クラウン通がかよう 「ひゃくばん倶楽部」 第18話 : 時代をうつす鏡
2018.11.30
“ひゃくばん倶楽部”へようこそ。私の名前は“ひゃくばん”。
この“ひゃくばん倶楽部”の案内人。一般的には、初代クラウンと呼ばれている。
今日は「鏡」についての話をしようと思う。
街を走るクルマから、フェンダーミラーが消えた…。
頑なにフェンダーミラーを貫いてきたセンチュリーでさえも21年ぶりのフルモデルチェンジでドアミラーを採用したため、今でもフェンダーミラーが標準装備なのは、唯一ジャパンタクシーくらいになってしまった。

だが下の写真を見て欲しい。

1973年11月以前のクルマには、サイドミラーは義務付けられていなかった。
後方確認は、ルームミラーだけで行っていたのだ。
そのため1955年生まれの私(初代クラウン)にもサイドミラーは無い。
1958年のマイナーチェンジで、デラックスにのみフェンダーミラーが装着されたが、2代目(RS40)になっても、スタンダードには装着されていない。*
*初代クラウンのラインナップは、当初スタンダードのみだったが、マイナーチェンジで装備の充実したデラックスが追加された。

その後、乗用車にはフェンダーミラーが定番となったが、1983年に規制が緩和されるとスタイリッシュなドアミラーが主流となった。

さらに、2018年10月に発売になったレクサスESにはデジタルアウターミラーが採用されており、時代とともにミラーの形も移り変わっている。

まさに、サイドミラーは時代をうつす「鏡」なのかもしれない…。
それではまた、「ひゃくばん倶楽部」で逢おう。
■どうして私が、「ひゃくばん」と呼ばれているのか…ご存知ない方は「ひゃくばん物語」をご覧いただきたい。

【ひゃくばん物語】私の名前は“ひゃくばん”。1955(昭和30)年生まれの63歳。一般的には初代クラウンと呼ばれている。
この“ひゃくばん倶楽部”の案内人。一般的には、初代クラウンと呼ばれている。
今日は「鏡」についての話をしようと思う。
街を走るクルマから、フェンダーミラーが消えた…。
頑なにフェンダーミラーを貫いてきたセンチュリーでさえも21年ぶりのフルモデルチェンジでドアミラーを採用したため、今でもフェンダーミラーが標準装備なのは、唯一ジャパンタクシーくらいになってしまった。


だが下の写真を見て欲しい。

1973年11月以前のクルマには、サイドミラーは義務付けられていなかった。
後方確認は、ルームミラーだけで行っていたのだ。
そのため1955年生まれの私(初代クラウン)にもサイドミラーは無い。
1958年のマイナーチェンジで、デラックスにのみフェンダーミラーが装着されたが、2代目(RS40)になっても、スタンダードには装着されていない。*
*初代クラウンのラインナップは、当初スタンダードのみだったが、マイナーチェンジで装備の充実したデラックスが追加された。


その後、乗用車にはフェンダーミラーが定番となったが、1983年に規制が緩和されるとスタイリッシュなドアミラーが主流となった。

さらに、2018年10月に発売になったレクサスESにはデジタルアウターミラーが採用されており、時代とともにミラーの形も移り変わっている。

まさに、サイドミラーは時代をうつす「鏡」なのかもしれない…。
それではまた、「ひゃくばん倶楽部」で逢おう。
■どうして私が、「ひゃくばん」と呼ばれているのか…ご存知ない方は「ひゃくばん物語」をご覧いただきたい。

【ひゃくばん物語】