愛着が湧くギア選びと長く楽しむコツ

ハイエンドギアで「失敗したくない」というお客様には、まずどんなアドバイスをされますか?
まずは、「どんなキャンプをしたいのか」をお聞きするようにしています。
使う場所や頻度、一緒に行く人数などによって、本当に合うギアは変わってくるからです。
価格やスペックだけで選ぶのではなく、ご自身のキャンプスタイルに合ったものを選ぶことが、長く満足して使える一番のポイントだと思います。
商品の特徴を説明するだけではなく、お客様の使い方をイメージしながら、一緒に最適なギアを選ぶことを大切にしています。
高価な買い物だからこそ、「これを選んでよかった」と思っていただけるようなご提案を心掛けています。
寝袋など体感差が出やすいギアこそ
「どこでどう使うか」をイメージして選ぶのがコツ。
店頭で実物を見たお客様が、一番驚かれるのはどんなところですか?
実際に店頭で手に取っていただくと、「思っていたより軽い」「思っていたよりコンパクト」と、サイズ感に驚かれることが多いです。
また、写真では分からない素材の質感や、収納のしやすさなど、実際に触れて初めて違いに気付かれることも少なくありません。
長く愛用するための、選び方のポイントはありますか?
私が特に注目しているのは、「ほかのギアと組み合わせたときに使いやすいか」という視点です。
例えば、手持ちのクッカーがきれいにスタッキングできるか、別ブランドのギアとも相性がいいかなどは、試してみないと分からない部分。
キャンプは複数の道具を組み合わせて使うものだからこそ、全体としての使い勝手が大切なポイントになります。
そんな北村さんが、長年愛用しているアイテムを教えてください。
私が長く愛用しているのは、ユニフレームの「ユニセラTG-Ⅲ」です。
焼肉はもちろん、オプションの焼鳥台を使えば焼き鳥が楽しめますし、熱燗あぶり台を組み合わせれば、おでんや熱燗を囲みながらゆっくり過ごすこともできます。
オプションパーツが充実しているので、一台でさまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
キャンプスタイルに合わせて使い方を広げられるので、長く使っていても飽きることがなく、気付けば毎回キャンプに持って行く定番のギアになっています。
コンパクトに収納できる点も魅力のひとつ。
長く使い込むことで感じる、ハイエンドなギアならではの魅力とは?
ハイエンドなキャンプギアの魅力は、長く使うほど価値を実感できることだと思います。
価格だけを見ると高価に感じるかもしれませんが、耐久性が高く、メンテナンスや修理をしながら何年も使える製品が多いので、結果的にはコストパフォーマンスが高いと感じる方も少なくありません。
また、何度も一緒にフィールドへ出掛けたギアには自然と愛着が湧き、「道具」というより「相棒」のような存在になっていきます。
プロとして商品を仕入れる際、一番大切にしている基準は何ですか?
私が特に重視しているのは、その商品ならではの魅力があるかどうかです。
アウトドアギアは一見すると似たような商品も多いですが、作り手の思いや、素材、使い心地へのこだわりが感じられ、お客様にもその価値が伝わる商品かどうかを大切にしています。
そして、「使っていて楽しい」「長く使いたい」と思える魅力があるか、私自身が心から「これはおすすめしたい」と思える商品かどうかを基準に仕入れています。



