公開日2025.8.4
セカンドカーにおすすめの中古車とは。2台持ちするメリットや選び方を解説

セカンドカーとして、中古車を購入しようとしている方は少なくないでしょう。
メインカーとセカンドカーを持つ2台持ちには、さまざまなメリットがあります。
2台持ちを検討するうえで費用がネックになっているという方でも、中古車であれば新車と比べて安く購入できます。
この記事では、セカンドカーを所有するメリットから、セカンドカーの選び方やセカンドカーにおすすめの中古車などまで、詳しくご紹介します。
セカンドカーを持つメリット。2台持ちがおすすめの理由とは

セカンドカーには、どのようなメリットがあるでしょうか。
ここでは、2台持ちのメリットと、おすすめの理由を見ていきます。
家族と別の用途に使える
セカンドカーがあれば、家族で別々の用途に使うことができます。
例えば、メインカーは通勤、セカンドカーはお子様の送迎や買い物と使い分けたり、それぞれの車を夫婦の通勤に使用したりと、利用シーンはさまざまです。
セカンドカーがあれば、誰かが車を使用している間、他の家族は公共交通機関を利用したり、歩いて移動したりといった不便な状態を解消できます。
ボディタイプが違えば状況に応じて使い分けられる
セカンドカーとメインカーのボディタイプが違えば、状況に応じて使い分けることができます。
例えば、メインカーは家族全員でゆったりと乗りやすいミニバンや、ラゲージスペースが広いSUV、セカンドカーには住宅街でも運転しやすいコンパクトカーなど、用途に応じて使い分けが可能です。
他にも、毎日運転するなら燃費の良いコンパクトカー、趣味や買い物で使用するなら大きな荷物を積みやすいミニバンやワゴン、旅行のような長距離ドライブなら快適性に気を配られたセダンなど、ボディタイプの違いを活かして使い分けられます。
セカンドカーはご自身の好みで選びやすい
セカンドカーは、ご自身の趣味を反映させやすい点もメリットです。
セカンドカーを、ご自身の趣味に使うために購入するということであれば、ご自身の趣味に合うデザインやボディタイプを選びやすいといえます。
趣味を楽しむためであれば、乗車人数や後席のスペースを気にしなくて済むほか、個性的なボディカラーも選びやすいでしょう。
トラブルに遭ったときの備えに
セカンドカーがあれば、トラブルに備えることもできます。
例えば、メインカーが急に故障や事故などで使用できないときでも、セカンドカーがあれば安心です。
修理に出す場合、代車の用意に時間がかかるケースもありますが、セカンドカーが代車の代わりとして使用できます。
メインカーを買い替えるときにも、セカンドカーがあれば納期を焦らずに済み、不便さを軽減できるはずです。
2台の車を長持ちさせられる
使用頻度にもよりますが、2台持ちであれば車を長持ちさせることもできます。
メインカーとセカンドカーで、車の負担を分散できるためです。
毎日のように車を利用しているという方ほど、車の負担は増えがちです。
メインカーとセカンドカーに負担が分けられれば、消耗を抑えながら、長く乗り続けることができます。
セカンドカーの選び方とポイント

セカンドカーを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえましょう。
ここでは、主なポイントを3つ見ていきます。
購入目的を明確化する
セカンドカーを購入する際には、購入目的を明確化することが大切です。
購入目的を明確化しておくことで、目的に適した車を購入でき、満足しやすいためです。
具体的には、「誰が使用するのか」、「どのようなシーンで使用するのか」といったことを深く掘り下げていくと良いでしょう。
ご自身と家族のどちらがメインで使うのか、普段使いか、趣味で使うかなど掘り下げると、購入目的に合致した必要な機能を備えた車を選べるはずです。
家族の使いやすさも考える
セカンドカーの購入目的が複数あり、家族も利用する場合は、家族の使いやすさも考えて購入するのがおすすめです。
例えば、平日の主な利用者がご自身でも、休日には家族が子供の送り迎えに使ったり、家族が趣味のお出掛けに使用したりする場合もあるでしょう。
この場合は、後部座席に乗る家族の快適性や安全性、荷物の積載量などを気にして選ぶ必要があります。
デザインは主に利用する人の意見を反映させる
セカンドカーは、主に利用する人の意見を反映させてデザインを選んでみてください。
外観や内装などが利用する人に合っていれば、気分が盛り上がり、より楽しく乗ることができるためです。
例えば、主にご自身が利用するのであれば、デザインはご自身が好きなものを優先して選ぶと良いでしょう。
通勤や買い物などに使うのか、休日の趣味に使うのかなど、利用するシーンも考慮すると、より適切なものを選べるはずです。
ご自身だけでなく他の家族も利用する場合は、家族の好きなデザインや、乗りやすさも取り入れてみてください。
セカンドカーにおすすめの中古車とは
セカンドカーには、普段使いに適したコンパクトな車種がおすすめです。
ここでは、運転のしやすさが魅力のおすすめのコンパクトカーやミニバン、SUVをご紹介します。
アクア

