森のハーモニー 第1話「みしらぬおじさん」
2018.12.05
プリウス森木会(しんぼくかい)が誕生した頃、プリウスは特別なクルマだった。そんな草創期を支えたのも、やはり特別なオーナーさん達だった。今日は、宮前平店を長年ご愛顧いただいている堀込様ご夫婦を訪ねて、あの頃のエピソードを伺った。
それでは、1998年にタイムスリップ!
駐車場で主人を待っていると、みしらぬおじさんがトントンと助手席のウインドゥをたたいた。“えっナニ?”と思いながら、少しだけパワーウインドゥを開けてみた…
「もしかしてコレ!プリウスですか?」とワクワク顔のおじさん。
「はぁ」と私がこたえると、「初めて見ました。へぇ~、コレがプリウス…」と、なめまわすように愛車を眺めるおじさん。でも悪い気はしなかった。“そうよ!これがプリウス”という気分になった。

こんなこともあった、夫婦で家電量販店に買い物に行った際、何かのきっかけで“プリウスに乗っている”という話になった。すると店員さん達は家電品を奨めるのも忘れ、3人して駐車場まで愛車を観に来た。主人が気を良くして車庫入れのデモンストレーションをしてみせると、「あぁ!音がしない」「電気で走ってる!」と大感激だった。

ハイブリッドカーが普通の車になってしまった今では考えられないが、初代プリウスはそういうクルマだった。“クルマはガソリンで走る”が常識だった時代に、プリウスの誕生は衝撃的だったのである。
それでは、1998年にタイムスリップ!
駐車場で主人を待っていると、みしらぬおじさんがトントンと助手席のウインドゥをたたいた。“えっナニ?”と思いながら、少しだけパワーウインドゥを開けてみた…
「もしかしてコレ!プリウスですか?」とワクワク顔のおじさん。
「はぁ」と私がこたえると、「初めて見ました。へぇ~、コレがプリウス…」と、なめまわすように愛車を眺めるおじさん。でも悪い気はしなかった。“そうよ!これがプリウス”という気分になった。

こんなこともあった、夫婦で家電量販店に買い物に行った際、何かのきっかけで“プリウスに乗っている”という話になった。すると店員さん達は家電品を奨めるのも忘れ、3人して駐車場まで愛車を観に来た。主人が気を良くして車庫入れのデモンストレーションをしてみせると、「あぁ!音がしない」「電気で走ってる!」と大感激だった。

ハイブリッドカーが普通の車になってしまった今では考えられないが、初代プリウスはそういうクルマだった。“クルマはガソリンで走る”が常識だった時代に、プリウスの誕生は衝撃的だったのである。