公開日2026.11.1
普通車と軽自動車の違いとは?長所や短所、選び方のポイント、おすすめの中古車まで
中古車の購入を考えている方の中には、普通自動車(普通車)と軽自動車どちらを選ぶべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
車種選びで悩んでしまう大きな原因は、それぞれのサイズや性能面の違い、そして自分に合ったメリット・デメリットを具体的にイメージしきれていないことにあります。
この記事では、普通車と軽自動車の具体的な違いをはじめ、それぞれの長所・短所、後悔しない選び方のポイントやおすすめの中古車まで分かりやすく解説します。
ご自身のライフスタイルにぴったりの一台を見つける参考にしてみてください。
普通自動車と軽自動車の定義の違い
普通自動車と軽自動車は法律によって明確に定義されており、ボディサイズや排気量などにさまざまな違いがあります。
まず、普通自動車と軽自動車の定義の違いから詳しく説明していきます。
普通自動車の定義とは?
普通自動車は、「道路運送車両法」と「道路交通法」という2つの法律によって定義が異なります。
それぞれの具体的な定義は下記の通りです。
道路運送車両法における定義
道路運送車両法における普通自動車とは、小型自動車(いわゆる5ナンバー車)の規格を超える4輪以上の車です。
具体的には、全長4.7m超、全幅1.7m超、全高2.0m超、総排気量2,000ccのうち、いずれか1つでも超過している車が普通自動車に分類されます。
道路運送車両法による分類は、検査や車検証の登録、区分、自賠責保険などに用いられます。
| 道路運送車両法における定義 | 普通自動車 (4輪以上の小型自動車より大きいもの) |
小型自動車 |
|---|---|---|
| 全長(m) | 4.7m超 | 4.7m以下 |
| 全幅(m) | 1.7m超 | 1.7m以下 |
| 全高(m) | 2.0m超 | 2.0m以下 |
| 総排気量(cc)または定格出力(W) | 2,000cc超 | 660cc超2,000cc以下 |
参考:国土交通省「自動車の種類」
道路交通法における定義
一方で、道路交通法における普通自動車は、大型車や中型車といった他の区分に該当しない車を指します。
具体的には、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満、乗車定員11人未満の車が当てはまります。
道路交通法による分類は、「どの運転免許で乗れるか」や「交通取り締まり・法定速度」などの判断基準として用いられ、主に重量と積載量、乗車定員について定義されています。
なお、道路交通法には小型自動車という区分はありません。
道路運送車両法で小型自動車(5ナンバー)に分類される車であっても、車両総重量や最大積載量の条件を満たしていれば、道路交通法上はすべて普通自動車として扱われます。
| 道路交通法における定義 | 大型自動車 | 中型自動車 | 準中型自動車 | 普通自動車 (他のいずれにも該当しない自動車) |
|---|---|---|---|---|
| 車両総重量(t) | 11t以上 | 7.5t以上 11t未満 |
3.5t以上 7.5t未満 |
3.5t未満 |
| 最大積載量(t) | 6.5t以上 | 4.5t以上 6.5t未満 |
2t以上 4.5t未満 |
2t未満 |
| 乗員定員(人) | 30人以上 | 11人以上 30人未満 |
11人未満 | 11人未満 |
参考:国土交通省「自動車の種類」
軽自動車の定義とは?
軽自動車は、「道路運送車両法」によって定義 されています。
道路運送車両法における3輪以上の軽自動車とは、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、総排気量660cc以下のすべてを満たす車を指します。
一方、道路交通法には軽自動車の定義はなく、道路交通法では軽自動車も普通自動車として扱われます。
そのため、運転免許は普通車と同じ普通自動車免許が必要で、交通ルールや道路標識の制限においても、特段の指定(「軽自動車を除く」等の標識)がない限りは普通自動車と同じ扱いとなります。
| 道路運送車両法における定義 | 軽自動車 |
|---|---|
| 車輪数 | 3輪以上 |
| 全長(m) | 3.4m以下 |
| 全幅(m) | 1.48m以下 |
| 全高(m) | 2.0m以下 |
| 総排気量(cc)または定格出力(W) | 660cc以下 |
参考:国土交通省「自動車の種類」
普通自動車と軽自動車の違いとは?
