては、基本的にご自身でおこなう必要があります。
支払いの用意
支払いがまだであれば、支払いの準備を整えておきましょう。
さまざまな支払い方法がありますが、対応している方法は、中古車販売店によって違いが表異なります。
また、現金一括払いを考えている場合、支払期日までに必要な額を用意する必要があります。
多くの銀行では1日の引出限度額が設けられているため、期日までに余裕をもって用意しておきましょう。
銀行振り込みを利用する場合も、ネットバンキングやATMでは振込限度額が設定されている点に注意が必要です。
また、クレジットカード払いを利用する場合も、事前に利用限度額に達しないか確認してみてください。
保管場所の確保
駐車場については 契約時に必要な『車庫証明書』の発行とともに済ませていることがほとんどでしょう 。
ただし、軽自動車の場合は車庫証明書が不要なため、納車直前になっても駐車場を確保できていない方もいらっしゃるかもしれません。
納車予定日の1週間~2週間前には駐車場を確保しておきましょう。
納車日、納車場所の確認
納車日や納車場所について再度確認しておきましょう。
特に、自宅に納車してもらいたい場合には、そのことがきちんと販売店に伝わっているか注意が必要です。
自宅へ納車をお願いする場合、通常よりも時間がかかることがあり、また運搬には別途費用も発生するため、ご自身の予定や予算をしっかり確認したうえで依頼するようにしましょう。
中古車の納車後にやると良いことは?
中古車が納車された後、おこなっておきたいことにはさまざまなものがあります。
ここでは、具体的にしておきたいことを3つご紹介します。
カー用品を揃えて快適性を高める
納車後は、カー用品を揃えて快適性を高めるのがおすすめです。
例えば、スマートフォンの充電ケーブルやスマートフォンホルダーや、後部座席にサンシェード、車内用の掃除用具やゴミ箱、ウェットティッシュのような衛生用品を用意すると良いでしょう。
快適性を求めて芳香剤などが必要ということもあります。
納車前に購入するのも良いですが、実際に運転した後の方が、より快適なカーライフに何が必要か見えてきます。
ボディコーティングで車を保護する
納車後、必要があればボディコーティングの施工も検討してみましょう。
ボディコーティングとは、ボディの塗装面を、ガラスや樹脂などが入ったコーティング剤で保護することです。
塗装面をコーティング材の被膜で保護するため、塗装の輝きが長続きし、掃除がしやすい、紫外線や雨、埃や泥、砂などから守れるといったメリットがあります。
海の近くに住んでいる方にとっては、雨に含まれた塩分からボディを保護するという意味でも、ボディコーティングをおこなう価値があるはずです。
ボディコーティングは、なるべく汚れやキズがない状態で施工すると定着が良く、車の美しさをキープしやすいため、本来であれば納車前に検討し、施工するのがベストといえます。
ディーラーで中古車を購入する場合は、納車前に施工してもらうこともできるため、施工を検討している方は商談時から伝えるなど、早めに相談しておくのがおすすめです。
交通安全を祈願する
納車後は 交通安全祈願をおこなう方も多いです。
交通安全のお守りの購入や、交通安全を願った祈祷、車祓いといったお祓いを受けるだけでも、運転への不安を軽減し、前向きな気持ちを呼び起こせるでしょう。
また、JAF(日本自動車連盟)が開催している講習会に参加し、安全運転の意識を向上させるのもおすすめです。
講習会で知識を再確認したり、実技のある講習会でコースを運転したりすることで、ブランクがある方でも自信につなげることができるはずです。
車に長く乗り続けるための注意点
購入した中古車に長く乗り続けるために、注意しておきたいことがいくつかあります。
ここでは、車に長く乗り続けるための注意点を3つ見ていきます。
法定点検を受ける
車に長く乗り続けるためには、車検だけでなく、法定点検も受けましょう。
12ヶ月点検と24ヶ月点検の2つの法定点検を定期的に受けることで、安全性を高め、車の状態を良好に保つことができます。
受けないことによる罰則はないものの、法定点検は道路運送車両法に「車の使用者の義務」として定められています。
それぞれ点検項目が違うため、12ヶ月(1年)経過するごとに12ヶ月点検を、24ヶ月(2年)経過するごとに24ヶ月点検を受けてみてください。
日常的に点検・メンテナンスもおこなう
車検や法定点検の他、日常的に点検やメンテナンスをおこなうと良いでしょう。
具体的に、ご自身で見ておきたい項目は、下記の通りです。
- ・タイヤ
- ・エンジンオイル
- ・ブレーキオイル
- ・エアクリーナーエレメント(クリーンエアフィルター)
- ・エアコン
ご自身で管理するのが大変に感じる方は、ディーラーが提供するメンテナンスパックに加入すれば、作業をお任せすることができます。