セカンドカーにコンパクトカーをお探しの方には、アクアがおすすめです。
アクアは、2011年12月にデビューして以降、改良されながら10年以上愛されて続けているコンパクトカーです。
都市部で活躍する取り回しの良い5ナンバーサイズで、飽きのこないベーシックなデザインは長く乗り続けたい方に最適です。
また、2021年7月モデルからは、「TNGA(GA‐B)プラットフォーム」を採用しており、ボディの剛性と静粛性、走行安定性などが高められています。
同時に、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車標準装備しており、安全機能が充実している車種をお求めの方にもおすすめです。
さらに、ハイブリッド車のみがラインナップされていることも特徴の一つで、トヨタの持つハイブリッド技術や知識を結集したアクアは、高い燃費性能を発揮します。
ご自身が通勤に使う、家族も使う、細い道を通ることが多い、近い距離を往復するなど、日常の様々なシーンで活躍します。
アクアの良さをより知りたい方は、下記のコラムもチェックしてみてください。
アクアの中古車を探す
シエンタ

セカンドカーとしてミニバンを選ぶのであれば、シエンタがおすすめです。
シエンタは、ファミリー層に愛されるトヨタの最小ミニバンです。
年式やグレードなどによりますが、5~7人乗りが可能で、セカンドカーとして嬉しいコンパクトな5ナンバーサイズに収まっています。
両側にスライドドアが取り付けられていることや、乗り降りのしやすさ、開放的で快適性にこだわった車内空間などが特徴です。
フルモデルチェンジがおこなわれた2022年8月モデルからは、より日本のファミリー層に寄り添って改良が加えられました。
シルエットは四角さと丸みのある愛着のわくデザインで、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車標準装備しています。
フルモデルチェンジ以前のモデルには、車いすのままスロープを乗り降りできるウェルキャブ(福祉車両)仕様車もラインナップがあります。
普段使いで家族を乗せる予定があり、車内の快適さにこだわりがある方や、都市部で運転しやすいコンパクトなミニバンを探している方には、シエンタがおすすめです。
シエンタの良さをより知りたい方は、下記のコラムもチェックしてみてください。
歴代モデルもご紹介!シエンタの中古車を買う時に見るべきポイント
ライズ

セカンドカーにぴったりのSUVを探している方には、ライズがおすすめです。
ライズは、5ナンバーに収まるコンパクトSUVで、狭い道の通りやすさや駐車のしやすさなど、都市部における取り回しの良さが特徴です。
加速もスムーズで俊敏なライズは、走る楽しさが感じられ、ドライブ好きな方に向いています。
また、燃費性能にもこだわられているため、普段使いにも適しており、セカンドカーの維持費が心配という方に向いているでしょう。
SUVらしい迫力のあるデザインと、たっぷりと荷物を積載できる広いラゲージスペースを持っているのも嬉しいポイントです。
2021年11月モデルからは、ドライバーの運転をサポートする予防安全機能「スマートアシスト」が全車標準装備化されており、運転の安全性も高められています。
都市部での普段使いはもちろん、趣味で遠出をする予定がある方や、多くの荷物を積載する予定がある方には、コンパクトでパワフルなSUVのライズがおすすめです。
ライズの良さをより知りたい方は、下記のコラムもチェックしてみてください。
ライズの中古車がなぜおすすめ?人気の理由やスペックを徹底解説
セカンドカー選びの注意点