法的な定義の違いだけでなく、実際の使い勝手や費用面においても、普通自動車と軽自動車にはさまざまな違いが存在します。
ここからは、具体的な違いについて詳しく紹介します。
車両価格
普通自動車と軽自動車の違いとして、まず挙げられるのが車両価格です。
新車価格はもちろん、中古車においても、全体的に軽自動車の方が手の届きやすい価格に設定されていることが多いでしょう。
購入価格が抑えられるため、ローンを組むハードルが低く、価格次第では一括払いが視野に入るという方もいるかもしれません。
初期費用をなるべく抑えたい場合は、普通自動車よりも軽自動車の方が購入しやすいといえるでしょう。
ボディサイズ
ボディサイズも、大きな違いの一つです。
軽自動車は法律上、全長3.4m以下・全幅1.48m以下・全高2.0m以下と厳格にサイズの上限が決められています。
一方、普通自動車(5ナンバーの小型車含む)は軽自動車よりも一回り以上大きく設計されています。
車体がコンパクトな軽自動車は最小回転半径が小さく、小回りが利く点が最大の魅力です。
最近では普通自動車でも取り回しやすい車が多く発売されているものの、住宅街の狭い路地でのすれ違いや、スーパーなどの混雑した駐車場での取り回し・駐車のしやすさは、軽自動車が有利でしょう。
安全性
安全性については、日常的な運転シーンにおいて普通自動車と軽自動車で大きな違いはありません。
現在の軽自動車は、ボディの剛性が高められており、衝突時のエネルギーが分散するよう骨格構造から見直されています。
また、衝突被害軽減ブレーキといった先進安全装備が標準で搭載されていることも多く、基本的な安全性は、普通自動車とそう変わりません。
ただし、衝突時の衝撃を和らげる車体前後のスペースにはサイズの違いが出ます。
軽自動車は規格上、車体の長さが決まっているため、車体の前後に潰れて衝撃を逃がすスペースを大きく取ることが難しくなります。
そのため、高速道路での衝突事故や大型車との接触など、非常に強い衝撃が加わる万が一の事態においては、車体が大きく前後にもゆとりのある普通自動車の方が、乗員を守る空間を確保しやすいと言えます。
走行性能
走行性能については普通自動車と軽自動車で明確な差が現れます。
エンジン排気量の上限が660cc以下と定められている軽自動車に対し、普通自動車は660cc超(1,000cc〜2,000cc以上など)と排気量が大きく設計されているためです。
排気量が大きいほど一度に大きなパワーを生み出せるため、高速道路での合流や追い越し時のスムーズな加速、傾斜のきつい登坂路などでも余裕を持って走行できます。
軽自動車にもターボを搭載してパワーを補ったモデルがありますが、排気量自体が大きい普通自動車の方がレスポンスや静粛性に優れています。
また、車両重量や全幅にゆとりがある普通自動車は、高速走行時の横風にも煽られにくく、優れた走行安定性を発揮します。
長距離ドライブや高速道路を使う機会が多い場合は、普通自動車の方が疲れにくく快適です。
維持費
維持費(ランニングコスト)に関しても、普通自動車と軽自動車では大きな差が出ます。
代表的な維持費の項目としては、主に以下の6つが挙げられます。
- ・自動車税、軽自動車税
- ・自動車重量税
- ・自賠責保険料
- ・車検費用
- ・燃費性能
- ・高速道路の料金
自動車税、軽自動車税
自動車税は、軽自動車と普通自動車で税額の決まり方が異なります。
軽自動車の場合、軽自動車税は排気量に関わらず、自家用乗用車であれば一律10,800円/年です。
普通自動車は、自動車税はエンジンの排気量によって細かく区分されており、排気量が大きくなるほど税額が高くなります。
また、令和元年(2019年)10月1日以降に初回登録された車両かどうかによっても税率が異なります。
一般的な自家用乗用車の場合、年間で約25,000円〜110,000円と排気量に応じた税金がかかるため、最も排気量が小さいコンパクトカーと比較しても、軽自動車の方が年間で約14,200円以上抑えられます。
| 総排気量 乗用車(3、5または7ナンバー) |
営業用(緑ナンバー) | 自家用(白ナンバー) 令和元年10月1日以後初回新規登録 |
自家用(白ナンバー) 令和元年9月30日以前初回新規登録 |
|---|---|---|---|
