箒(ほうき)でゴミを自然に返す
2018.10.08
こんにちは!
ブログ「神奈川 大好き!だって“生まれも育ちも働く場所も神奈川県」のウッチです!
神奈川県は「神奈川プラごみゼロ宣言」を発表しました。
2030年までに、プラスチック製ストローやレジ袋の利用廃止・回収を目指す、というものです。
便利なものを今更やめる、というのは簡単な事ではありませんが、便利さと引き換えに失った大切なものを、また取り戻すチャンスと考えられたらいいのかな、と思いました。
今回はcafe豊作さんの輪から広がった「中津箒(ほうき)」についてお話します。
箒(ほうき)と聞くと学校の掃除の時に使っていたT字のものや、落ち葉をかき集めるものを思い出し、懐かしい気持ちになります。
ご紹介する箒は「座敷箒」といい、主に畳の部屋のゴミを掃除するものです。
日本の昔の家屋は畳や板の間を可動式の襖や障子で仕切った開放的な造りで、テーブルのような動かしにくい家具や動かせない壁はあまりなかったので、掃除には箒が最適でした。
ゴミも、せいぜい砂ぼこりや綿ぼこり・髪の毛などだったので、掃き出し窓から箒で掃き家に入ってきたゴミを“自然に返す”ことで十分だったのです。
時代は進み、家自体の造りや暮らし方、気候などが変わり、掃除の仕方も変わりました。
電化製品の登場により、箒を使う家が少なくなったのです。

また、もともと中津(旧中津村)では箒産業が盛んでしたが、家業として箒を作る担い手が減少していき、現在ではかつての職人も高齢でごくわずかとなってしまいました。
そこで(株)まちづくり山上では、箒づくりの復興を目指して「中津箒」を立ち上げます。
かつての箒製造卸の6代目代表の柳川直子さんは若手の職人の育成に尽力を注いだり、箒の魅力を知って頂く活動を積極的にされております。
次回は、現在に至るまでの6代目代表の柳川直子さんの奮闘についてお話させて頂きます。
(株)まちづくり山上 HPはこちら
ブログ「神奈川 大好き!だって“生まれも育ちも働く場所も神奈川県」のウッチです!
神奈川県は「神奈川プラごみゼロ宣言」を発表しました。
2030年までに、プラスチック製ストローやレジ袋の利用廃止・回収を目指す、というものです。
便利なものを今更やめる、というのは簡単な事ではありませんが、便利さと引き換えに失った大切なものを、また取り戻すチャンスと考えられたらいいのかな、と思いました。
今回はcafe豊作さんの輪から広がった「中津箒(ほうき)」についてお話します。
箒(ほうき)と聞くと学校の掃除の時に使っていたT字のものや、落ち葉をかき集めるものを思い出し、懐かしい気持ちになります。
ご紹介する箒は「座敷箒」といい、主に畳の部屋のゴミを掃除するものです。
日本の昔の家屋は畳や板の間を可動式の襖や障子で仕切った開放的な造りで、テーブルのような動かしにくい家具や動かせない壁はあまりなかったので、掃除には箒が最適でした。
ゴミも、せいぜい砂ぼこりや綿ぼこり・髪の毛などだったので、掃き出し窓から箒で掃き家に入ってきたゴミを“自然に返す”ことで十分だったのです。
時代は進み、家自体の造りや暮らし方、気候などが変わり、掃除の仕方も変わりました。
電化製品の登場により、箒を使う家が少なくなったのです。


また、もともと中津(旧中津村)では箒産業が盛んでしたが、家業として箒を作る担い手が減少していき、現在ではかつての職人も高齢でごくわずかとなってしまいました。
そこで(株)まちづくり山上では、箒づくりの復興を目指して「中津箒」を立ち上げます。
かつての箒製造卸の6代目代表の柳川直子さんは若手の職人の育成に尽力を注いだり、箒の魅力を知って頂く活動を積極的にされております。
次回は、現在に至るまでの6代目代表の柳川直子さんの奮闘についてお話させて頂きます。
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