セカンドカー選びに当たって、注意したい点はさまざまなものがあります。
ここでは、セカンドカーを選ぶ際の注意点について、4つ見ていきましょう。
セカンドカーの購入費と維持費が必要
セカンドカーを購入するには、当然ながら購入費と維持費がかかります。
購入費については、新車ではなく中古車を選ぶことで節約できるでしょう。
一方で維持費は、自動車税(種別割)や、自動車重量税といった税金、ガソリン代や自動車保険料、メンテナンス費用などあります。
それぞれ、下記のような対策をしてみてください。
- ・自動車税(種別割)……排気量が小さい車種を選ぶ
- ・自動車重量税……車両重量が軽い車種を選ぶ
- ・ガソリン代……燃費性能の優れた車種を選ぶ
- ・自動車保険料……セカンドカー割引(複数台割引)を利用する
- ・メンテナンス費用……状態の良い中古車を選ぶ
自動車税(種別割)は車両の排気量、自動車重量税は車両重量に応じて課税されるため、排気量が小さい車種や、車両重量が軽い車種を選ぶことで節約可能です。
ガソリン代は、燃費性能の優れた車種を選ぶことで、自動車保険料は、セカンドカー割引(複数台割引)などを利用することでお得にすることができます。
さらに、購入後にかかるメンテナンス費用が不安な方は、状態の良い中古車を選んでみてください。
消耗部品が交換済みの中古車や、新車に近い状態の「届出(登録)済未使用車」を視野に入れるのがおすすめです。
なお、トヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗では、オイルやワイパーゴムなどの消耗部品交換済みのトヨタ認定中古車を購入できます。
トヨタ認定中古車には修復歴のある中古車はなく、安心して購入頂けるよう約60項目の点検整備項目を設けています。
トヨタ認定中古車についてより詳しくは、こちらをご覧ください。
※消耗部品は、一部交換していない車もございます。詳しくは店舗スタッフまでおたずねください。
駐車スペースも事前に確認する
セカンドカーを購入するうえで必ず確認しておきたいのが駐車スペース です。
ご自宅の駐車場に2台とも保管する場合は、メインカーのボディサイズと購入を検討している車種の全長や全幅を確認し、無理なく駐車ができるかを事前に確認しておきましょう。
2台を停めたうえで無理なく乗り降りができるか、車両の間隔が狭くなる場合は、スライドドア搭載の車の方が乗り降りしやすくおすすめです。
また、ご家族など運転に不慣れな方が使用される場合は、バックガイドモニターや駐車支援機能がついた車を選ぶのもおすすめです。
車のサイズを確認する場合、現行のカタログと実際のサイズが異なる場合があるため、年式に合わせて確認するようにしましょう。
利用頻度を考えて購入する
セカンドカーを最大限活用するためにも、利用の頻度を考えて購入しましょう。
利用頻度が低い場合は、購入した中古車を持て余してしまうことが考えられるためです。
あまり車を利用しないのに購入すれば、維持費だけがかさんでしまいます。
また、ご自身で利便性を感じられなければ、利用頻度が落ちることも考えられるでしょう。
毎日のように使うのか、頻繁に使うなら普段使いに適している車種か、休日のドライブのように趣味に使うのであれば快適性や使い勝手に適した車種かなど、しっかり検討したうえで購入しましょう。
ビジネスで使用する場合は経費計上をおこなう
個人事業主の方などで、セカンドカーの購入目的がビジネスということであれば、経費計上することも検討してみてください。
車の購入費を経費計上できれば、課税の対象として扱われる課税所得が減額できるため、納める税金額を抑える節税効果を見込めます。
経費計上にはさまざまな条件があるため、税理士に相談しながら進めてみましょう。
まとめ

この記事では、セカンドカーとして中古車を購入するメリットや、セカンドカーの選び方、セカンドカーにおすすめの中古車などについて、詳しくご紹介しました。
2台持ちをするメリットは、家族で別々の用途に使えることや、非常時に備えられることなど様々です。
購入を迷っている方も、ぜひ購入費を抑えられる中古車から維持費が節約しやすい車種やコンパクトな車種を検討してみてください。
トヨタモビリティ神奈川が扱う中古車情報は、こちらからご確認頂けます。
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※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。
また、お近くの店舗にご希望の中古車がない場合でも、店舗間の在庫移動による取り寄せが可能です。
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