| 電気自動車 | 7,500円 | 25,000円 | 29,500円 |
| 1リットル以下 | 7,500円 | 25,000円 | 29,500円 |
| 1リットル超~1.5リットル以下 | 8,500円 | 30,500円 | 34,500円 |
| 1.5リットル超~2リットル以下 | 9,500円 | 36,000円 | 39,500円 |
| 2リットル超~2.5リットル以下 | 13,800円 | 43,500円 | 45,000円 |
| 2.5リットル超~3リットル以下 | 15,700円 | 50,000円 | 51,000円 |
| 3リットル超~3.5リットル以下 | 17,900円 | 57,000円 | 58,000円 |
| 3.5リットル超~4リットル以下 | 20,500円 | 65,500円 | 66,500円 |
| 4リットル超~4.5リットル以下 | 23,600円 | 75,500円 | 76,500円 |
| 4.5リットル超~6リットル以下 | 27,200円 | 87,000円 | 88,000円 |
| 6リットル超 | 40,700円 | 110,000円 | 111,000円 |
※自動車税グリーン化特例の適用を受けない自動車の税率の抜粋
参考:東京都主税局「自動車税|自動車と税金」
自動車重量税
車検時に支払う自動車重量税も、普通自動車と軽自動車で仕組みが異なります。
軽自動車の重量税は、車両重量に関わらず定額に設定されています。
一方で、普通自動車は車両重量0.5トンごとに税額が上がっていく仕組みで、車体が重く大きいモデルほど税金が高くなります。
| 車両重量/区分 | エコカー | エコカー (本則税率) |
エコカー以外 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 右以外 | 13年経過 | 18年経過 | |||
| 0.5トン以下 | 免税 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
| ~1 | 免税 | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
| ~1.5 | 免税 | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
| ~2 | 免税 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
| ~2.5 | 免税 | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
| ~3 | 免税 | 30,000円 | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
参考:国土交通省「2026年5月1日からの自動車重量税の税額表」
自賠責保険料
すべての車に加入が義務付けられている自賠責保険料は、 普通自動車と軽自動車で僅かな違いがあります。
2年(24ヶ月)契約で比較しても数百円程度の差であるため、維持費全体に与える影響はそれほど大きくありません。
なお、下記の表は2026年11月1日以降に保険期間が開始する場合の金額です。
| 契約期間 | 12ヶ月 | 13ヶ月 | 24ヶ月 | 25ヶ月 | 36ヶ月 | 37ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 普通自動車保険料 (自家用乗用自動車) |
12,250円 | 12,770円 | 18,560円 | 19,070円 | 24,690円 | 25,180円 |
| 軽自動車保険料 (検査対象車) |
12,300円 | 12,830円 | 18,660円 | 19,170円 | 24,830円 | 25,330円 |
参考:損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率表_2026年4月30日届出」
車検費用
車検費用も、普通自動車と軽自動車で違いが表れます。
車検費用は車検を受ける場所でも変わりますが、トヨタモビリティ神奈川の中古車取扱店舗では、下記の料金で承っています。
