ハイエンドギアの魅力と選ぶ楽しみ

ハイエンドなアイテムだからこそ味わえる魅力にはどんなものがあると思いますか?
ハイエンドなアイテムは高価なものが多いですが、他の商品と比べて「それでもこれが欲しい!」と思わせる魅力があると感じています。
購入に至るまで悩んだ過程自体も1つのストーリーになりますし、そのアイテムが使いたくてキャンプに行ったり、誰かとそのアイテムについて盛り上がったり…そうした体験が、所有した事への満足度に繋がりますね。
ハイエンドな物は希少性も価格も高い分、自分の中で愛着の湧く特別な存在になります。
川名さんが実際に愛用されているギアの中でも、特に思い入れのあるギアについて教えてください。
キャンプを始めたての時に買ったペトロマックスの「HK500(灯油ランタン)」です。
自分のキャンプの歴史と一緒に歩めるギアにしたくて、当時は少し高価に感じましたが、頑張って買ったのを今でも覚えています。
さっと使えるLEDランタンが普及している中で、メンテナンスや調整の手間といった不便さを楽しんだ先にある、HK500の綺麗な灯りは格別です。
LEDでは味わえない贅沢な時間を演出してくれます。
これからも、私にとって大切なアイテムの一つです。
愛用しているHK500。世界中で愛されている圧力式灯油ランタンです。
数多くの中から商品を仕入れる際、どんな部分を特にチェックしていますか?
新商品や国内で新しく取り扱う商品を見る際は、まずそのカテゴリーにおけるパイオニア的な商品は何なのか、どんな歴史のある物なのかを意識します。
また、そのメーカーは他にどんな商品を扱ってるメーカーなのかも特に注意してチェックしていますね。
最近では、物価高の影響で全体的に販売価格が上がっています。
だからこそ、その物の価値が販売価格と適正に見合っているかという点は大切なチェックポイントです。
ネットのスペック表だけでは分からない選び方のポイントがあれば教えてください。
スペック表ももちろん大切ですが、私はまず、そのアイテムがどこの国で生まれ、なぜその素材やサイズ感で作られたのかという背景に注目します。
なぜこの部分にこの素材を使っているのかを深く掘り下げて見ていくと、その商品がどんな使い方を想定したものかが見えてくると思います。
ハイスペックで高価格な物には必ずその理由があるので、そういった理由を考えるのも面白いですし、それこそが所有したくなる理由にもなるのだと思います。
海外ブランドなど高価なギアも多い中で、店頭で実物を見て喜ばれるポイントは?
マイクスで取り扱う商品は海外メーカーの商品が多く、高価格なものも少なくありません。
ただ、実際に店頭で実物に触れていただくと、価格以上の作りやスペックを感じていただくことが多く、良い意味で驚かれるケースが多いですね。
また、お買い上げいただいた後の修理対応やアフターフォローの手厚さも感動していただけることが多く、私たちの強みだと感じています。
「使いこなせるか不安」という声に対して、どんな視点でギア選びをお手伝いしていますか?
私の場合はまず、「どんな車で行かれますか?」「何人で、どんなキャンプをされますか?」といった、お客様の今の環境をお聞きする事が多いです。
ただ単にスペックの良いものを提案するのではなく、車両への積載量など、実際に使うときのことまできちんと考えたいと思っています。
お客様が使いこなせるか不安を感じている場合は、その物をどう使いたいかをお伺いしたうえで、お客様一人ひとりにあわせたご説明を心がけています。
もしお話を伺うなかで、お客様の理想と違っているなと感じたら、違う商品をオススメする場合もあります。
でも、何より、不安以上に「はやくこのアイテムを使いたい!」とワクワクしてもらえることが一番。
だからこそ、店頭でお客様と一緒に組み立てたり、実際に点火してみたりもして、お客様が納得していただけるよう、きちんと説明するよう心がけています。
お気に入りのギアを長く楽しんでいただけるよう、
使い方やお手入れのコツもお伝えしています。