タイヤ
タイヤは、空気圧や溝の摩耗具合、ひび割れがないかをチェックしましょう。
タイヤの空気圧が低いと、燃費性能や、走行安定性が低下します。
そのため、タイヤの空気圧は定期的に確認するのがおすすめです。
また、タイヤが摩耗して溝が浅ければスリップの危険性があり、経年劣化でタイヤがひび割れていればパンクの危険性があります。
溝が浅い、ひび割れがあるとわかった段階で、タイヤの交換を検討してみてください。
エンジンオイル
エンジンオイルは、オイルレベルゲージを見て判断します。
オイルレベルゲージを引き抜き、一度タオルやキッチンペーパーなどで拭いてから戻し、再度引き抜きます。
その際、エンジンオイルの色が、透明感のある黄色や茶色であれば問題はありません。
しかし、黒く変色しているかドロリと濁っているようであれば、劣化や異物の混入があると見られるため、エンジンオイルの交換が必要です。
また、オイルレベルゲージには、上限と下限を示す文字列や穴があります。
それらの間にエンジンオイルが付着していれば良いですが、下限を下回るようであれば、その際もエンジンオイルを交換する必要があるでしょう。
オイルフィルター・オイルエレメント
エンジンオイルと併せて確認したいのが、オイルフィルターやオイルエレメントです。
オイルフィルターはエンジンオイルをろ過する装置全体で、オイルエレメントはその内部に設置されるろ過紙を指します。
エンジンオイルの劣化や異物の混入などが認められる段階では、オイルフィルターやオイルエレメントが正常に働いておらず、劣化している可能性が考えられます。
その際は、オイルフィルターやオイルエレメントの交換が必要です。
半年に一度、あるいは50,000キロを目安にエンジンオイルを点検し、異常が見られた場合は、エンジンオイルの交換と共にオイルフィルターやオイルエレメントの交換も検討してみてください。
ブレーキオイル(ブレーキフルード)
ブレーキオイル(ブレーキフルード)も、定期的にチェックしておきたい部分の一つです。
ブレーキペダルを踏んだ際、車に制動力が働くのは、ブレーキオイルの油圧がホイールシリンダーにまで伝わっているためです。
安全性に関わるため、エンジンルーム内のブレーキリザーバータンクを見て、ブレーキオイルの残量や色を確認しましょう。
ブレーキリザーバータンクのブレーキオイルが、上限と下限の間にあり、透明から淡い黄色ほどの色であることを確かめてください。
残量が少ない場合、あるいは茶色や焦げ茶などに濁って劣化している場合は、交換を検討してください。
エアクリーナーエレメント(クリーンエアフィルター)
ボンネットを開けるのであれば、エアクリーナーエレメント(クリーンエアフィルター)もついでに見ておくのがおすすめです。
エアクリーナーエレメントは、ガソリンエンジン内に取り込む空気に、埃やゴミ、異物などが入らないようにする役割を持ったパーツです。
汚れが蓄積されるため、汚れ具合を見て定期的に交換すると良いでしょう。
汚れ具合の確認方法は、車種によって違いが表れます。
エンジンルーム内にありますが、簡単に確認できる場合と、配線や他のパーツで確認が困難な場合とで分かれます。
確認が困難な場合は、無理をして開かず、25,000キロや50,000キロを目安に交換してみてください。
エアコン
乗車の際は、エアコンも確認してみましょう。
車内に送られる冷気や暖気は、フィルターを通して綺麗にされています。
しかし、フィルターそのものが埃やカビで汚れていると、エアコンを使用した際に、車内に埃やカビが飛散し、臭さや気分の悪さを感じることがあるでしょう。
エアコンをよく使用する季節の前に、エアコンクリーニングやエアコンフィルターの交換をするのがおすすめです。
丁寧な運転や扱いを心掛ける
中古車を長く使い続けるためには、丁寧な運転や扱いを心掛けることも大切です。
例えば、急発進や急ブレーキを避けるだけでも、寿命を延ばすことにつながります。
急発進は、エンジンやトランスミッションに急激に負荷がかかってしまいます。
急ブレーキも、ブレーキ部品やタイヤなどの摩耗を招くため、避けた方が良いでしょう。
また、ドアや窓の開閉、スイッチの操作などは、力を入れすぎないようにしましょう。
不具合の原因を作りかねないため、日頃から丁寧に扱うのがおすすめです。
まとめ
この記事では、納車日の当日の流れから、納車日当日とその前後にやることについて詳しくご紹介しました。
中古車の納車日とその前後には、さまざまなやるべきことがあります。
納車日にやることは主に確認作業のため、確認すべきポイントを押さえておくことが、ご自身の納得や満足につながります。
納車を無事に終えてスムーズに乗り始めるためにも、上記を参考に、準備を進めてみてください。
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