| 分類 | クラス | 基本料金 | 法定費用 | 合計額 |
|---|---|---|---|---|
| 普通自動車 | Sクラス | 50,600円 | 44,100円 | 94,700円 |
| Mクラス | 54,560円 | 44,100円 | 98,660円 | |
| Lクラス | 57,200円 | 52,300円 | 109,500円 | |
| Xクラス | 59,840円 | 60,500円 | 120,340円 | |
| XLクラス | 63,800円 | 60,500円 | 124,300円 | |
| 軽自動車 | ― | 47,960円 | 25,990円 | 73,950円 |
(※1)トヨタモビリティ神奈川の「車検・定期点検」より抜粋した、2026年1月現在の表示価格で、予告なく変更することがございます。
(※2)車種や年式、グレードや保険料、オプションの装着状況、あるいは税制改正などにより、料金に違いが表れることがあります。
(※3)国産車に限らせて頂きます(車種により一部対応できない場合がございます)。
(※4)法定費用には、自動車重量税や自賠責保険料が含まれます。
燃費性能
燃費性能の面で見ると、一般的に普通自動車のハイブリッド車が優れています。
ハイブリッドシステムは、大きく分けてマイルドハイブリッドとストロングハイブリッドという2つに分類されます。
ストロングハイブリッドはモーターのみでのEV走行が可能で、燃費性能が非常に高いのが特徴です。
システムが大きくコストがかかるため、主に普通自動車に搭載されています。
一方、マイルドハイブリッドはエンジン走行をモーターが補助する仕組みです。
軽量かつコンパクトなため、軽自動車にも広く採用されています。
ストロングハイブリッドは、価格やボディサイズなどの制限があり、普通自動車にしか搭載できないため、燃費性能を比較すると、ストロングハイブリッドを搭載した普通自動車が最も優れています。
次に、マイルドハイブリッドを搭載した普通自動車と軽自動車がほぼ同等で、その後に軽自動車のガソリン車、普通自動車のガソリン車と続くのが一般的な傾向です。
このように、長距離走行や高速道路での利用が多い場合は、軽自動車よりも普通自動車のハイブリッド車を選んだ方が燃料代を安く抑えられるケースがあります。
高速道路の料金
高速道路の料金も、普通自動車と軽自動車で異なります。
軽自動車の高速道路料金は、普通自動車の概ね約8割に設定されています。
区間ごとの特別料金やETCの各種割引、走行距離によって実際の支払額は変動しますが、基本的には軽自動車の方が安く利用可能です。
遠出や高速道路を使ったドライブが多い方にとっては、手軽に交通費を抑えられる嬉しいメリットと言えます。
車内空間の広さ、乗車定員
車内の広さや乗車定員も、選ぶうえで大きなポイントです。
近年の軽自動車は室内を高く広く見せる工夫が凝らされていますが、規格上のボディサイズに制限があるため、車幅や荷室の奥行きを含めた全体的な車内空間のゆとりは普通自動車の方が優れています。
また、法律上の乗車定員にも明確な違いがあります。
軽自動車はどのモデルで乗車定員は最大4名までですが、普通自動車の乗車定員は5名~8名など、多くの人を乗せることができます。
また、軽自動車は乗車定員ギリギリの4人で乗ると後席のスペースが狭く感じやすく、積み込める荷物も限られてしまうため、5人以上で乗る機会がある方や、家族・友人と余裕を持ってドライブしたい方は普通自動車を選ぶ方がおすすめです。
ナンバープレートの色
外観上の分かりやすい違いとして、ナンバープレートの色が挙げられます。
自家用と事業用といった用途でも色が分かれており、基本的な区分は以下の通りです。
| 区分 | 自家用 | 事業用 |
|---|---|---|
| 普通自動車 | 地色が白、文字色は緑 | 地色が緑、文字色は白 |
| 軽自動車 | 地色が黄色、文字色は黒 | 地色が黒、文字色は黄色 |
なお、全国ご当地図柄入りナンバープレートなどを申し込むことで、軽自動車でも白基調のナンバープレートを装着できます。
ただし、全く同じデザインになるわけではなく、自家用軽自動車の図柄入りナンバーには外枠に黄色いフレームが付くため、一目で軽自動車だと判別できるようになっています。
なお、図柄入りのナンバープレートは、事業用軽自動車には取り付けられません。
普通自動車と軽自動車それぞれの長所と短所
ここまでの特徴を踏まえて普通自動車と軽自動車を比較すると、双方における長所と短所がより明確になります。
普通自動車のメリットとデメリット
普通自動車のメリットとデメリットをまとめると、下記の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット |
|
| デメリット |
|
普通自動車最大の魅力は、走行性能と室内快適性の高さにあります。
エンジンパワーに余裕があるため、高速道路や急な坂道でもスムーズに加速でき、長距離ドライブでも疲れにくいのが特徴です。
また、5人以上で乗車できる広々とした室内と、静粛性の高さも魅力と言えます。
さらに、万が一の事故時に衝撃を和らげる車体のスペース構造が大きいため、安全面での安心感にも優れています。
コンパクトカーからSUV、ミニバンまで、用途に合わせて豊富なラインナップから選べる点もメリットです。
一方で、軽自動車に比べると車両価格や自動車税・重量税などの維持費が高くなる傾向があります。
また、車体が大きい車種では狭い路地での取り回しや駐車に気を遣うほか、全高の高いSUVやミニバンは立体駐車場の高さ制限に引っかかる場合がある点に注意が必要です。
軽自動車のメリットとデメリット
軽自動車の主なメリットとデメリットは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット |
|
| デメリット |
|
軽自動車は、初期費用も維持費も節約しやすい点が魅力です。
特に、軽自動車税や重量税などの税金負担が軽く、ハイブリッド車であれば燃料代も節約できます。
また、コンパクトなボディサイズで狭い住宅街や対向車とのすれ違いもスムーズに行えるうえ、最小回転半径が小さいため混雑した駐車場でも楽に切り返しや駐車が可能です。
一方で、乗車定員は4人までのため、5人以上で移動する機会がある方やたくさんの荷物を積みたいと考えている方は選択肢から外れてしまうでしょう。
また、排気量が660cc以下に制限されているため、高速道路の合流や急な坂道などではパワー不足を感じやすいでしょう。
車体が軽く全高が高いモデルでは高速走行時に横風で煽られやすい点や、普通自動車に比べると室内への静粛性が劣る点も考慮しておきたいデメリットです。
安全装備自体は進化しているものの、車体前後の衝撃吸収スペースが限られているため、万が一の大きな衝突事故における保護性能面で不安を感じる方もいるかもしれません。
普通自動車と軽自動車どちらを選ぶべき?選び方のポイント
普通自動車と軽自動車のどちらを選ぶべきか迷った場合は、以下の4つのポイントで優先順位を整理してみるのがおすすめです。
ご自身が何を重視したいのかをクリアにすることで、ぴったりの選択肢が見えてきます。
- ・初期費用、維持費
- ・よく通る道、移動距離
- ・乗車定員、快適性
- ・車の主な用途
初期費用、維持費
初期費用や維持費の安さを重視している方は、軽自動車がおすすめです。
軽自動車は車両価格がお手頃なだけでなく、毎年の自動車税や車検時の重量税費用なども低く抑えられます。
運転に慣れていない初心者の方でも気軽にカーライフをスタートしやすい選択肢です。
「維持費は抑えたいけれど、走行性能や車内の広さから普通自動車を選びたい」という方は、排気量や車両重量が小さく税金が安めに設定されているコンパクトカーを選択肢に入れて検討してみると良いでしょう。
なお、中古車を検討する際には、年式が古い車(低年式車)や走行距離が多い車を選べば、さらに購入予算(初期費用)を安く抑えることができます。
よく通る道、移動距離
日頃よく運転する道路の状況や、一回の移動距離によっても適した車は変わります。
住宅街など路地を通ることが多く、自宅や出先での駐車スペースが限られている場合は、小回りが利く軽自動車が便利です。
近場での街乗り中心で、ストップアンドゴーが多い走行環境が中心であれば、軽自動車で快適に移動できます。
一方、幹線道路や高速道路を使う機会がある方や、坂道を頻繁に通る方、長距離移動が多い方であれば、普通自動車がおすすめです。
エンジンパワーにゆとりがあるため力強く加速でき、車体の安定感もあるため長時間の運転でも疲れにくくなります。
乗車定員、快適性
家族や友人など「誰をどれくらいの頻度で乗せるか」も重要な判断基準です 。
主に自分ひとりでの通勤や買い物が中心で、たまに誰かを乗せる程度であれば、4人乗りの軽自動車でも不便を感じる場面は少ないでしょう。
一方、お子様の送迎やご両親・友人を含めて複数人で出かける機会がある方には、乗車定員が5名以上ある普通自動車がおすすめです。
軽自動車は法律上の乗車定員が最大4名までですが、実際に大人3〜4名で乗ると、後席や荷物スペースが窮屈に感じられやすくなります。
さらに車体が重くなるぶん、加速時のパワー不足やエンジンの駆動音が気になりがちです。
一方、普通自動車であれば、3人以上で乗っても車内空間にゆとりがあり、静粛性やシートのクッション性にも優れています。
同乗者も含めて長時間の移動を快適に過ごしたいのであれば、普通自動車を選ぶと良いでしょう。
車の主な用途
車をどのように使いたいかによっても最適な車種が変わります。
例えば、大きな荷物をたくさん積んでキャンプや釣りなどのアウトドアに出かけたい方や、荷物が多くなりがちなファミリー層の方は、室内・荷室が広いSUVやステーションワゴンといった普通自動車が幅広く活躍します。
日常の送迎や通勤がメインならコンパクトカー、家族でのお出かけ用ならミニバンといったように、普通自動車はボディタイプの選択肢が豊富なため、自分の用途に細かくマッチした車を見つけやすいのが魅力です。
毎日の通勤や買い物、子供の送り迎えなど、日常の身近な移動がメインの方には軽自動車もおすすめです。
また、近年はアウトドア向けに特化したモデルも増えており、ソロキャンプや2人程度でのライトなアウトドアであれば軽自動車でも十分に楽しめます。
普通自動車と軽自動車の中でおすすめの中古車は?
ここからは、中古車市場でも特に人気が高くおすすめしたいモデルとして、トヨタの車種をご紹介します。
車選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アクア(普通自動車 / コンパクトカー)
アクアは、2011年に登場したトヨタを代表するハイブリッド専用のコンパクトカーです。
最大の魅力はトップクラスの燃費性能と購入しやすい価格帯の両立にあります。
静粛性や安全性能も高く、普段の街乗りから遠出までコストを抑えて快適に走りたい方にぴったりです。
2代目モデルではバイポーラ型ニッケル水素電池が採用され、より滑らかで力強い加速や、電気のみで走行可能なシーンの拡大などが図られました(一部グレードを除く)。
なお、2025年の一部改良で外装の意匠変更が行われているため、中古車を探す際は年式ごとのデザインの違いをチェックして好みのスタイルのモデルを選ぶのがポイントです。
アクアの中古車情報
ヤリス(普通自動車 / コンパクトカー)
ヤリスは、かつて日本国内で「ヴィッツ」の名称で親しまれ、2020年のフルモデルチェンジを機に改名されたコンパクトカーです。
アクアと同じくコンパクトカーに分類されますが、ヤリスの方がよりコンパクトで最小回転半径も小さいため、狭い道や駐車場でも扱いやすいのが特徴です。
ハイブリッド車だけでなくガソリン車、AT車やMT車などの豊富なラインナップから予算や用途に応じて選択しやすい点が魅力です。
また、走行性能が高く、きびきびとした軽快な走りを楽しめる点も魅力と言えます。
ヤリスの中古車情報
ヤリスクロス(普通自動車 / コンパクトSUV)
ヤリスクロスは、2020年に登場したヤリスシリーズの都市型コンパクトSUVです。
街乗りしやすいコンパクトなボディサイズながら、SUVならではの広い荷室容量を備えています。
デッキボードの位置を調整することで背の高い荷物も積みやすく、荷物が多くなりがちなアウトドアやスポーツシーンでも大活躍します。
しかし、コンパクトでありながらも、SUVらしくラゲージスペースは大容量です。
ハイブリッド車とガソリン車が選べるほか、悪路や雪道での走行安定性を高める4WDモデルも充実しているのが強みです。
小回りの利くサイズ感や荷物の積みやすさ、優れた悪路走破性を兼ね備えており、普段使いからアウトドアまで幅広く楽しみたい方におすすめです。
ヤリスクロスの中古車情報
シエンタ(普通自動車 / ミニバン)
シエンタは、2003年に登場した、5ナンバーサイズのコンパクトミニバンです。
最大の特徴は、扱いやすいコンパクトなサイズでありながら、5名〜7名がしっかり乗れる広い室内空間を備えている点です。
(※乗車定員はグレード、年式などによって違いがあります。)
乗り降りがしやすい低床設計と両側スライドドアを採用しているため、小さなお子様やお年寄りがいるご家庭でも安心して利用できます。
シートアレンジによって大きな荷物も楽に積み込めるため、買い物から家族旅行までマルチに活躍します。
低床設計でもあるため、子供やお年寄りが乗りやすい、荷物を載せやすいという特徴もあります。
シエンタは、ファミリー層向けの使い勝手が良いミニバンを探している方におすすめです。
シエンタの中古車情報
ピクシスエポック(軽自動車)
ピクシスエポックは、2012年に登場した軽自動車です。
ダイハツが製造しているOEM供給車で、日常の足という軽自動車の原点に立ち返り、トップクラスの低価格と優れた燃費性能を徹底的に追求して作られています。
低燃費や低価格が追及されており、外観デザインはシンプルで、飽きることなく普段使いしやすいのが魅力です。
2017年5月モデルからは、先進安全装備の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が搭載され、安全性も高められています。
購入費用や維持費を最小限に抑えたい方や、通勤・お買い物用のセカンドカーを探している方におすすめの中古車です。
ピクシスエポックの中古車情報
車の維持費を抑える工夫
普通自動車と軽自動車を比較した際、特に違いが大きいのは維持費です。
中古車を選べば、購入時の初期費用は安く抑えられますが、税金や保険料、燃料代などの維持費自体は新車と大きく変わりません。
「乗り心地や広さの面から普通自動車を選びたいけれど、毎月の維持費が気になる」という方は、以下の工夫を取り入れることでコストを無理なく削減できます。
- ・月極駐車場を比較して探す
- ・任意保険の内容を定期的に見直す
- ・エコドライブ(丁寧な運転)を心がける
- ・燃費性能に優れた車種を選ぶ
- ・日頃のセルフメンテナンスを行う
自宅に駐車場がない場合は、周辺にある月極駐車場の料金をしっかり比較しましょう。
数十メートル離れた場所や舗装状況の違いにより、周辺相場より手頃な駐車場が見つかるケースがあります。
任意保険は、現在のライフスタイルやドライバーの年齢条件、補償範囲を定期的に見直すことが大切です。
特約を整理したり、走行距離に応じたプランを選んだりするだけで、保険料を大きく節約できる場合があります。
また、急発進や急ブレーキなどの荒い運転は、ガソリンを無駄に消費するだけでなく、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品を早める原因になります。
車間距離にゆとりを持ち、穏やかな加速と早めの減速を意識するだけで、燃料代と整備費用の双方を抑えられます。
車の利用頻度が高い方は、ハイブリッド車のように燃費性能の高い車種を選ぶことも検討しましょう。
さらには、タイヤの空気圧チェックやエンジンオイルの定期的な確認など、簡単なメンテナンスを継続することで、燃費の悪化を防げます。
トヨタモビリティ神奈川では、年6回、会員制の無料WAX洗車を実施しています。
このように、アフターサービスが充実している販売店を選ぶことは、維持費の節約だけでなく快適なカーライフを送るうえでも重要なポイントです。
まとめ
この記事では、普通自動車と軽自動車の違いをはじめ、それぞれのメリットやデメリット、選び方のポイントやおすすめの車種をご紹介しました。
普通自動車と軽自動車は法律上の定義が異なるため、初期費用や維持費などのコスト面はもちろん、車内空間の広さ、乗車定員、走行性能といった実用面でも明確な差があります。
上記のポイントを押さえて、普通自動車と軽自動車、よりご自身に合っている方を選んでみてください。
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トヨタの中古車情報(トヨタ認定中古車)|トヨタモビリティ神奈川
※在庫車の状況は日々変動します。予めご了承ください。
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